読書レビュー:人の心は歩く早さがちょうどいい


先日、酒井雄哉師の説教というか、講演を聴きにいってきました。この本を読んで、同じような印象です。

非常に平易な言葉です。特に目からウロコという内容のものではありません。
ただ、同じ事を言っても話す人によってこれだけ聴き手に与える影響が違うのかということです。

元々は高倉健さんのエッセイで存在を知ったのです。

あの健さんが心服するのだから、すごいひとに違いない。(実際には健さとそれほど年齢差はないんですよね)

比叡山で行われる千日回峰行という荒行を二回も満行したということです。比較するのもなんですが、寛平ちゃんがアースマラソンを二回やるかというと、やらないと思います。

これを何遂げたのは延暦寺の歴史の中でも3人だけだとか。しかも、酒井雄哉大阿闍梨はこれを最高齢で成し遂げています。

実際にお会いして、その小さな体から感じるエネルギーをいうのは尋常ではありません。

で、様々な商売を経て、いろんなことを経験した上での出家得度。荒行満行。

その口から出てくるお言葉ですので、説得力が違います。

すごくやさしい語り口ですが、やはりそのバックには実社会においても行の中でも生死をかけた厳しさが滲み出てきます。なんか、素直になれるんですね。

未だに信仰心などもてない自分ではありますが、素直に傾聴することはできるんだなあと・・・思います。

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