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映画レビュー:健さん


健さん
「健さん」映画チラシ

健さん讃歌のドキュメンタリー映画。

ただそれだけ。これがNHKあたりの特番であれば良いのだが、劇場用映画としてはいかがなものか。

私も高倉健は大好きです。でなけりゃ観に行きませんわね。

この映画では高倉健ゆかりの著名人(でない人もいるが)のインタビューで構成されています。
ひたすらインタビューの編集です。たまに高倉健の生前の声も入ります。

私達ファンが雑誌やネットなどで知りうる高倉健像を上回るものではありません。

新たにジョン・ウーやマイケル・ダグラス、マーティン・スコセッシなどの社交辞令的な健さん称揚は若干目新しいですが。

映像としては、「ザ・ヤクザ」と「ブラック・レイン」の二本だけだったと思います。どちらもアメリカ映画ですね。
東映や東宝は許可出なかったのか。使用料としてはハリウッドの方が高いと思うけど。

健さんは勿論「高倉健」を演じていたのです。そんなことは分かっています。
この映画はそれを確認しただけで、それ以上のものはありません。

小田剛一ではない高倉健にだって、批判される部分はあったと思います。
それをこの作品では全く取り上げません。
別にそれはそれで良いでしょうが、物足りないのも事実だし、劇場に足を運ぶだけの価値は感じません。

個人的には多数演じたヤクザ映画の影響等をどう処理していたのか。
山口組のイベントに招かれたこともあったと記憶しています。

「健さん」を映画にするなら、もっとやりようもあったはず。

なぜ、あまり接点のないジョン・ウーなのか。チャン・イーモウは断られたのか。

もう一人、ほぼ時を同じくして亡くなった東映のアイコン菅原文太との対比は。

いろいろと言いたいことは出てきます。

★★

映画レビュー:あなた、その川を渡らないで


あなた、その川を渡らないで
公式サイトより転載

あなた、その川を渡らないで

まあ、そのままの意味なんですけどね。

トレーラーを観て惹きつけられました。

悪い映画ではありません。

90分ほど。これくらいでよかった、という感じ。

夫98歳、妻89歳。ん?なんか映画の中の説明と違うような?ま、いいか。それほど重要な点ではない。

韓国の田舎の超リアルがわかります。と言っても、日本の田舎と殆ど同じですね。

ドキュメンタリーですが、オモニ(ハルモニ)のセリフが殆どです。

まるで台本が用意されているみたいに。

なんだろう。いい映画だとは思うけど、今ひとつ。

半分ほど埋まっている劇場からは最後の方で鼻をすする音がやたら聞こえましたが。

私はどうも。

ドキュメンタリーに対して作為的などというのは失礼にもあたるのですが、この主人公(オモニ)がこのように雄弁でなければ、この映画はどうなっていたのか。
違う切り口にはなったのでしょうが、その点気になります。

★★★

映画レビュー:シン・ゴジラ 是非劇場で!


シン・ゴジラ
シン・ゴジラ

シン・ゴジラ の「シン」が何かはわからないけど。

これは凄い映画です。

すんません、庵野秀明監督ナメてました。脱帽です。

初のフルCGIゴジラですが、確実にハリウッドGODZILLAを凌駕しました。
これがゴジラなら。
いやゴジラです、やはり。
渡辺謙もこちらに出たかったのでは。

何を書いてもネタバレになりそうなので、言葉少なに宣伝します。
本作はネタバレが流布される前に観るべきです。
いろいろな面で。

しかし、出ている俳優の数が凄い。
今の邦画に出まくっている有名所も数多く出ていますが、これは誰?という人もそれ以上に出ていて、緊迫感のある名演技を魅せています。

石原さとみは好きだけど、ギリギリのラインで頑張っていました。

印象に残った無名の人では自衛隊員を演じてた人。どこから見ても自衛隊の人にしか見えません。これはむしろキャスティングの妙か。

二発目のトレーラーの最後にいかにも放射能火炎を吐く素振りのゴジラですが・・・これがすごいです。
これまでの伊福部昭をはじめとする曲も効果的に使われていて、血沸き肉踊ります。

どこを切り取っても凄い。凄いです。

凄いとしか書いてない己の文才のなさよ。

エヴァンゲリオンを観てませんが、同じようなBGM(ティンパニーのドンドンドンドンみたいな)が使われているので、多分絵的演出的にもエヴァンゲリオンに近いのでしょう。

セリフの量がすごくて、みんな早口。登場人物が基本、閣僚・政治家・自衛隊。
一般人が出てこない。
その登場人物達が一刻の猶予も出来ない状況下なので勢い早口+テクニカルターム。
多分中学生以下が話しの流れを理解するのは難しいでしょう。
完全に大人向けの怪獣映画。

庵野監督の初代ゴジラに対する敬意がヒシヒシと伝わってきます。
1954⇒2016。
これだけの時間が経過しているのだから、これくらいのアンサーは必要でしょう。

それに加えて、東日本大震災をはじめとする災害の実態を映像で嫌というほど見ている自分たちにはもっとその部分に時間を割いても良いようには思いました。

これ以上は今は書かないので、是非観に行ってください。

エンドロールの最後まで緊張感を途切れさせずに観た映画は久しぶりです。

★★★★★

映画レビュー:エクスマキナ


エクスマキナ
エクスマキナ公式サイトより部分転載

突然時間が空き、映画を観に行こうかと思った時、なぜか頭に閃いたのがこの映画でした。
なんか、トレーラーが印象に残っていた感じです。

開始からしばらく、こんなに眠くなったのは初めてかもしれない。

つかみもなく、抑揚もない展開に耐え切れず(体調の悪さも多少はあるけれど)何度か眠ってしまった瞬間のある自分にこの映画をとやかく言う資格はないかもしれない。
逆に言えば眠らせたのはこの映画でもあるんだけど。
いろんな賞も獲ったりノミネートされたりしてるし、映像は超キレイだし、佳作であるとは思います。

テーマは非常にわかりやすく、「2001年宇宙の旅」を彷彿とさせます。

登場人物が極端に少ない映画でもあり、メインに登場するのは3人だけ。

そのうちの一人、巨大検索エンジンシステム「ブルーブック」の創業社長ネイサン。ブルーブックは明らかにGoogleがモデルであろうけれど、この社長はラリー・ペイジでもセルゲイ・ブリンでもない、と思う。
彼の暮らすのはものすごく広大な大自然の中。スマフォの圏外。業務を考えると若干矛盾してなくもない。

そしてもう一人の「人間」がブルーブックで働くプログラマであるケイレブ。多くの社員の中から特に選ばれて、ネイサンの隠棲の場所に招かれます。

と、モウヒトリ、ネイサンの作り上げたアンドロイドの女子エイヴァ。エイヴァはつまり創世記のイブのことなんでしょうね。

世界中の情報を統合するシステムを作り上げたネイサンがその次に着手したのが、AIの開発。
そのAIを組み込まれたのがエイヴァをはじめとするアンドロイド達。(そういえばGoogleのキャラクターはドロイド君ですね)

巨大強力になった検索エンジンの危険性は日頃Googleに依存してしまっている自分も、常に心の何処かにはありました。
このところ話題になっている(まったくどんなもんか知らないけど)ポケモンGOもGoogleのデータに依存しているそうな。
中国などはめちゃめちゃビビっているみたいなので、この映画は非常にタイムリーであります。

世界中の情報をクラックしてさらにそれをAIに組み込むところがSFのSFたるところ。
クラッキングだけであればビジュアル的に面白みにかけるかもしれない。

そう、ビジュアルは一見の価値あり。

あと、これはやはりDVDでは多分すぐに挫折していたと思います。
BGMというか音響がすごい。これも「2001年宇宙の旅」へのオマージュなのかも知れません。

ちなみに「エクスマキナ」の意味はこちらを御覧ください。

★★★★☆

胃がんその後3


ジーベンロックナガクビガメ
もうすぐ里親に出してお別れ予定のジーベンロックナガクビガメ

抗癌剤治療が始まって、服薬の1クールが見えてきました。

TS-1という薬。妙に甘いのが癪に障る。

飲みやすいんだけど、副作用が結構きつい。
副作用の出る人と出ない人。その程度の差も激しいらしいけど。

ボクはそこそこ出てます。吐き気・だるさ・激しい下痢。

体重もどんどんと落ちて、本日は56キロフラット。

倒れる前が63~4キロだったので、7~8キロは落ちました。
大体1割くらいは落ちるらしいので、もう何キロかは落ちそうですね。

ハダカになった時のガリガリぶりには暗澹たる気持ちになります。
特に太ももが細い。去年の秋には大阪マラソンに出ていたのに。
こんな足はボクの足ではない。

首も細くてキモチワルイとか娘に言われるし。

お尻の筋肉も脂肪もないので、風呂屋のタイルに直に座ると痛い。

旨い好物を食べて、一瞬だけ幸せな気持ちになるのもつかの間、少しだけ残った胃が
謀反を起こします。嚥下した途端にまるで
「こんなもん食いたくないわー」という感じで、ものすごい気持ち悪さととともに
本来の仕事を思い切りチンピラのような態度で拒否します。
胃の入り口がデングリ反ったような気持ち悪さ。くプププーという音がなり、食道を通った
食物を入れまいとするようです。

まったく、食べることと飲むことがこんなにつらいとは。

健康は無くしてみて、そのありがたさが分かるものですね。
多分これを言って誰かが頭では分かっていても、おそらく本当に分かるのは健康をなくして
からだと思います。

自分への戒めとしてここに記載しておきます。

抗癌剤TS-1は予定では1年間の服用。しかし、あんまり副作用がキツイと6ヶ月でやめるかも。
どちらの期間でもあまり効果に変わりはないというような検査結果もでているらしいし。

もう少し食えるようになったら、とりあえず山登りからはじめよう。
そして筋トレをしてもとよりかっちょいい体になってやるんだ。

読書レビュー:トイレの話をしよう 〜世界65億人が抱える大問題


昔、「トイレット博士」というマンガがありました。当時はありえない下品なマンガだと思っていたのですが・・・。今考えると、あそこまで糞便に向き合えるって凄いことだし、貴重なことですね。

さて、本書の著者は英国の女性ジャーナリストです。表紙折り返しの著者近影で見る限り、結構チャーミングな女性です。この人がこの内容を・・・。ジャーナリストってアドベンチャーですね。

ボクは小さい頃から祖母に大阪弁?で「かんしょやみ(癇性病み)」と言われていました。標準語では潔癖症と言えばいいのでしょうか。

今も治らず(というか、本人はそれが普通だと思っている)電車のつり革を持たない派です。

そんな自分ですが、最も忌むべき場所であるトイレ・便所から目を背けたくないという二律背反(どちらにも価値がある)した価値観を持っています。

まず最初の章に出てくるのが我が国日本のウォシュレット(TOTO)・ハイテクトイレ。この章を読んで、あれ、この本は日本向けなのかな、と思ってしまいました。

しかし、これは後の章に出てくる便所後進国?と対比させるためのトイレの技術としてのレポートです。

良くネット等では訪日外国人の感想として、日本ハイテクトイレが取り上げられますし、近年の中国人爆買いの目玉商品としてハイテク便座があります。
一方、ハイテクトイレがアメリカに受け入れられていないのは、アメリカ人がそれを必要を感じていないという、非常にシンプルな答えが書かれています。

しかし、どちらにしてもそれは下水処理の入り口でしかありません。その先に高度な下水処理の仕組みがあるのです。
その点まで思い至らない自分を発見しています。
それが第二章です。

筆者自ら英国の下水道に降りていきます。映画「第三の男」を始めとし、良く見かけるシーンです。タートルズも下水道に住んでたんだっけ。

良く、台風や大雨で冠水するとマンホールから水が吹き出たりして、下水が溢れます。昔は汲み取り式の便所が大半でもあり、それって汚いよなあと、漠然と思っていました。
しかし、この本によると、通常下水に含まれる屎尿の割合は全体の2%程度なのだそうです。つまり、大量の雨水が流れ込んでくると、その割合はさらに低くなります。
でないと、映画のワンシーンで下水の中をバシャバシャ走るなんて嫌ですよね。

それ以降の章ではトイレ未開発の地域に多く紙数を割いています。

インド・中国・アフリカ諸国

映画「スラムドッグ・ミリオネア」の冒頭のシーンで、スラムの少年が公衆便所に閉じ込められ、肥桶の中に飛び込んで便所から脱出するという見たくないシーンがありました。

しかし、現実にはトイレが「有る」という状態すら少ないのだそうです。

インドを始めアフリカ諸国には下水どころか(上水道もないんだから当然ですよね)トイレそのものがない。存在しない。つまり全員野糞。

これが感染症の温床となり、慢性的に病気を引き起こし、経済活動に大打撃を与えていると報告します。
人類の絶対数ががもっともっと少なかった時代にはこれでもよかったのです(多分)。お天道さんが乾かしてくれました。

これは日本でも同じです。汲み取り式にしろ、水洗式にしろ、古来よりなんらかの設備があったから生活が送れていたのです。
トイレは本当に不可欠なものであるということが再認識されます。

これは経済発展を遂げている中国にも未だにあることで、経済特区以外の内陸部などでは改善すべき場所が多々あるようです。

スカートを履いた女性の身でありながら、描写したくない状態で取材を続けている筆者を尊敬します。

伊達や酔狂でできることではありません。これは目を背けず、世界的問題として、もっとクローズアップされるべきジャンルだと思います。

かと言って、これを映像化できるかというと、あまりにも厳しい。お茶の間に届けるにも十分に配慮を要する話題でしょう。

この問題は小中学校で取り上げるべきで、この本はそのテキストに最適かと思います。

映画レビュー:デッドプール


デッドプール
こんなステッカーをもらいました。

癌を患った後にその治療のためにスーパーヒーローになったという背景から、一度は観に行こうと思い、内容などを調べる内に興味をなくしてしまった映画でした。

再度、観に行きたいと思い、鑑賞した次第です。

そもそもが「X-MEN」シリーズのスピンオフ映画なのですが、ボクはその「X-MEN」シリーズを観ていません。

しかし、それはあまり関係なく楽しむことができました。もっと知識があればさらに面白かったのかも知れませんが。

調べると、本作の主人公デッドプールは、ウルヴァリンの映画にすでに出演しているのですね。

おそらくもっとシリアスな「X-MEN」シリーズで、こんなおちゃらけた演出はなかったのでしょうが。
(楽屋落ちなど満載)

R-15指定で、エログロシモネタお下劣のオンパーレードでした。

大体、ボクも含めた癌患者に対して、ヘタしたら総スカンくらいますわね。
なめてんのか、と。

しかし、スーパーヒーロー改造を受ける過程をみたら・・・仮に治療であったとしたらあんな目には絶対に遭いたくないですが。


2時間の上映時間でしたが、結構あっと言う間に終わってしまいました。

それなりによく出来ていたということでしょうね。

もっとも、観終わっての余韻とか全然ありませんが。

まあ、深いテーマなどありませんし、冒頭にも表示されたようにおバカ映画が観たければ、うってつけという感じでしょうか。

貶すつもりはありません。丁寧に作っている佳品だと思います。

あんまり書くとネタバレになるので、これくらいにしておきます。

胃がん その後2


紫陽花
今月はボクの誕生月。あじさいが咲き始めています。

胃がんの手術から22日後。

どうも、この1週間ほど傷口及び腹中が痛い。
特に空腹時及び満腹時に痛むようです。

本日退院後初めての外来診察及び術後の説明。

検査後時間が経過したので、前もって予めおおよそのことは電話連絡がありました。

抗癌剤治療をおすすめする旨。

胃は3/4摘出。癌の深度はT2、大きさは5cmほど。

周りのリンパ節も10箇所ほど摘出。
そのうち、4箇所に腫れがみられた。

転移は認められず。

ステージはⅡBとのこと。

再発の可能性があるので、このステージだと、抗癌剤治療が「決まっている」そうです。

高額な薬(TS-1:Wikipedia)ですが、こうなったら仕方がない。

1年間服薬するのですが、半年でも効果に差はないとかも言われているそうです。
結局まだ良くわかっていない。

服薬は来週から。

4wのんで、2w休むパターンだそう。

心配なのは副作用。

  • 吐き気
  • 下痢
  • だるさ

などがあるようですが、どの程度出るかは実際に服用してみないとわからない。

なかには副作用がきつすぎて、1年間続けられない場合もあるようです。

ああ、嫌だ。

って言ってみても仕方がない。

今回、何度も腹をくくってますが(切ったりくくったり・・・)なるようになるしかないです。

あんまりひどいと復職も銭湯もダメじゃないか・・・。

柳家喬太郎 怪談話の会


病気で倒れるまえに購入していたチケットでした。

柳家喬太郎は間違いないので、出来る限り聴きに行きたい噺家です。

西宮の兵庫県立芸術文化センター。去年は笑福亭三喬の客演でした。

今回は独演会。あまり気にしてなかったのですが、今回は怪談話ということなのですね。
いつものような古典か新作が聴きたいところなのですが。

前座は弟弟子の柳家小太郎。なかなかの安定感です。演じたのは「弥次郎」 普段は小さな落語会をしているといってましたが、このような大規模なホール落語も多いのでしょうか。

仲入り前に柳家喬太郎のおなじみの新作「夜の慣用句」。本編の倍くらいのマクラで、本人もその件を採算ネタに入れていましたが、これは完全にサービスです。大満足。

仲入り後は江戸曲独楽。演者は三増紋之助。
こちらも結構大盛り上がり。
こんなに盛り上げてしまっていいのかな。
その後がトリの

「牡丹燈籠」なのに。

その後に登場した喬太郎は気にせずマクラもなしで噺に入って行きました。

し・か・し

ここから大失敗。いや、自分の大失敗。

入院中から不眠に悩まされ、ずっと入眠剤を服用しているのです。

眠くなる系の薬には極体に弱いボク。

不覚にも、静かな(怪談話だから当然)展開にかなり船を漕いでしまいました。

ところどころしか記憶がありません。

下手こいたぁ。

それでも覚えているのが、ところどころに喬太郎さんがくすぐりを入れるところ。

折角照明も落として(非常灯も消して)本格的な怪談話なのに。

自分でも言ってましたが、ほんとに我慢ができないんでしょうね。

なんにして、居眠りこいてしまったジブンには評価など書く資格はありません。

今度はそのようなことはないようにします。

帰りには川西能勢口で電車を降り、新町湯に寄って手術後初のお風呂屋さんに行ったのでした。
結構充実した一日となりました。

松の枝がかっちょいい、新町湯
松の枝がかっちょいい、新町湯

I returned to Mac again!


MacBook
MacBook ひゃっはー

ボクは本来Macユーザでした。

最初に使ったコンピュータがMacintosh。
Power Mac8100/100 でした。
96年ころでしょうか。

その当時はパソコンのポルシェなどと呼ばれておったかと思います。

その後Ḡ4などに変わり、多分10年くらい前にウインドウズに乗り換えました。

で、ずーとウインドウズを使い、そのマジョリティぶりに心地よさを感じて過ごしておりました。

しかし、iPhoneユーザとなり半分Appleに回帰したもんだから、なんか板挟み状態。双方の触媒としてGoogle先生のサービスを使っているといった塩梅の今日このごろでした。


さて、先日の入院で、いつもお世話になっている福井県のS氏がわざわざ来てくれました。

その際、お見舞いの一つとして持参してくれたのが、MacBook!!
MacBook5.1 OSもYosemiteで最新がインストールされてます。
十分に使えるマシンです。これをくれるってぇ!?
ほんとにいつもながらS氏は気前が良い。

気が引けるのですが、折角なのでありがたく頂戴し、バッテリーのみ交換したら順調に動いています。これを書いているのもMacBook。

ただ、キーボードがハングル仕様ということもあり、またウインドウズに慣れた身にはなかなか使いづらいところもあります。
それを若干ながら解決してくれたのが、やはりGoogle先生でした。
MacintoshでもGoogle日本語入力は使える!ラッキー。

これでスタバなんぞで作業することができるというわけですね。
といっても、大したことしないけど。なんちゃってノマド。

しかし、久しぶりにMacに触り、いろんなことを思い出し、いろんな可能性を発見してなんかワクワクしております。

療養中退屈しないで済みます。ありがとう、S氏!!