はじめてのヒッチハイク


と言っても、乗せてもらうのではなく、乗せる方です。

9月の休日、京都の息子に会う為に大阪方面から名神高速道路を走っていました。
途中どうしようもなく眠くなってきたので、京都南ICは目と鼻の先ですが手前の桂川SAで休憩をすることにしました。

トイレに行って、缶コーヒーを買って車に戻っていると、誰かが後ろから呼び止められるような。

振り向くと長身の白人青年が「京都まで」と書いた紙を持って立っています。

突然、英語で話しかけられると、対応出来ませんね。元々対応できないけど。

要は京都駅まで乗っけて欲しいということです。

無精髭モジャモジャだけど、それでもわかる育ちの良さのにじみ出たいい感じの青年なので、すぐに「OK!」というと、嬉しそうにしています。

後ろのヒッチハイカー仲間?らしい日本人と笑顔で別れを交わすと、後からついてきました。多分、「京都まで」の紙はこのトモダチに書いてもらったのでしょう。もう、用済みのはずなのに、何故か大事そうに持って付いてきます。

幸い、ボクの車はステーションワゴンなので、長身のドイツ人でもそれほど窮屈ではなさそうです。

What is your name?  と、非常にわかりやすい英語で質問してきました。

ここで、最近はMy name is・・・ではなく、I am なんだと教えてもらったところなのに、やはり悲しいかな中学英語で染み付いた答え方をしてしまいました。

それでも、怪しむ様子もなく、「(英語で)私はAndy(仮名)です。Nice to meet you.」とこれまた教科書通りのお返事を返してくれました。

最初と比べると、ブロークンながら、会話は続きます。

で、彼がドイツ人であることが分かりました。

簡単な会話ながら、意思疎通ができているのは、お互いに母語ではない英語で会話しているからでしょうか。

自分が今から京都で大学に通っている息子に会いに行くところであることを伝え、彼も医大生であり、医者の卵であることがわかりました。

自分の息子と同い年くらいなので、一気に親近感が増しますね。

Andyが後部座席に木の杖を入れていたので、これは何か?と尋ねると、四国の八十八ヶ所を回ってきたのだとのこと。

「Ohenro(お遍路)?!」と尋ねると、きょとんとしていて、イマイチ分かっていないよう。でも50箇所も回ったらしくて大したもんだ。

京都南ICで降りて東寺を「Famous temple.」などと紹介し、お互いiPhoneを持っているので、昨日iPhone6が出たよね!とかの話しをして結構打ち解けてきた。

カーナビには東寺を超えてまっすぐいく表示が出ていたので、彼は「ありがとう、後は歩きます」と言う。

そんなこと言われて、あ、そうとは言えないでしょう。

休日の京都で少し渋滞はしていたけど、「OK.No ploblem.」てなもんで、京都駅の八条口まで。

メシでも食いたい気もしたけれど、あまり時間もなかったので、忘れ物ないように降ろしてさようなら。

「Have a good Journey!」

しかし、ヤツは殆ど日本語できないっぽいのに、一人で日本(外国)をほっつき歩くって、いい度胸してるね。

逆に言えば、それほど日本が安全だということですね。

なんかね。息子と同年代だし、何人であろうと役にたって日本のいい思い出の助けになったかなと思うと、すごく嬉しい気持ちになったのでした。

しかし、いいヤツだったよAndy(仮名)は。京都を楽しんでるかな。

それはともかく、英語の勉強をしたいなと常々思っていて、それがより一層募ってきた自分なのでありました。

京都タワー
これは関係ないけど、最近の京都タワー

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