まあ、好意的に見れば、重要なところともう一度復習という感じでしょうか。
今回はiPad版で購入。すぐ読めます。
まず、南雲先生の本を読む以前から、現在の日本人は(アメリカ人と比べればかなりマシだろうが)カロリー摂取多すぎ=食い過ぎと思ってました。
自分は最近は一食500kcal以下を目安に食べています。
これは外食するには困るレベルです。
にもかかわらず、南雲先生はここ10年、一日一食だそうな。ほんなまかいな、というのが正直な感想でした。
どうやらマジらしい。
これらの本について、大筋では同意できます。
基本、常に飢餓状態でいろと。
私もそう思います。そうすれば、本来人間の持っている能力が最大限に生かされる。
今回の本で目からウロコ的なポイントが2つほど。
◆朝食抜きでもオーケー。
◆体が求めてもいないのに(或いは求めていても)必要以上に水を飲む必要はない。
私は何が何でも朝食は摂る主義でした。
でなきゃ、一日力がでないやんと。
しかし、そうですね。
蒸気機関車じゃあるまいし、食ったもんがすぐにエネルギーになるわけでもない。
溜め込んだ脂肪で十分じゃない。
水も沢山(1日2Lとか)飲んだほういい、というのなんとなく信じてました。
血圧が高めなもんで、できるだけ水分で血液をサラサラにするために。
これも冷静に考えれば、飲んだ水がすぐに血液濃度に影響してるようじゃ腎臓機能障害だと。
その他の多くの重要なポイントは、この本を読んでください。
一点、前著から引き続き納得できないこと。
運動に関して。
ウォーキングが健康には一番良い、というのはわかります。ハードなスポーツは心臓に負担をかけるという主旨。
しかし、日常的に健康云々じゃなくてスポーツを習慣的に行なっている中高年も多くいます。
かく言う私も、ランニングやウェイトトレーニングなど。これは南雲先生の主張、若さ=グッドルッキングを維持・発展させるにも必要だと思いますし。
健康のためだけではなく、純粋に運動・スポーツを楽しんでいるわけです。
ランナーズ・ハイまではいかなくても、走っている時は苦しいだけではない。それ自体が快感である。アドレナリンやセロトニンなどが分泌されているはずです。
そしてその幸福感は走り終わったあとも持続されます。
これは十分に人生の目的そのものではないのか。
運動を快適に続けるためには、一日一食では多分無理でしょう。
特に長距離走では、走っている最中にガソリン切れになって、摂食する必要もあります。
これは特殊な例かもしれません。
結果、今のところ、この本に書かれていることは、8割方実行してもいいかなと思っています。
これはこの本に限ったことではなく、各自、自分にあった取り入れ方で実践していけばいいのではないかと考えます。
しかし、繰り返しますが、逆にいうと、8割方は実践する価値があるということです。
ゴボウ茶もずっと飲んでいて、非常に快調ですし。
多分、ボクは1日2色かな・・・。とりあえず。