なんで買ったんだろう。ダイヤモンド社だからか。
加藤正直堂は基本的に電話営業をしません。業種的に、する種類のものでもないと思ってますから。
しかし、この本はためにはなりました。さすが、現場で実績を上げてる人は違う。しかも、旧弊なプッシュ専門のバカ営業とは一線を画する冷静で頭脳的営業トークですね。
体育会的なノリの苦手なボクにもO.K.です。
だとしても、やはりストレスは相当なもんだと思うのですが。いくら、自分の所行を正当化して意義あるプライドの持てるものだと思っていたとしても、相手のあることだから、出来ない人はできないと思います。
これは、むち打たれながら、どぶ板営業やテレアポ営業をしたことのない人にはわからないことなんじゃないでしょうか。
やはり、加藤正直堂としては、今のところテレアポはしませんが、吸収できるところはしたいと思わせる本です。(前日の日記を参照)
とりあえず、字がでかい。平易な文章で読みやすい。
「カトウワタルの本棚」カテゴリーアーカイブ
社長になる力 Power to become the president
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最後の言葉が効いたね。
目先のことばかり、考えないで、遠くを見なければいけない。自社のオンリーワンを目指せ。
でも、その目先のことっていうのが、検索上位表示だったり、パーソナルブランディングであったり。
それを目先のことと言われたら、ちょっとつらいです。
でも、行政書士さんが書いた本としては非常に優しくて分かりやすいです。
大きな質問の形式にして、何をやるべきかを確認させてくれます。
レバレッジ時間術 Doing More With Less
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新書の中でも最近の白眉。非常に分かりやすい。
レバレッジシリーズは殆どソフトカバー四六版だが、新書で十分な気がする。買う方としては…。
著者のタクシー利用だけは腑に落ちなかったが、本書ではその事についても丁寧に説明されていたので、納得。そう、納得の一冊。
復刊ドットコムに登録 book
イヤならやめろ! horiba-masao
なんか、昔一回読んだような気がする。
京都というよりは、日本のベンチャーの先駆け、ミスターベンチャーの堀場雅夫さんの起業から会社経営の軸を分かりやすく、項目を分けて書いたもの。
とは言っても、言うは易く行うは難しの見本のような内容ではあります。
京セラや任天堂、ワコールといった京都ベンチャーの代表格。ほんとに頑固オヤジっていう感じですが、言ってることは納得させられます。なんせ、豪腕で結果を出してるんだから。
もちろん、がむしゃらさだけではなく、緻密でしたたかな計算もあってのことだとは思いますが、その辺には触れてませんね。
いや、もうすこし、具体的に書いて欲しかったというポイントが微妙にずれている気がしないでもないという感じです。
成功本50冊「勝ち抜け」案内 How to Improve Your Reading Skills for Success in Life (Kobunsha Paperbacks Business (013)) (ペーパーバック)
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ほんとにもぉ、スケベ心というか、楽したい一心でこういう斜め読み関係の本を買うのは本意ではないのですが、つい、買ってしまいました。
でも、あにはからんや、結構これだけで独立した書評集としては、レヴェルが高いのですよ。
既読の本も結構あるのだが、気にしない。
Free Agent Nation
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最初は面白かったんですが、半分くらいで挫折しました。
フリーエージェント(要は雇われないフリーランサー)は勤め人に対して、いかに有意義な人生をおくっているか。今後というよりも現在、フリーエージェントがアメリカの労働者における割合など…。
ナントカさんやカントカさんの事例を、いかにもアメリカ人的な言い回しで具体的に延々と書き連ねられても、うんざりする。
いや、悪い本ではないと思うけど、冗長にすぎないか?390ページは長いっすよ。
とりあえず、最近のアメリカ人は「過労死karoshi」の日本人よりも働いているらしいですよ。
後半はとばし読み。
知的生産の技術 (岩波新書) umesao
25年ほど前に読んだはずだが、勝間和代氏の30歳台前半ご推薦の一冊にあったので、再読してみた。
梅棹 忠夫先生といえば、万博公園の国立民族学博物館名誉教授で、「千里ぐらし」というエッセイもだしておられ、ご近所のボクとしても非常に親近感をもっている。
「知的生産」というのは梅棹先生の造語であるそうな。
なんとも気負わず、嫌みでもなく、あるべきインテリという感じの響きが良い。
驚いた。こんなにも読みやすく面白い内容であったのか。
昔よりもはるかに感銘を受け、新鮮である。
知的作業(広い意味で)に関わるための本質をなんと平易な文章で展開していることか。難しいことをさらに小難しく書いてありがたがらせている凡百の書とは一線も二線も画する良書である。
冒頭に出てくる、インフラとしてのコンピュータ革命を言い当てているところがすごい。
「近い将来、家庭にコンピュータが入り込み、その操作ができることが個人の基本となるかもしれない…」と
なんせ、書かれたのが1969年以前である。
ボクの初読の時点でも「はぁ?」てなもんだ。
それが1969年ならば、まだ「コンピュータ」(記述は「コンピューター」であったかもしれない)は電算(電子計算機)と呼ばれていたはず。
ボクの高校時代でも、電算室にだけはエアコンが入っていた。
しかし、ウルトラマンなどのSFのドラマのなかでは、いかにも胡散臭げなオープンリールや電光板などがエレクトリックサーカスを繰り広げ、情報のアウトプットとして長ーいパンチカードが「べーぇ」とはき出されてくるイメージであった。
しかもその「電算機」は大体が壁一面を埋め尽くすサイズなのだ。(逆に大きくないとありがたみがない)
その時代にこの先見性というのは、SF作家などではない、実際の学問の場にいる人としてはどうなんだろう。なんの枠にもとらわれない発想の自由さを感じさせる。
一頃は手塚治虫の作品通りに科学・技術は進んできたなどと、その先見性も称えられていたが、本書も初版から40年を経て、まさに現役のバイブルである。
COPY すべり台理論
ジョセフ・シュガーマン
10倍売る人の文章術
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出版社/著者からの内容紹介
この本の英語版が日本で5万円もの高値で売買。幻の名書が初めて日本語で読める!
ほんまぁ?うさんくせぇなあ。
コピー作成の基礎理論は分かった。しかし、後半延々と続く具体例にはうんざり。バタ臭い表現(いかにもアメリカ)は現実に生かしようがない・・・と思う。
具体的な作例が良いと思っているのか、やたらと商品名が出てくるのだが、これが又なじみのないモノばかりで辟易としてしまう。あまりに興味の湧かない事例なので、集中力をそがれることこの上ない。
「すべり台理論」
第1センテンスから第2センテンスへ。そして又第3センテンスへとぐいぐい引っ張っていく形式は、目新しくはないが、基本の復習として、押さえておくべきところだろう。逆に言えば、この本はその点くらいか?
悪い本ではないと思うが、ボクにはちょっと・・・。
EAT THAT FROG! カエルを食べてしまえ!
カエルというのは、もっとも重要でやっかいな仕事のこと。
すごくシンプルなビジネス書です。
自分にもっともできなかった(できない)事。まず、一番大きなカエルから食べてしまうこと。いつも朝デスクにつくと、「さあ、一番でっかいカエルを食べるぞ!」と考える。
結構ききめのある、儀式になっている。
個人的にカエルという生き物自体が好きなので、このフレーズもなんだか、自分を鼓舞してくれる。
本日のカエルはなんだ!?