「博覧強記」
この「強記」の部分に常々引っかかってきたような気がする。
どういう意味だ?「キョーキ」。
無意識にひっかかりつつスルーしてきた。
なんとなく意味はわかる熟度だし。
すごーく、物知りなこと。
「博覧」はそうなのだが、後ろに「強記」がついている。こっちはつまり、
すごーく、記憶力が良いということだ。
「博覧強記」と聞いて思い浮かぶのが南方熊楠。
やはり、著者の唐沢俊一さんも初っ端の例に出してます。
それと著者自身も「博覧強記」を体現しているらしいです。
唐沢俊一さんは蔵書家でサブカルの大家というイメージはあります。
あと、唐沢なをきの兄さんですね。
しかし、南方熊楠と並ぶ「博覧強記」かどうかは知りません。
いや、唐沢俊一さんは嫌いじゃないし、知識量はすっげぇと思ってますけど。
その他、えらい自慢話が多いです。
書いている内容はあっち飛びこっち飛びみたいな感じですが、面白い。
例示につかうエピソードもバラエティに飛んでて、「へぇ」ボタンを押したくなるww
トリビア。
でもですね、この本が「仕事術」か?と言われると???
読書によって生活が豊かになる、その指南書ではあります。