「HATARI!」やっぱりかっこいい、西部の大男


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 「HTARI!」を観ました。
「子象の行進」でも有名な映画ですね。確か「HATARI!」というのは
マサイ族の言葉で「危ない!」という意味だったと思います。
 確かに危ないシーンはたくさんありました。ジープとロープだけで
アフリカの野生動物達を捕獲する男達が主役です。
多分、彼らは保険の加入は難しいだろうと思われます。
 主演はジョン・ウェイン。西部劇のヒーロー。アフリカのサバンナにも
良く似合いますね。彼ならアフリカ象でも押さえ込むかもしれないと思わせる
説得力があります。
 大男を強調するためか、共演者が露骨に小さいように思われました。
何故か女優は大きいんですが。
 「エルダー兄弟」では、大道具小道具セット一式サイズを小さく作った
らしいですね。かなり昔の記憶ですが、この映画ではジョンウェインも
(わざと?)動作が緩慢で、アンドレ・ザ・ジャイアントを見ているようでした。
 逆三角形の筋トレマッチョばかり見飽きていたので、お腹にいろんなものを
包括したような西部の大男は、憧れたアメリカの象徴です。
 日本に三船敏郎がいないように、ハリウッドにもジョン・ウェインはいません
ねえ。
 圧巻は動物の捕獲シーン。
シマウマやキリンの群れと数台の自動車が併走して、投げ縄等で捕獲します。
すっごい迫力!映画館でみたら、よりいっそう大迫力でしょう。こんなシーンは
今では撮影することはほぼ不可能だと思われます。
 「ジュラシック・パーク」がこの映画のオマージュであると思われるシーン
なのですが、おしむらくは逆に「HATARI!」のこのシーンがどうしてもCGに
見えてしまうのです!!

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