映画レビュー:「バジュランギおじさんと、小さな迷子」 ひたすらかわいい!


バジュランギおじさんと、小さな迷子
オフィシャルサイトより加工転載

ここのところ、インド映画を観る確率が高い。
別に故意に選んでいるわけではないのですが、公開されるラインナップに惹かれる作品が多いのだと思う。

しかし、「バーフバリ」「ガンジスに還る」と必ずしも満足度の高いものではありませんでした。

今回は当たりです。

不勉強で内容をよく知らないのですが印パ戦争を下敷きにしています。
非常に根の深い深刻な内容をお馬鹿なコメディに仕立て上げた快作です。

さらにロードムービーの要素もあります。

しかし、なんと言ってもこの映画の主役はムンニー(シャヒーダー)を演じた子役の可愛さ。もう、奇跡の可愛さです。
特に唖者を演じており、肯定を伝える際の手を上げて何度も頷くところが最高に可愛い!
よく、子供と動物には勝てないと俳優が言いますが、そのとおりですね。


インド(ヒンドゥー)・パキスタン(イスラム)の宗教対立。
そしてインドの根深いカースト制度。貧困問題。

これらを包括して、物語は進みます。

しかし、そこはインド映画なんで、随所に歌と踊りが盛大に繰り広げられます。
この内容でそれは必要なのかな?ま、必要なんでしょう。インド映画だし。

関係ない話。
前から思ってるんですが、マサラムービーって、昔の市川右太衛門の「旗本退屈男」のシリーズに似てますね。とことんエンタメで歌と踊りがあって、細かいことは気にしないご都合主義ってところが。


お話は、

喋れない障害を治してもらえるよう祈るため、パキスタンから母親とインドに来た6歳の少女がインドの国境で母親とはぐれしまいます。

そしてインドの正直だけが取り柄の青年と出会い、青年は少女をなんとかしてパキスタンの親元に返してやろうと二人で旅に出ます。
途中、これも正義感の強いTVレポーターの青年との三人旅になり、珍道中を繰り広げつつ・・。

最後はやっぱりそうくるかという感動のフィナーレです。

2時間半を超える映画ですが、飽きさせず惹きつける展開演出と絵力は素晴らしく、観客も選びません。

★★★★★

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