中原淳一展


梅田阪急百貨店で開催中です。

生誕百年だそうです。

赤がきれい
赤がきれい

中原淳一の奥さん、葦原邦子がトップスターの男役所属していた宝塚歌劇も百周年。

企画されるべくして企画された展覧会。それが新装なった阪急百貨店で開催されるのも楽しいですね。

思っていたよりも大規模で、余すところなく画業が一覧できます。

作品の量が圧倒的で、堪能。

イラストレーター・画家・デザイナー・人形作家・・・

マルチクリエイターですね。

初期の作品には、ポーズなど全体的に竹久夢二の影響が色濃く見られます。

しかし、すぐにオリジナルに昇華していくところがすばらしいです。

いつも、「それいゆ」などの表紙で見る印象しかないですが、やはり原画はいいですね。

なんかよくわかりませんが、最近あまり聞かれれない「少女趣味」のお部屋
なんかよくわかりませんが、最近あまり聞かれれない「少女趣味」のお部屋

DTPに慣れきった目には、レタリングも含めた全体的な構成が一枚の紙に総合されているところが改めて新鮮です。

失敗は許されないのですが、それが当然、それしかなかった時代の緊張を含んだプロの仕事ということを感じさせます。

むすめさんの観覧者もいなくはないのですが、まあ、ほとんどはかなり昔のむすめさんが大多数でした。

実際に中原淳一にあこがれて青春時代を過ごしたであろうお嬢さんがたです。

申し訳ないだけど、ボクの脳内のPhotoshopのプラグインでしばし消去させてもらって、展示作品に集中させて頂きました。

出口には中原淳一に縁りのある著名人の色紙が沢山飾ってありました。

四国つながりのやなせたかしが94歳で、中原淳一とあんまり変わらず現役というのが、改めて(゜o゜;ビックリ!

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