唐突ですが、キン肉マン。
連載が始まった時になんとつまらん漫画かと感じた記憶があります。
最初期のギャグマンガとも言えないドタバタ期ですが。
ウルトラマン辺りをモチーフにして、それを全く活かせてないという。
当時、まだ無名だった竹内義和氏も同様の論調を持って、同人誌でこき下ろしていた記憶があります。
その後、プロレス路線になってヒットしても、個人的には読むに耐えず、あまり見ていません。
これだけ好きなプロットなのになぜ?という感じですね。
大ブレイクして「キン消し」なども大流行しました。
その当時は気にならなかったのですが、最近でも、各種グッズになったりキャラクターがあちこちに露出してますよね。
これらの主要キャラクターは主役のキン肉マンはさすがに除き、読者からのデザイン公募だったと思います。
採用された読者になんらかのお礼はあったのでしょうが、これだけ莫大な利益を産んでおきながら、その後何もなし・・・なんでしょうか。
もちろん、その後膨らませてマネタイズに成功したのはのはゆでたまご(ていうか編集者?)であることは紛れもない事実です。
しかし、原作元ネタというのはそれほどないがしろにされて良いものではありません。
おそらく当時、契約の類などなにもなかったと思います。
「およげたいやきくん!」「いっぽんでもニンジン」なども売り切り契約なので、その後メガヒットとなっても、子門真人やなぎら健壱にはまったく金銭支払はなかったと聞きます。
彼らはプロなので、それを見越した契約をすべきだったので仕方ないでしょう。
それは当然です。
然るに、キン肉マンの読者は(多分)お小遣いから少年ジャンプを買っている子供です。
子供から元ネタを募集して、利益を上げているプロ漫画家及び出版社ってどうなんでしょうか。
寡聞にしてこの件に関して元ネタ提供者に対する、なんらかの手当が補償されているならば、ごめんなさいですが。
☆☆
そもそも、余程の才能がない限り、終わりを想定せずに創作する「売らんかな的」物語はホントに見苦しいですね。
物語(漫画)は、終わり方が最も重要という意見も聞きます。
比較するのもはばかられますが、「ゴルゴ13」は一話完結にも関わらず、とっくの昔にそのラストのアイデアはスタジオの金庫に入っているそうです。
「キン肉マン」未だにその魅力の理解できない作品であります。
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