池田市の駅周辺は非常に整備されてきれいです。
栄通り商店街のあたりは落語みゅーじあむと呉服座で、すっかり大衆芸能押し。
あちらこちらに落語と大衆演劇のポスターが貼ってあります。
その落語みゅーじあむの隣で呉服座の斜め向かいにあるのが、標題の嘉づ家。
呉服屋さんの古い家を改築したようで、表に「ラーメン」の幟が出てないと、ラーメン屋には見えません。
結構開店して長いと思いますが、あまり好みのラーメンぽくないように思って、行きませんでした。

表もキレイなんですが、店内がさらに美しい。
カウンターとテーブル席が数席。それと座敷まであります。
いわゆるラーメン屋然としてところが全くない。ましてやギトギト感など皆無。
オーソドックスな醤油ラーメンを注文。
思いの外早く出てきました。
厨房の中には結講年配の男性が二人ほど。
よくある野望に燃えた若いお兄ちゃんのラーメン屋でないと。
ラーメン屋さんではない料理人だったのでしょうか。

細打ちストレート麺です。
スープを一口。
最近、多いですが、蕎麦か?と思えるような和風魚介スープです。
あっさりした中にしっかりと醤油のコクが。
刻み葱とは別に白ネギのみじん切りのようなものが乗っていて、これが旨い。
チャーシューもかなり旨いです。ポスターが貼ってあったので、沖縄のアグー豚でしょうか。
メンマが少し惜しい感じ。水っぽくて大味かな。
やはり、今まで食った中で最高のメンマは十三のよかにせですかな。
接客も含めて、全体的に満足の一杯でした。
ただ、もう少し温度が高ければと思います。
今度は塩ラーメンにチャレンジかな。つけ麺もアピールしてました。
★★★★☆