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霧と靄


箕面から能勢に抜けるあたり。

好きなので、良くぶらっとドライブします。

いいんだけど、SBは電波が圏外になるので困る。

結構、人口もあると思うんだが。このあたりの人はやはりauかdocomoっちゅうことか。

霧と靄って、どうちがうんでしょうか。

なんとなく、上の方にもやってるのが靄で、下に降りてきてるのが霧なんかなと思ってましたが。

濃さ(見通し)の差によって区別するらしいですね。つまりは同じもの。
クジラとイルカの違いみたいなもんか。

箕面
霧靄4 撮影はNikonD60
箕面
霧靄3
箕面
霧靄2
箕面
これは霧でしょうか、靄でしょうか

映画レビュー:イップ・マン 序章  


※少々ネタバレかもしれません。

ブルース・リー「怒りの鉄拳」でおなじみのプロット、反日(帝)もの。

で、そのブルース・リーの詠春拳の師匠として有名なイップ・マン(葉問)が主役です。
イップ・マンというかスーパーマン。どういう経緯かお屋敷に住むお金持ちなんでバットマンかもしれない。とりあえず、問答無用にめちゃめちゃに強い。

演じるのはどうしても若いころの林与一に見えてしまうドニー・イェン。

なんか、ヒットしたので第三弾まで作られてるみたいです。

大日本帝国は悪役には欠かせないですね。

とことんシリアス路線で作られてるので、観ててちょっと疲れるかな。
カメラアングルとかは結構アメリカン?そして全編を通してグレーの(流行りかな)フィルターがシリアス感を高めます。

といっても、武術指導がサモ・ハン・キンポー。あんまりリアルな立ち回りとは言えません。

同じような映画ならば、ジェット・リーの「スピリット」の方が明るくて好きですね。ちょっとファンタジーなところもあって。

しかし、さすがのドニー・イェン。時々見せるオーバーアクトではない、一瞬のスウェーでの見切りなどはスゴイです。

またもや、ラスボスにアクション俳優ではない池内博之。他にいないかな。池内さんもこのオファーは悩んだと思いますが。「スピリット」の時は中村獅童が演ったのと同じような役。

「怒りの鉄拳」の時は敵役の日本人は結構柔道だったりするのですが、今回は日本人全員空手。

日本軍でねえ。

確かに武道専門学校とかで、十分に空手も広まってたとは思いますが、これはちょっと不自然じゃないのかな。

しかも、池内博之のセリフで「我が日本の空手の力を見せつける云々」というのがあるんだが。この頃はまだ空手というか「唐手」だったんじゃないのかね。つまり中国から沖縄経由で発展した武術という。しかも、あんまり動きも空手っぽくないし。

続編が観たいかと言われると、うーん。

100均当たり情報:シール剥がし兼レターナイフ


これはかなり前から重宝してるもんです。

百均お得情報。

このようなパッケージ

元々はブックオフなどで買った本の値札を剥がすためのもの。

色々と試しましたが、これがダントツ一番。

この薄さは他にない。結構刃もついてるので、カッターがわりにもなる。

その分気を付けないと、本体も傷つけてしまいますが。

あと、百均にはシール剥がしスプレーもいろいろと売っています。

最初はスプレーを使っていたのですが、今はネットで調べてオイルライター用のオイルが最強であることがわかりました。

揮発性が高く、ノリを溶かす威力も強い。

今のところ、本体へのダメージもほぼありません。

このオイルとヘラがあれば大体のものは綺麗にはがせますね。

もちろん、レターナイフとしても使いやすいし、前述したようにちょっとしたものならば、切ることもできる。

子どもには危ないので気をつけて

かなりオススメです。

【ダイソーで購入】

読書レビュー:木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか


正確に言うと読み終わってないです。

何ページあるんだ?700ページですね。

もともとは格闘技専門誌に連載されていたものをまとめた本です。

毎月小分けに読む分には良いかもしれないけど、これをまとめて読むのは、よっぽど格闘技(総合・柔道など)の好きな人でないと無理ていうか、あきるでしょう。あきました。すみません。

ポイントポイントで臨場感あふれる木村政彦を始めとする怪物たちのエピソードがあっていいんだが、昔々の星取表を延々見せられても、困る。
このあたりは再編集の対象かな。

あと、わざとか?と思うような定型句の誤用が目立つ。

明治から昭和にかけての世界なので、こういうのは白けるんですよ。

ただでさえ神秘性の中に語られる達人の世界なんで。細部が正確でないとね。

著者の若干恣意的な部分も感じる木村政彦最強説。

他の人へのインタビュー(つまり他人に語らせているのだが)の抜き書きで、ヘーシンクもルスカも山下もヒクソンも木村の敵ではないそうだ。

それを検証するための大著とも言える。

写真資料が結構沢山あります。確かに全盛期の木村政彦の写真は、当時とは思えない筋肉量。
有名なエピソードで、試合前に己の覚悟を試すために刀を突き立てて切腹の予行演習をしていたというを読んだことがある。
だけど、この筋肉量では致命傷を与えるのはむりなんじゃないかと思う。

あと、このタイトルがちょっと。

100均当たり情報:夜間ランニング用ヘッドライト


夜に走ることが多いのですが、やはり車や自転車がこわい時が多々あります。

無灯火の自転車のなんと多いことか。 あと、携帯操作しながら走ってるあんぽんたん。

お前らどれだけ忙しいねん。そこまでしてチェックしないといけないことなどないぞ。

ということで、本日の百均成功事例はこのクリップLEDライト似たようなのが別の100均で525円で売ってたんですが、100均なので500円のものを買う気にはさらさらなれず。

昨日はこれを見つけました。

両方につけたら八つ墓村

LR-44というボタン電池を3ケ使用しないといけないのですが、この電池自体、別の売り場で2ケセット100円だったので、なんだかなあと思いつつ、買ってみました。

お試し用の電池というのが付属してたので。

帽子につけるので、ライトの重量とクリップの強さが気になったのですが、実際に装着してみると、ほぼ問題なさそう。

しかも、めちゃめちゃ明るい。

歩行者がここまでしてるんだから、自転車もライトつけろよな!

これは角度を考えないと、対向者に迷惑であろう輝度です。

約12時間点灯するということなので、1回1時間走るとすると12回は使えるということですね。

連続点灯という設定なので、もっと使えるでしょう。

これと一緒に反射版つきベルトも買ったのでこれで夜間ランニングもばっちり(人´∀`).☆.。.:*・゚

なんだけど、結局今日は走ってないけどね。

【ダイソーで購入】

かすみ目?がひどい件について


ここんところ、目が霞んでよく見えないんですよね。

もともと視力は良いので、メガネかけている人の状態というのがわからなかったのですが、こんな感じなんでしょうか。

昔は両目とも6.0くらいありましたから。2km離れたシマウマの数が数えられたし。

しかし、最近ひどい時は2mくらい離れたテレビが全然見えない。
特にやたらと入る字幕スーパーが全然読めない。その手のバラエティとかは観ないのでどうでもいいんですが。
結構ニュースは左右の上下とかになんのニュースかタイトルのついていることが多いんですね。

あと、標識・表示板が見えないので運転が怖い。

昨年暮れに夜道で自転車クラッシュしたのも視界が狭くなってる感もあるし。

見えてた時は気にしなかったことがわかります。

そんなことをツイートすると、みなさんが医者行けコールを返してくれます。

なかには、白内障の恐れもあるよとか怖いこという人もいるし。
ありがたい話でございます。

ということで、昨日、眼科に行ってきました。

私の行ってるお医者さんはインフォームド・コンセントもしっかりした、いいお医者さんです。ナースのみなさんもきれ・・・親切だし。

いろいろな検査をした結果、それほど異常は見られない。視野も十分。

視力は右が0.8、左が1.5。右が落ちてます。

やはり、モニタの見過ぎではないかとのこと。

それとドライアイが強いとのこと。

点眼薬を二種類もらって帰って来ました。

別に0.8でもそれほど悪いということもないんですが、左右の差が大きいとやはり疲れます。

メガネ作りますか?と言われたんですが、めんどくさいしなあ。それほど必要でもないしなあ。お金もかかるし。近くは見えてるし。

とりあえず、目を労る方向で様子を見てみます。

そんな感じでどうでしょう。

読書レビュー:はじめての宗教論 右巻~見えない世界の逆襲


佐藤優さんの著作にしては、比較的わかりやすい。かな。

宗教論といっても、佐藤さん自体が同志社大学神学部卒のクリスチャンなわけで、ベースはキリスト教なわけです。

もちろん、キリスト教学が新書の一冊や二冊に収まるわけはないので、ホントに初歩の初歩の入門の入門であります。

佐藤さんの「獄中記」はまだ半分ほどしか読んでないので、そっちも読まなければ。

とりあえず、この人はどこまで信用していいのかという見極めが難しいのです。

鈴木宗男って、どう考えても好きにはなれないんだが、佐藤さんは全面擁護だし、自身も偽計業務妨害とかで結構長期間牢屋に入ってたんですよね。だから「獄中記」。
つまらん小悪党でないことだけは確かだし、非常に魅力的でもある。

博覧強記。東大の一つや二つ枕に寝てそうなイメージです。

あとがきを最後に読んだのだが、これは前書きとしておいて欲しかった。
ご自身の基本的視座を書いているのだが、まず、キリスト教徒であること。

そして、宗教学は主体的でないと本質から外れるという基本姿勢。

そこはボクと根本的に食い違うとこですね。

ボクはそれは教学だと思う。

宗教学・比較宗教学であるならば、やはりニュートラルである必要があると。

ちらと出てくるロシアの科学的無神論というのが気になる。ちょっと調べてみよう。

ただ、上記のように自分(佐藤氏)はクリスチャンなのであるから、論も偏向していると明言している。そのわりには極端にキリスト教を突き放して冷静に分析してると感じましたがね。

書いたように、平易ではあるのだが、聖書の引用を多用している部分はやはりわかりにくいかな。そりゃ、仕方ない。頑張って聖書も読んでみよう。

印象・記憶に残った豆を。

イエス・キリスト。

イエス=ジーザス/イエススというのは無論人の名前である。だが、キリストというのは「油を注がれたもの」という意味で、古代の王が即位する時に油を注ぐ儀式があったことに由来するという。

なので、イエス・キリストと呼称した場合、それは「主たるイエス」という意味であるから、キリスト教信者であるということ。

て、ことはあれかな。「ハイル・ヒトラー」とか「ジーク・ジオン」とおんなじ感じなのかな。え、違う?

これは右巻ということなので、次は左巻を読んでみます。

左巻はこちら

読書レビュー:青い空  読み応え・満足度(・∀・)イイネ!!( ;∀;) カンドーシタ


海老沢 泰久
文藝春秋
発売日:2004-06-10

まず、最初に。

「青い空」とタイピングしようとすると、どうしても「蒼井そら」と変換される件。

これはどうでもいいんですが。

700ページ超のボリューム。ハードカバーで読んだので、長時間の読書はつらい。

多分、上下巻に分ける選択もあったのだろうが、これはこれでいいと思う。

今どきの書籍は文字のポイント数も行間を大きいので、単純にページ数だけで測ることはできない。

著者渾身の作ではないだろうか。

久しぶりに腹に応える小説らしい小説を読んだ感じ。緻密綿密で面白い。ゆったりと身を任せる感じで楽しめる

海老沢泰久、まだまだこれからの活躍が期待された作家でした。

出身校は國學院大学。良くは知らないが、駅伝とかでよく出てくるのかな。皇學館と並んで神主さんの学校みたいなイメージ。

作者の出身校であるが、この作品の中でも、もっともシンパシィを感じるのは神道であると書かれている。
そのあたりもこの作品のポイントとなってくる。

隠れキリシタン及び棄教したものであるキリシタン類族を描き、時代に翻弄される主人公も類族である。

ボクは大阪府茨木市の出身。著者は茨城県出身。イバラキつながり。

それと、茨木市の北部はキリシタン大名で有名な高山右近が領主であり、隠れキリシタンの里。キリシタン資料館に良く行きました。

キリスト教の伝来から秀吉・家康による迫害。そして幕末の動乱へ。システムとして、そして国家のバックボーンとしての宗教を描きます。

中でも堕落した仏教に対しての描写は容赦ない。ちょっと一面的に過ぎるのじゃないかとも思うのですが、徹底的に僧侶が悪役です。

そして歪んだ神道も批判的。

なんか、一人キリスト教だけがピュアなの?

かなりファナティックで、解釈によるずるい側面があるとも思うが。

だからこそ、時の為政者に畏怖され迫害に拍車がかかったとも言える。

主人公は農民出身ながら、抜群に剣の才能がある。これは剣豪小説ではないので、それほど固執することもないが、そのあたりの描写説得力が弱いようにも思う。

その辺は瑣末なことで、本当によくできた小説であり、読後感も最高である。

必要ではあるのだが、時代の説明の部分は若干めんどくさいかな。早くストーリーの展開が読みたくて。これは仕方ない。

「坂の上の雲」にしても、余談と時代の説明がくどすぎてつらいし。

浅田次郎や和田竜のようなエンタテインメントではないが、こういう重厚な展開もいい。
満足度大。

フレディ・・・許す(・∀・)イイネ!! パーフェクト!!!


また、天才見つけた。

このチープさでこのクォリティ。 リッチー・カスティリャーノさん?何者?

ルックスがアレなところがまた・・・
チロリンのとこのすっとぼけた表情がまたいい。

1つだけ言うと、懐中電灯で照らすのは下からじゃなくて上からだよー。
下からだと一龍斎貞水になっちゃうよー( ´∀`)

改めて丁寧に聴くと、ジョン・ディーコンのベースってかっこいいなあ。

ボクもカラオケで歌って、すごく迷惑がられてるんですが、これを見てしまったので自粛します。

あと、youtubeで「歌ってみた」とかの人、迷惑なのでどっかいってください。素人の歌なんか聞きたくありません。

オリジナルはこちら

グッチさんの伝説のパロディGUEEN以来の衝撃。子供番組なのに。

読書レビュー:不器用なもんで。 って、書き手にも問題が・・・


金子 達仁
扶桑社
発売日:2011-11-15

読了・・・と書きたいところだけど、最後の20ページくらいは読んでません。いやんなって。

で、何が言いたいんだ?という本です。

これは小林旭が悪いんじゃなくて、著者のせいですね。

新聞書評には、数年小林旭の家に通って取材したということだけど、何を聞いてたんでしょうね。

最近の本として「スティーブジョブズ」と比べても仕方ないけど、それだけ取材したんなら、ボリュームとして20倍くらいになってもいいと思うけどね。
なんか、ちゃっちいタレント本みたいな仕上がりですね。

もっかい言うけど、何が言いたいの?

形式がヘン。小林の独白なのか、著者の評伝なのか、境界がなくてわかりにくい。

確かに小林旭は石原裕次郎・梅宮辰夫や宍戸錠のようにテレビには出ていません。描写されているように、ひたすら不器用なんでしょう。

「不器用」って、謙遜にはなるけど、特にほめられたもんじゃないと思います。

健さんはそういうキャラなので別格ね。

中でも昔の日活の事などはそれなりに面白いけど、この人の文章自体は面白くない。なんか、全体的に考えすぎて変なことになってる感じ。

後半、ゴルフのことが延々出てくるけど、個人的にはゴルフが大嫌いなんで、さらに興ざめ。

昔の、ホントに限られた人たちだけが楽しむ紳士のスポーツだったころは良かったんだろうなあ、と思わせてくれなこともないこともない。

もっと、映画ファン向けにディープに作品を追っていってくれたほうが良かったんじゃないかな。

この人はスポーツライター?ですよね?良くブックオフの100均コーナーでみるけどwww

ほぼスルーされてますが、「仁義なき戦い」の小林旭はめちゃめちゃカッコよかったね。

とはいいつつ、黒い交際で干されたあたりに妙にページを割かれてます。

なんか、こんな中途半端な仕上がりになって、小林旭がかわいそうな読後感の一冊でした。