読書レビュー:死ねばいいのに   諸手を上げてオススします!


なんというか、びっくりしました。超オススメ!!

なんだこりゃ。

面白い。おもしろい。怖い。悲しい。

こんな展開あるんだろうか。ジャンルは何だ?
ミステリー?サスペンス?ホラー? 初体験、新感覚。

それほどの作品数を読んでいるわけじゃないけど、京極夏彦の作品のなかでは一番面白かった。

ていうか、ここ最近の小説のなかでは最高の興奮を与えてくれました。

ほとんどがセリフのやり取りで、法廷劇の様に進んでいきますが、なんという緊張感。ぐんぐん惹きつけられます。

優れたフィクションはノンフィクションの深層を浮かび上がらせます。社会派エンタテインメントというか。

色々書きたいけど、なんか書くとネタバレになるので難しいね。

主人公(でしょうね)ケンヤ。登場シーンではまさかコイツが主人公だとは思わなかった。

すっげーウザいチャラ男だと思ってたら・・・いつの間にか自分の中ではヒーローになってました。

いつも通り、京極流漢字表現が散りばめられていますが、時代がリアル現代なので、ちょっと違和感が。というよりも、先述したようにディベートとも呼べるセリフのやり取りが(・∀・)イイ!!ので、ちょっと目を走らせるリズムを壊す嫌いがある、かもしれない。

でも、これがないとやはり京極作品ではないし。

タイトルから、てっきりネットに依存の心を病んでいるとしか思えない輩の救いようのないサイコ小説か?と思いきや、さにあらず。

まあ、読んでみてくださいという本です。

これは電子ブックの先駆けとして販売されたことでも有名です。

しかし、その他の極厚京極作品と違って、普通の(?)ページ数。すっごく読みやすいサイズでもあります。
せっかくページ数に関係ない電子ブックなのにね。

ある意味、言ってみたいね。

「ならさ。

—死ねばいいのに。」

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