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胃がん告知3 PET-CT


胃カメラ(大分と慣れた、初めての時は死ぬかと思った)とCTスキャンで、前回の通りの告知でした。

診察をしてもらっている市立豊中病院は、胃がんの手術数とうでは日本でもそこそこの実績があります。
しかし、PETの設備がないので、提携している専門の施設で検査することになっています。

ただの検査であれば、恐ろしい費用がかかるところですが、今回は病院からの紹介なので保険が適用されます。
(でも、結構な費用ですが)

つまり、普通に来院している人は富裕層であることが予想されます。
しかも、この日は日曜日であり、本来は休診日なのにウイークデーを外して検診に来ているのだから、なおのこと高額になることも考えられます。

病院の駐車場に停まっているのもベンツだったりポルシェだったり・・・。

また、看護師の対応もえらく丁寧だったりします。それはそれでありがたいのですけど。

というのも、ボクはパニック障害で通院服薬しており、この手の検査は超苦手。
というより、ムリな場合が多くあります。
実際にMRIは速攻でタップアウトした経験があります。
閉所と拘束が極端にダメなのです。

ひどい時は電車・バスなどに乗れませんでしたし。
今も飛行機はおそら乗れないでしょう。

この病院の説明にも、閉所恐怖症の方は事前にご相談ください、と書かれています。

で、自身のことを説明すると、これも真摯に聞いてくれ、検査前に機械と部屋をご覧になりますか?と聞いてくれました。
実際に見せてもらいましたし、その気遣いで気持ちが楽になりました。
ボクのような人も少なからずいるらしく、技師の人もいろいろと気を使ったっくれました。
もっとも、問診の医師が一番わかってませんでしたけど。

頓服薬として、いつもソラナックス(安定剤)

ソラナックス
頓服薬はお守り
をもっているので、服用しました。

PET用の注射を行い、安静にして1時間ほど検査に備えます。

その間、個室の安楽椅子で待っているのですが、薬が効いてきたのか、眠ってしまいましたし。

お陰で心配したほどではなく、20分ほどの検診を終えることができました。

結果はすぐに出るのですが、4日後に豊中病院の担当医から最終の検査結果と説明を受ける予定になっています。

森村泰昌展 自画像の美術史 「私」と「わたし」が出会うとき


国立国際美術館は最も良く行く美術館です。

この日は天気がよく、梅田から歩いて行くと汗ばむ陽気でした。

昼時の中之島はランチタイムのリーマンやOLでいっぱいです。

ランチタイムが終わる頃に美術館に到着。天気は良いけれど、ウイークデーの美術館はかなり空いています。
新聞等にしつこく本展覧会の広告が掲載されているわりには、少し寂しい。

森村泰昌の一般的な認知というのはどうなんでしょうか。

これまでやはり若干イロモノ的な見方をしていたことは事実です。
しかし、改めて展示を観る限り、その印象は払拭されました。

有名作品になりきる手法も、伊達や酔狂で何十年もやれるものではありません。

それ以外には様々な切り口の作品をまとめて観ることができて満足でした。

オブジェもありますが、基本的には作者自身をベースとした写真作品です。

女装した作品が印象的です。森村泰昌が中性的な男性であるので、これだけの変身が可能なのでしょう。
すでに還暦を過ぎていますが、おそらく節制されているであろうことが見て取れます。
また、ほりが深く鼻梁の高いことも無国籍なメリットがあります。

展示の最後にスペシャルサンクス的に書かれていたのが、資生堂商品とメイクスタッフ・Nikonの紹介。
考えればそうですね。ある程度は可能でしょうが、自分自身ではあれだけのメイク(?)はできませんもんね。

それと、本展示は全て撮影OK。どんどんとInstagramなどで発信してください、とのことでした。

とは言っても、観ることが主なので、iPhoneでカシャカシャなどする気にはなりませんでした。

第二展示として、映像作品もあったのですが、70分という長さでしたので、次の予定もあり、少しだけ観ただけにとどまりました。
劇場に入ったところが終わり5分前くらいだったので。

併せて、この日は「田中一光 ポスター展」も開催されており、こちらもかなり見応えがありました。

森村泰昌
1枚だけ撮った作品写真
ゼー六
その後堺筋本町に移動して、久しぶりに食べたゼー六のアイスモナカ

胃がん告知2


着地点がどこになるかわからないけど、療養中で時間があるので記録しときます。

昨日は市立豊中病院の受信でした。

本当は手術前の最終の説明ということだったけど、PET-CTを見ないと転移などが判断できないということなので、少し延びた感じ。
つまり、生殺しというか針のむしろというか、そういう状態が1週間ほど延びたと・・・。

現時点での説明は、胃癌でステージはⅢa。
確たる転移は認められず、肺など他の臓器もキレイな状態とのこと。

しかし、胃部の横のリンパ節が少し不安であり、PETでの確認が必要。

次の日曜日にPET受診します。

転載:国立がん情報センター 「胃がん」
転載:国立がん情報センター 「胃がん」

経済的な面は傷病手当金の申請ができます。
それと高額医療費の減免措置。
にしても、医療費が心配。

と、このような心労がいけないので、考えないようにします。

ちなみに体は復調しているので、ランニングなどもしていいそうです。
明日は神戸マラソンのエントリー開始されると思うので、とりあえず申し込みます。

それと、国立国際美術館で開催されている森村泰昌展に行く予定。

I’ll be back!!

トカゲ
トカゲを見つけました。

読書レビュー:バーのある人生


本書は『バー』という対象の中で、主にバーテンダーとカクテルに絞って書かれている。
ある意味それらがバーというもののほとんどと感じるかもしれないが、ボクなどはバーに行ってもカクテルはあまりオーダーしない。名前は知っていても、レシピまではそれほどわからない。

ただ、たとえば書くことを『ドイツのジン』やボクのフィールドとも言える『アイラモルト』などに限ったとしても、十分に一冊の本にはなる世界でもあるので、かなりざっくりとしたエッセイと言えるだろう。

本当にざっくりとした構成で、あまりまとまった感はないのだが、気軽に読めて面白いとも言える。

代表的なカクテルについてページを割いているが、単なるレシピでは記憶に残らない事もいわく因縁故事来歴も端的に記載しているのでわかりやすい。

最後の方には、こんなバーは嫌だ的な覚書のような箇所があり、頷けてしまう。実際には同じくらい問題ありの客がいるのだが。
それはバーの格式(料金)に比例して少なくなっていく傾向にはあるようです。

人にやさしく


なんかで読んだな。

お金のたまらない人は他人に厳しいって。

まあ、金が貯まる貯まらないは別にして、ボクはホントに他人に厳しいな。自分に厳しくないくせに。

多少反社会的な人についても鷹揚にしようと思ってもなかなかできない。

つまらないことでイライラしてしまう。

自分が正しいのだからと思う分、余計にそう思ってしまう。

少しずつでもなんとかしようよ。

イラつくだけ損だよ。いいことないよ。

胃がん告知


記録しておこうかな。

3月21・22日と伊賀上野に旅行に行きました。
目的は銭湯。レトロ銭湯の一乃湯さんへの訪問です。 https://goo.gl/lxdZMp

一乃湯
何と言っても夜の景色が良い

伊賀上野には2軒(その他共同浴場+1)のうちの一軒。キレイで古さを逆手に取った演出が良いお風呂屋さんです。 続きを読む 胃がん告知

読書レビュー:コップのフチ子のつくり方


「コップのフチ子」も「ココは俺が食い止める、お前は先に行くニャー」もインパクトは結構あった記憶があります。

購入するまでには至りませんでしたが。

単純に販売していたならば買ったかも知れませんが、逆にガチャガチャだったから二の足を踏んだのかもしれません。

購入に遊びの要素があるということ自体、変に大人であると照れてしまう、恥ずかしいという感覚が出てきます。

それらの商品の軽さ同様、いい意味で軽くスカスカな構成です。

筆者はこれらのガチャガチャの仕掛け人である、奇譚クラブ社長の古屋大貴さん。

やはり、本書執筆時現在社員10名の会社です。もっと大人数であった時もあるそうなのですが、10名というのがベストであるという考えがあるそうです。

それは京セラの稲盛和夫さんの提唱する「アメーバ経営」に通ずるものがあるのでしょうか。

最も奇譚クラブの場合は単細胞生物止まりを良しする傾向のようですが。

思った通り、この会社は慰安旅行に学生服とセーラー服着用のようなぶっ飛んだ楽しい会社のようです。
Googleの福利厚生を思い出しますが、さりとて勿論楽しいだけで会社は成り立ちません。
楽しさの分だけ厳しさもあるのでしょう。その証拠に社員は独立を含め、入れ替わっています。安定感は犠牲にしています。

本書の最後に、この本はアイデアの出し方よりもそのベースとなる組織論にウエイトを置いて書かれた、という説明がありました。

真剣に遊んでいる大人たちには憧れます。

自家製麺らーめん屋 一心 JR茨木店


久しぶりにラーメン・つけ麺のレポートでも。

最近あまり食べてないつけ麺を。

JR茨木駅前イズミヤのビルの地下にある、「一心」。

この店に来る前に、つけ麺専門の店を覗いたのだが、どうも料金になっとくがいかない。
普通のつけ麺が800円なのはわかるが、辛いオプションで200円ずつ上がっていく。
少し上がるのはわからなくもないが、200円ずつというのは解せない。

で、こちらに来たのだが、同じく坦々つけ麺が800円。
デフォルトで少しは辛いのだからこれにしようと。

 

坦々つけ麺
坦々つけ麺

 

しかし、この店はラーメン店なのだが、それよりも様々な定食が多く、もはやラーメン関係ない感じ。

なので、あまり期待せずに。

と、おねいさんが辛さを聞いてくる。しかし、段階とかはないらしい。単に辛めという感じ。
その後、おやじさんが重ねて辛さの度合いを訪ねてくる。かなり辛くする?と言う感じ。
このおやじさんがにこやかで良い感じ。これだけでこの店の評価はあがる。

で、出てきた坦々つけ麺を食す。麺が変わっている。全粒粉で少し黒みがかかっている。自家製麺が売りです。
蕎麦のような味もして、なかなかいける。旨い。
つけ汁もそれほど魚介ではなく、いい感じ。
しかし、それほど辛くはない。

二口三口食べていると、再びおやじさんが、辛さはどお?と聞いてくる。
もっと辛くしようか?というので、では辛くしてください。
再び食すが、まあ、それほど辛くはないが、頑張ってはくれている。

普通に食べていると、おやじさんがまた確認。
でも、きりがないのでもう結構ですと答える。

元の唐辛子より辛くなることはないので。

完食して、お勘定を終えて出ようとすると、おやじさんの確認。

汗もかかずにたいしたもんだねー。

京都向日町の「激辛商店街」とかで激辛修行してますから、と。
おやじさんも激辛商店街は知っているとのこと。

つけ麺も思いの外旨いし、おやじさん始め感じが良いので叉行きたいお店でした。

★★★★★

読書レビュー:未来ちゃん


※佐渡ヶ島に暮らす幼女、未来ちゃんの日常の写真集。
写真集なので、読書というのもおかしいですが。

著者 : 川島小鳥
ナナロク社
発売日 : 2011-03-22
表紙にやられますね。
つぶらな瞳にふっといまゆげ。お約束の鼻たらし。

撮れそうで撮れない日常の連続をよくここまで集めたものです。

あえて笑顔が殆どないのですが(少しあざといか)、そこはかとない可愛さに充たされ、癒されます。

亀田興毅の引退


ここまで嫌われるのは、ある意味凄いですね。
引退に際して、ネット上ではディスるコメントのオンパレード。

一頃はTVCMにも起用されてある程度の人気はあったのに。
タレント的な対応ができたのは長男だけだったのかな。

今でも西成のスーパー玉出にはでかでかと三兄弟の写真が掲げられていますが。

出始めはほんとに嫌いだった。

今でもあまり見たくはないことに変わりはない。

ボクシングを少しかじり、好きなものとしてはボクシング自体を貶めているとしか思えない、この一家の言動は許しがたいものがあった。

ただでさえ暴力的でダーティな面が強調される競技であるのに、わざと粗野な面を強調してどうするのか。
後進や業界を考えれば、カンフル剤的に人気が出ても、マイナス面の方が大きいだろうに。

ジャンルとして、ボクシングはプロレスほどの強靭さはないんだ。
せっかく興行のありようから、ある程度暴力団を排除できたと思っているのに。

それ以前に生理的に嫌悪してしまう。

むか~しに一度発言したのですが、ボクの嫌いなのは、兄弟ではなく亀田オヤジなのです。

三兄弟は犠牲者だとまで思っています。

しかし、この兄弟(長男次男)もオヤジのエキスで形成されている部分も多々あるので、どうしても嫌悪してしまいますが。

「亀田」という一つの記号が生理的にダメになってしまいました。

ゴキブリぎらいのゴキブリと一緒。嫌いな理由など考えることはできません。見かけたら問答無用でゴキジェットプロ。
ていうか、視界に入らないことが一番というか。

以前、誰かが「武田鉄矢が嫌いすぎて坂本龍馬が嫌いになった」と言ってましたが、けだし名言です。
本能的というか、脊髄反射というか・・レベルな嫌いさ。

ボクシングにヒールは必要なのでしょうか。
このような下品なギミックが必要だったのでしょうか。

あのオヤジさえまともであったなら。
三兄弟のチャンピオン。
日本のプロボクシングに遥かに大きなウェーブが来ていたはずです。

ボクシンググローブ
吊り下げられたボクシンググローブ