読書レビュー:特撮と怪獣―わが造形美術 成田亨


ウルトラマン恨み節・・・的な聞き書き?

巷ではキティちゃんの仕事を選ばない姿勢が話題になっていますが、ウルトラマンもなかなかです。

シリーズだか兄弟だか、いとこだかはとこだか知らないが、際限無く続いていますね。ウルトラマン。

成田亨に言わせると、ウルトラマンと呼べるのは(初代)ウルトラマンだけであり、せいぜいウルトラセブンまでらしいです。

あとは単なる「お商売」。なんせ、なんせこの人は芸術にこだわってますから。

角とかヒゲとかつけてるのは認めないと。

怪獣デザインも三原則を作って頑なに守ってたとのこと。
なんでも、既存の生物がただそのままでかくなった「モスラ的」怪獣はだめなんだって。
恐竜そのままのゴジラもダメだって。
そこまで言ってくれると、すがすがしい。

初代ゴジラにも関わってた人だから、言う権利もあるかな。

ソフビの怪獣で、ロングセラーなのは、成田亨デザインのものだけです、と、おもちゃメーカーの人に言われたって、自分でいってるところが(・∀・)イイネ!!。

そして自分が障がい者(野口英世と同じ状態)で、彫刻の作成をしながら泣いていたと。この辺は素直な告白として、読むことができます。

アーティストというよりはアルチザンに近い人だと思います。

確かにガラモンのデザインなどは秀逸過ぎますよね。

それをさらに立体に昇華した高山良策もまた凄い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です