最近、外来生物の問題を良く聞きます。
琵琶湖では水揚げの9割以上がブラック・バスやブルー・ギルだということです。
上野の不忍池にはワニガメが産卵していたということです。
ということは、狭い範囲につがいで生息しており、それ以上の複数がいるかもしれないということでしょう。
本国のアメリカでは生息数が減っていて、レッドデータに記載されるようになっているのに。
成長したワニガメは巨大で、人間の指くらいは簡単に噛み切ってしまいます。
良くにたのにカミツキガメという種がいます。
こちらの方が全国に適応し、ほぼ、帰化生物といえるでしょう。
ワニガメよりも大分と小型ですが、実は、ワニガメよりも危険といえます。
実は、私はこの二種類を飼っていたことがあるのですが、危険動物に指定され、しかるべき人に引き取ってもらいました。この危険動物指定というのも都道府県別に違いますし、指定内容にも問題があると思うのですが、ここでは割愛します。
もし、カミツキガメを見つけたら、下手に捕獲しようと思わないで下さい。
カミツキガメは陸上でも見かけからは想像できない俊敏な動きを見せます。
そしてなにより、めちゃめちゃに凶暴な性格をしています。
一方、ワニガメは咬む力はカミツキガメよりも強力ですが、後ろ足が貧弱で非常に鈍重です。
ところで、現在大阪ではある帰化植物が大問題になっています。ウォーターレタスという水草で、強力な繁茂力で生態系や景観に影響を与えています。
ウォーターレタスの残骸
テレビでレポートされていた大阪の西区の安治川で発見したので、撮影しました。
どうやら、回収船に回収された後らしく、残骸のみでした。
上流にはどうしようもないほど繁茂しているようです。
レタスと名がつくんですから、食べられればいいんですけどね。