結構、酷評されているようですが、予告編を見るかぎり、内容的には大同小異かなと思います。
主演の武田梨奈、最初は微妙かと思ったのですが、かなりカワイイです。
それと妹役の飛松陽菜、この当時、まだ13歳ということですが、アクションはすばらしい。
見ようによっては、ちょっとスンヨンにも見えるし、安田美沙子にも似てる・・・かな。
二人の擬闘はすごいと思います。
ちなみにボクは昔(JAC=ジャパン・アクション・クラブ全盛時)アルバイトで仮面ライダーショー(の悪役)をやってたので、少しはわかります。
けど、その擬闘(アクション)を見せるだけの映画になってしまってる感じ。
監督はアクション映画命の人らしい。
こだわりでワイヤーアクションはやらないとか。
まあ、確かに、最近の(あんまり、観てないけど)香港映画はあまりにも使いすぎな気もします。
それはともかく、台本・ストーリーがどうにかならんかったんでしょうかね。
テレビでももう少しひねるなりなんなりすると思うんですけどね。
それとも確信犯?
ひとことで言うと、アクションの見本市っていう感じ。
同様の映画でタイの「マッハ!」ってありましたけど、こちらのほうがストーリー的にはいろいろと良かった。
はっきり言って、本作は映画研究会が作ったレベル。
大体、この手の映画には、バイプレイヤーで「あの人は今」的だったり、演技しっかり、ええ仕事しまっせ的なネームバリューのある俳優が一人二人出てたりするもんなんですが、見事に誰も出てませんね。
昔の東映映画やVシネだと、大滝秀治とか大杉漣とか出て締めてくれるんですがね。
予算の関係なのか、そういうポリシーなのか。
せめて、もう一人インパクトのあるラスボスが観たかった。
綺麗で迫力があって、カワイイ擬闘・アクションが観たければオススメ。