信じるものは救われない


 信じるものは救われない  内藤 誼人 (著)
 最近読んだ本であまりにもくだらなかったので、勢いでアマゾンのレビューに投稿したのですが掲載されるかどうか分からないので、こちらにも再録しておきます。売りにいったら誰かが読むので、ゴミ箱にすてます。これぞ、資源の無駄遣い図書。
 この著者の本 について、パワープレイに関する本は非常に
楽しく読めた。具体的な実践面のみに絞って書いてあるからだ
ろうか。
 しかし、この本に関して著者の「性悪説」の定義そのものが
あまりにも幼稚である。タイトルから、ある程度逆説的な含蓄
のある内容なのかと思っていたら、前書きの部分で底が知れて
しまった。実は最初の数十ページを読んで莫迦らしくなり、あ
とは最後までかなりとばし読みをしてしまった。本代より時間
がもったいないので。
 最初から期待しなければ落胆することもない。そんなことは
分かり切ったことだ。長く人間をやっていれば、自分で商売を
やっていれば、裏切られる、騙される。そのたびに心理的にも
物理的にも傷つく。だからなんなのだ。この著者はそんなに傷
つくことが怖いのだろうか。
 もちろん、他人に騙されてはけない。そんなことは危機管理
の問題だ。
 この著者は浅はかな処世術を性悪説信奉としているらしいが
、まさか、そのまま最後まで本を一冊書くとは思わなかった。
 彼は失恋を何回したのだろうか。明らかな高嶺の花には、振
られることが怖くて、告白もできないのかもしれない。
 あるいは、マラソンをしたことはあるのだろうか。何度も苦
しさの山が来て、それを乗り越えれば心地よさと達成感が得ら
れる。やってみるまで、そんなことは想像もできない。リスク
を負うことがそんなにいけないことなのか。
 肝心なのは傷つくことをおそれず、又それを乗り越える強さ
ではないのか?
 これほど説得力のない本も初めてだ。そして一つ、ポイント
をあげる。他者に期待しないのはいいだろう。しかし、周りへ
の気遣いはあるのだろうか。もし、あるのならば、このような
結論には達しないと思うのだが。他の人のレビューにもあった
が、読んでいて、志の低さのみ感じる本だ。
 一言でいって、本当に底の浅い本である。
 今の社会、人生経験が浅く、又打たれ弱い若い人には読んで
ほしくない一冊だ。
 ただ、この脱力系のイラストレーターは好きなのだが…。
 


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