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映画レビュー:息もできない


息もできない
予告編より
著者 :
Happinet(SB)(D)
発売日 : 2010-12-03
ヤン・イクチュンが気になって・・

先日、ヤン・ヨンヒ監督の「かぞくのくに」を観て、キャスティング及び演技陣の素晴らしさや映画のできに感動しました。

中でもほとんどセリフのない寡黙な役ながら、なぜか印象に残ったヤン・イクチュンが気になり、その監督・主演映画で好評を得たという本作を観てみました。

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なるほどいいね

あれ、この人だっけ。

という感じで、かなり違う印象です。

これはやはり演技の確かさということでしょう。

ひたすら粗暴で狂犬のような主人公です。債権取立て屋。

「ヤクザ」という表現も用いられていましたが、途中から言い回しが「チンピラ」に変わります。

確かに、共同で高利貸しを営んでいるので、ギャングとは違います。

そもそも韓国ではこの手のギャングはどのような存在なのでしょうか。

ギャングやアウトローはどの国にもいると思いますが、共通項は犯罪者であり、犯罪者集団であるということです。

なので、日本のように「ボクたちは犯罪者です」よ、◯◯組と看板を上げてる国というのはないらしいのですよね。

シシリアンマフィアでも、公然と存在はするけれども、看板はあげてませんから。

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既視感・・・

この映画を観て、まず「竜二」を想起し、もうすぐ読み終わる長編小説「血と骨」も思いだしました。

前者はプロットとして、後者は粗暴さの放つ同国のメンタリティ的な類似として。

ネットで読んだインタビュー内で、ヤン・イクチュン監督は、日本は感情の表現がおとなしい、そして殴る演技(多分喧嘩とかに特定するのではなく)が遠慮がちであるというような事を言ってました。

邦画への出演も結構多く、度々来日しているので、素直な感想なのでしょう。

感情表現については、良く分かりません。「クサイ」ということとは別なのでしょうか。

歌舞伎を一つの源流としている日本の演劇は、結構オーバーアクトな場合も多く、洋画出演などでも指摘されるようなことも多く聞くのですが。意味的に違うのかな。

2つ目は、本作の中で主人公の女子高生が不良の弟と喧嘩する演技で納得しました。

多分、あんな演技(?)は日本ではないでしょう。

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やはり似て非なる国

韓国へは行ったことないのですが。多分、リアルな韓国を見ることができる映画なのだと思います。

主人公の取り立て屋が訪れるのは、返済期限の過ぎてる切羽詰まった低所得者の家。

住宅の雰囲気などは日本に近く、親近感を覚えますが、やはり何かが違う。

スラムではないのですが、あまり富裕層でない住宅街。

何が違うのかを考えた時、単純に道が舗装されていないことに気付きました。

日本では個人の土地でない限り、道路は基本的に舗装されています。時代劇に対する嫌がらせのように。

ハイキングコースであっても、アスファルト。

そんなところに異国情緒があるのですね。

「ナニワ金融道」「ヤミ金ウシジマ君」などで、非道な高利貸しは描かれますが、あまり直接殴ったり蹴ったりはないですよね。

恫喝はともかく、殴ったって殺したって一文にもなりませんし。

この主人公は債務者をボカスカ殴ってますが、取り立てもしっかりできてる。どういうカラクリなのか、その点は気になります。

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2時間以上の長い映画で、韓国の抱える、家族・貧困などの問題が沢山詰め込まれています。

あと、ヤン・イクチュンは出演シーンの80%以上が喫煙シーンのようなイメージ。「かぞくのくに」でもそうでした。どんだけヘビースモーカーやねんというか、そのメッセージ的なものが不明。

その周りの人(チンピラ)もかなり吸い続けてるので、アウトサイダー表現でしょうかね。

そして、パチンコにものめり込んでます。韓国ではかなり前にパチンコは全廃されたはずですが、これは違法パチンコなんですかね。

主人公の女子高生。かなりいい演技してます。

基本的にストーリーに類することはあまり書きませんので、観てください。オススメではあります。

iPhoneがやばい:頂上作戦


explosions2

シカト症状再発

ボクの4sのタッチパネルが突如反応しなくなり・・・

つまり、ツールとしてまず機械として、こいつと全く対話ができなくなり、思わぬところで社会との隔絶を余儀なくされておったのですが。

Appleのサポートにも助けてもらって、なんとかiPhoneのごきげんが直ってました。しかし、それも約2日間。

またもや同じ現象が出ました。

以前も書いたとおり、工場の出荷状態に戻すという対処法で、一旦すべての設定をクリアし、且つインストールしてあるアプリのコンフリクトを疑うとう手段でした。

これで一応収まったということは、やはりハードではなくソフトの問題ですよね。ね。

この、そろそろiPhone5sの予約が始まり、さらにボクの契約更新月まであと3ヶ月ほどというタイミングで、大金をはたいて4sなり5なりに機種変更するのは、何としてども避けたいですから。


日常のすべての業務が止まる(;´д`)トホホ…

一旦、全てをクリアにしたので、うっかりバックアップのとれていなかったアプリは悲しい状況になってしまいました(・_;)

数年分の血圧と体重の歴史とか・・・。

iTunesのバックアップ機能に頼りきってしまったゆえの失敗です。

データ保存が必要なアプリのうち、大体はクラウドで同期させるタイプです。

多数のアプリのログイン再設定などは、非常にめんどくさい。ある程度はiTunesの機能で一括で済む部分もありましたが。

その他はちまちまと手作業でなんとか元の状態に近づけることができた、その矢先なのに。

そして、調子が悪くなる前に購入しておいた、フィルムに新しく張り替え、滑りやすくなったタッチパネル上をスイスイとフリックしていたのに。

またもや ∑(゚Д゚)ガーン 本日突然に。

動かない。

再起動してもどうしても。

ただ、30分ほど電源を落として再起動をかけると、しばらくは調子が戻るようです。

でも、すぐにダメ。

生き返ってるスキにPCとケーブルで接続し、アプリを大幅に削除したiTunesと同期させる作戦。

なんとか、これで蘇った・・・かな。

いろいろとケースをググってもみましたが、5ユーザがLTE接続時に無反応になるというような、イマドキの環境の書き込みがちらほらあるのみ。

今のところはなんとか大丈夫なようですが・・・。

このまま不安な3ヶ月を過ごすのはキツすぎる。

適当なサブタイトルはつけてますが、「完結編」が書きたいよぉ。

で、その後、「新」シリーズが始まるかもしれない。

ブックレビュー:ビッグデータ・ビジネス


ビッグ・データビジネス
ビッグ・データ
昨年からビッグ・データに関する書籍は沢山でております。

いろいろと読み比べたいのですが、新書でとっつきやすそうなので、読んでみました。

キーワードとしてのビッグ・データは理解しているつもりです。

かなり以前からその有用性は一般的に認識されていたと思われますが、個人情報漏えいの危険性と表裏一体であったり、どこまで整備されているのかが不安な部分でもありました。

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ビッグ・データ。

文字通り膨大なデータです。

これまで人類が記してきた全データ量をこの数年で越えてしまっているようです。

それはそうでしょう。

数十年前までは写真機は貴重品であり、一家に一台あれば良いほうでした。

オートマチックになるまでは、撮影そのものに高い技術が求められ、フィルムも高価です。

プリントした写真は丁寧にアルバムに整理されるものでした。

しかし、デジタルカメラ・携帯電話・スマフォと進化し、写真を撮影するということがごく日常的なことになってきました。

それまでは撮影に失敗したものは、マメに削除していましたが、同しようもないもの以外は削除すらしなくなりました。

現在はローカルに置かれている画像データががほとんどでしょうが、クラウド利用も多くなり、共有されることも少なくありません。

ある程度容量のある画像データですら、そのような状況なのですから、テキストデータにおいておや。

失敗した習字の紙(アトム)は丸めて捨てられてきましたが、データ(ビット)はドンドンとたまっていきます。

そしてムーアの法則により、検索性が飛躍的に発達した今、その「ビッグ・データ」を生かす時代に来ているということです。

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本書では、ビッグ・データの個人情報を活用することにより、例えばamazonのレコメンドのような「便利」と「おせっかい・気持ち悪い」という微妙なサービスができると、再三説いています。

その他は、延々とビッグ・データビジネスの事例や可能性を書き連ねていくのですが、はっきり言ってこれは退屈です。

まとめてもらっても、それほど目新しいものはありません。

それよりも、今後の可能性と具体的な問題点・その解決策などに紙数を割いてくれたほうが良かっただろうと思います。

多分、斜め読みで良い本でしょう。

映画レビュー:ローグアサシン


著者 :
角川映画
発売日 : 2009-11-20

んだこりゃ?

これは日本公開はされたんでしょうかね。

制作が2007年なので、割りと新しい。

現在、「ウルヴァリン・SAMURAI」が公開されていて、トンデモ日本描写には気を使ってるとかヒュー・ジャックマンが言ってましたが。実際観てないのでなんとも言えません。

一方、ほとんど気を使ってない。気を使う気もないのが本作です。

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好きか嫌いかで言うと好き

そう。

好きな俳優が沢山でてるので、見ました。

ジェット・リー

ジェイソン・ステイサム

ジョン・ローン

そして石橋凌

石橋凌はともかく。

このラインナップで、割りと言いプロットで、なんでこれなんだろう。

そもそも、マーケット的に誰をターゲットにどういう意図で作られたのかが不明。

日・中・韓が三つ巴で、英国人(米国)のジェイソンが絡んでくるという。

最後までどんでん返しが続くので、緊張感はあります。

ジェット・リーの冷血漢も板についている。

ジャパニーズヤクザとチャイニーズマフィアの抗争がサンフランシスコで繰り広げられ、FBIが絡んでくる。

多分、そのFBI捜査官でジェイソン・ステイサムの相棒ぽいのが韓国系米国人ぽいんですが、よくわかりません。

それより、後からジェイソンの相棒になる、偉丈夫な黒髪ロン毛の韓国人が格好良い。

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やっぱ、俳優が活かせてない

香港マフィアの親玉がジョン・ローン。

日本ヤクザの親分が石橋凌。

ジョン・ローンが中国系米人のギャングを演るのはイヤー・オブ・ザ・ドラゴンでもそうでした。観てないけど。

そして、石橋凌もハリウッドではヤクザ率高いですね。

チャイニーズマフィアではそれほど象徴的ではないのですが、この映画の逆説的な見所はやはり、ジャパニーズ(ヤクザ)の描かれ方。

やっぱりかなりエキゾチックなんでしょうね。

やっぱりそれか、みたいなステレオタイプ健在です。

ラストサムライ以降のアメリカ映画としては、ワザとやってる?みたいな気もします。

・ヤクザは全員倶利伽羅紋々全開。しかもタトゥー的に手の甲まで入ってる。だからスーツ着ててもヤクザ丸出し。いかにスジモンでも日常生活に影響ありすぎ。しかも石橋凌は経済ヤクザなのに。

・何故かサンフランシスコで丁半賭博をやってる。そのヤクザを始め、日本語が喋れない。英語の字幕が付いてるんですが、肝心の日本語が聞き取れない。ので無理やり英語を読む。

・石橋凌の娘役のデヴォン・青木がルーシー・リューくらい日本語がヘタ。で、何故か顔見てると殴りたくなってくるタイプ。

・あちこちになんか変な垂れ幕がはってある。そこに意味不明な四文字熟語とか書いてある。東南アジアのパチもん日本語Tシャツみたい。石橋凌はなんも言わなかったのか。

・ヤクザの殴りこみが忍者装束。向こうの映画は「ラストサムライ」からして、どうしてもニンジャを出さないと気が済まないらしい。

などなど、ツッコミたい人は是非観てほしい。

そして、それぞれの持ち味を見事に殺して迷走している映画。

その中でも、確かな演技を魅せてくれれるジェット・リーは格別にステキでした。

ステキなんだけど、結局お前は誰なんだ?という感情移入しにくい設定なんでイマイチ・・・。

ジョン・ローンはなぜこの役を引き受けたのか。

「仁義なき戦い」で言えば、槇原あたりの役どころじゃない?

それとケインコスギがヤクザ(こんな健やかな顔した爽やかなヤクザ見たことない)の下っ端役で、石橋凌に散々な目に会います。でもジェット・リーともタイマンできるので、良かったかも。ショー・コスギの七光はあんまり届いてないようです。

iPhoneがやばい 広島死闘編(タッチパネルが反応しない)


iPhone2013.9.12

不具合再発!!

月曜日の夜にタッチパネル無反応現象が出て、一旦は回復し、その後二日間は何事も無く過ぎました。

そして木曜日。

またもや、反応しない 。゚(゚´Д`゚)゚。

今回はどうやってもダメ。

電話がかかってくる予定も、もちろんあるので、ほとほと困る。

中古の端末でも結構な値段するし、5sや5cの話題が喧(かまびす)しい今日このごろにこのタイミングで4sや5への変更はなんとしてでも避けたい。

そこで、昔に使っていた3Gがあるのを思いだし、引っ張りだしてきました。

ほんの2年前だというのに、久しぶりに見ると、物凄くクラシックなイメージを受けます。

まるでスバル360や117クーペを見るような。

16GBなので、現在64GBから移すとなると、かなり不便なことになりますが、とりあえず、通話とメールができれば、あと数ヶ月は我慢するしかない。

スロット開けてみて・・・想定外

SIMカード差し替えるだけなら、楽勝なんですが。

∑(゚Д゚)ガーン

カードの大きさが全然違う。

これはムリだ。

筐体・ケーブルそしてカードの規格までころころ変えやがって。

技術革新・デザイン変革じゃなくて、商売なだけやろ!Apple。

失意の中、もう一度Appleのサポートに電話してみました。

携帯電話からもかけられるフリーダイヤルなので、そこは素晴らしい。

この間は野郎だったのですが、今回はおねえさんでした。

やはり、修理もしくは本体交換となると、17,800.-也とのこと。

で、問題を切り分けると。

1、ハード面の故障。

2、ソフト面の不具合

この2番目の可能性もなくはない・・・と。

出先からかけていたので、帰ってから同期させているPCに接続し、工場出荷時の状態に戻してみれば、治るかもしれないらしい。

なるほど。

突然、「物理的な原因が考えられない状況」での不具合なので、それは考えられますね。

ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!

治りましたよ。直りましたよ、奥さん。

とりあえず、今のところ、数時間経つけど順調です。

iPodでもタッチパネルが死んじゃった場合は一度お試しください。

やはり、iTunesありきのコンセプトは偉大ですね。スティーブ。

このまま、年末の契約更新時まで健やかであってほしい。

iPhoneがヤバイ


それは突然に・・・

iPhone2013.9.10

やっと、iPhone5sが正式な情報がリリースされたようですね。

DoCoMo版も出るようで。

大方の予想ぴったりやん。

自分のiPhoneは年末が更新月。

それまでには大体落ち着いてると思うんですけど。タイミングはバッチリかな。

思ってたらら、想定外のトラブルが。

大事に使って、バッテリーも今のところ元気だったのに、突然タッチパネルが反応しなくなりました。一昨日。

良く「なんにもしてないのに、おかしくなった・・・」とかのたまう人いますね。

何もしてないんだったら、なんも起きないよ。何かしたんだそれは。

とか思っていたんですが、今回は何もしてないっすよ。

事実、3分前は問題なかったのに、一旦閉じても一回立ち上げようと思ったら、この現象なんですもん。

たまたま大阪西区にいたのですが、すでに午後7時。

Apple Storeの受付も終わってました。

原因究明

iPadを持っていたので、解決策をググってみました。

当然、再起動というのはありますわね。

それと、サイドの消音スイッチのオンオフというのもあったんで試してみました。

再起動も複数回。

でも、ダメ。

タッチパネルの場所ではなく、全面反応しない。

その他の電源などは使えるのですが。

つまり、電話がかかってきても出られない。

これはまずいすよ。

近くの修理してくれそうな店を探しますが、とりあえず、電源をオフにしてしばらく歩きました。

20分ほどして、祈りながら再起動。

諦めかけていたんですが、なんと。

生き返った!!!ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!

しかし、いつまた気絶するかわからない。

その日はそのまま大丈夫で、翌日も現象は出ない。

Apple Storeへ電話

しかし、不安は続きますので、ネットで調べてApple Store心斎橋に電話しました。

昨日もそうなんですが、有料の電話でまず問答無用に宣伝が長々続くってどういうことよ。Apple Storeのサービスの良さは体験してるだけに、これだけは許せない。なんとかしろよApple。

すぐに電話はつながったのですが、応対に出たお兄さんが、この電話は有料ですので、フリーダイヤルをお知らせしますので、そちらにおかけください、といつものように慇懃な対応。

つい、先ほどの不満の文句は言いそびれました。

フリーダイヤルもすぐにつながり、技術のお兄さんが。

ずばり、修理代は?の質問に、

「タッチパネルの交換もしくは機械の変更だと、おそらく17,000くらいでしょうと」。

そりゃまあ、想定はしてましたが、このタイミングで又同じ4sへの交換はありえない。

かと言って、5への機種変も絶対やだ。

最後にお兄さんは、現象は昨日だけでもう出ない可能性もあります。

と慰めてくれました。

というわけで、電話・Skype・LINE・メールをくださる皆様。

出られないこともありますので、その節にはご容赦くださいませ。

なんとか年末まで乗り切れれば(;´д`)トホホ…

福井堪能名物旅行 究極の厚揚げをもとめて2


山の中に現れました

現地に到着するまでに、なんだかだとありまして、予想外に日記が2分割になってしまいました。

大波のように度々襲い来る歯痛と戦いながら、ワインディングロードとトンネルをいくつも越えて、やっと見えてきました。

想定していたよりは、駐車場の車の数は少ない感じ。

でもジモティであるSさんとTさんは逆に、驚いていたようです。なんで、こんなとこにこれだけの車と複数の警備員が???と。

なまじ昔から知っているからでしょうね。

土産コーナーとレストランが分かれています。

入り口のリストに氏名と人数を書いて、しばらく待ちました。

待っている間に店内外をいろいろと見たので、並んだ感もなく、無問題です。


尋常じゃない大きさ

普通は並んでいる間にオーダーをとって、少しでも回転をあげようとするものだけど、のんびりしてますね。

着席してからメニューを見ました。それまでに確認してたので、すぐに注文しましたが。

なにせ、歯が痛いので、定食はムリ。味噌汁・おからなど大豆ずくしの精進料理です。

しかし何が何でも厚揚げは食わなければならない。思い切って1枚単品で頼みました。いくらでかくても厚揚げ1枚ですから、量的に食えなくはないのですが、いかんせん歯痛が予断を許しません。

いざとなったら、女性二人に泣きつきます。

その二人は一枚を半分ずつ食べて(半分でも注文できますが、1枚を二人で分けたほうが安い)、ご飯と味噌汁も付けました。

待つことしばし・・・やはりオーダーしてから揚げるのですね。

1-IMG_2275

サイズ比較のため、引いて撮りました。

1-IMG_2276

そして、さらにシズル感を誘うビジュアル。

揚げたてで熱々。これはやはりこの場所で食べないと値打ちがないでしょう。

このまま何もつけなくても美味しいのですが、ご飯と一緒に食べるには調味料があった方が良いかと思います。

調味料は「福井塩」と「専用タレ」。

試したのはプレーン・塩・タレの順。

どれもナイスです。

想像はつくでしょうが、厚揚げなんだけど厚揚げではない。

スーパーサイヤ揚げとでも言いましょうか。

ところが、何の因果か食べる直前、箸を持った瞬間に歯に激痛が。

bull shit!!! ・゚・(つД`)・゚・

しかし、絶対食う。意地でも食う。

まさに意地で食いました。半分。

初期段階でお願いして、二人に半分とってもらいました。

こんな柔らかいものに七転八倒ですわ。

でも、外はカリッとして非常に香ばしいんですけどね。

消化はいいのに、精神的には消化不良で、リベンジを誓ったのでした。


福井名物 お次の番だよ

以上が朝ごはんらしいです。ブランチタイムなんですけどね。

一旦バンド練習をしていたS君をピックして、次の目的地へ向かいます。

といっても、どこに向かってるのかわからないんですけど。楽しいドライブ。歯の痛みがなければ(しつこい)。

女性二人は不甲斐ないボクのお陰で結構満腹だったのですが、前からのボクのリクエスト、越前蕎麦を食べさせてくれようと、人気店に向かっているようです。申し訳なす。

救いは空腹のS君が同乗していること。

もう一度一人で行けと言われても絶対ムリな立地のお店。住宅地というか、村の人しか通らないんじゃないの?というか。

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けんぞう手打ちそばさんです。

少し時間が遅かったせいか、待たずに入れました。でも、外のベンチの数を見ると、やっぱり並ぶ店なんでしょうね。

1-IMG_2277

 

店内は普通の民家そのまま。ふすまをはずしてるだけみたいな感じ。

4人みんなで食べる感じで、一つの大ざるで頼みました。

こちらは出てくるのが速い。常に作っているのでしょう。

回転も早いし、次から次からお客さんが。

店員のお姉さんも沢山いるので、待たせません。

1-IMG_2278

こんな感じで。

わんこそばじゃないけど、これくらい一瞬でなくなります。

1-IMG_2280

まずはだいこんとめんつゆの合わせたものをぶっかける感じで。

この器が良く冷えていて、それもうれしいです。

うまいか?うまいに決まってるでしょ。

コシが凄い。これで歯が良ければ(・_;)おしい。

↑この写真の左に見えている器は、辛味大根の汁です。

辛い物好きとしては、つけ汁のロマネ・コンティですわ。

このあとはこれに少しお出汁を足して頂きます。

んー、思ってたほど辛くない。やはり大根の季節は冬ですよね。

こちらもちょっとリベンジしたい。

でもでも、念願の蕎麦を辛味大根で食せるというのは、これ以上ない贅沢。いうことないです。

若干、痛みが収まってたこともあり、さっき、ほとんど厚揚げも食べることができなかったので、おそばの追加をしました。

これで、ゆっくりとぬる燗と一緒に食えたら、極楽なんですけどね。

(;´∀`)

そのあと、これまた古民家を改造したカフェでまったりしたあと、敦賀まで自動車で送ってもらって帰路につきました。

関係ないけど、敦賀の町って、なんかあちこちに松本零士キャラの銅像があって、水木しげるロードみたくなってますね。

どっちの企画設営が早いのかは知りませんが。

又、行きたい、福井の旅でした。

福井堪能名物旅行 究極の厚揚げをもとめて1


歯痛との戦い、マラソンマンか?

土日で福井県に行ってまいりました。

初日はWordPressの勉強会、ワードベンチ福井に参加。勉強会と親睦会でした。

福井県の友人S氏夫妻の自宅に泊めてもらって、楽しい一日が過ぎ・・・るはずだったのですが、数日前からの歯痛がピークを迎え、塗炭の苦しみでもあり、楽しさ半減の半減のそのまた半減でした。

鎮痛剤たら鎮痛テープたらでなんとかごまかし、目覚めた朝。

特に痛みもなく、なんとかなるかなと思いながらシェーバーでヒゲを剃っていたら、その振動が呼び水の様になって、みるみる痛くなってきました。

これまでの人生で経験したことのない、今年の夏のゲリラ豪雨のような激痛です。

もぉ、ほんとどうしようかと。

多分、目がマジになっていたのだと思います。

S夫妻もどうして良いかわからず、沈黙で見守る形です。

こちらも稲妻の走った顔で動物園の熊のように歩きまわって、ドンウォーリィとか言う余裕もなし。

S夫妻には悪いことしました。

しばらくの地獄のあと、ようやっと小康状態が訪れ、本日の予定を相談できるまでに。

これ以上滞在しても迷惑なので、真剣に帰ろうかと思ったのですが、先日も一緒に勉強会に出席したTさんも合流するとか、いろいろと予定が組まれていたので、ままよという感じで出発します。


珍百景候補かも

目指すは厚揚げ、山の中

S君は本日はバンドの練習があるので、S奥さんとTさんの三人で出かけます。

遅い朝飯という感じで、山の中野厚揚げ専門「谷口屋」に向かいます。

最近、テレビなどで何度も取り上げられ、結構な山の中にも関わらず、行列ができるという有名店です。

S(奥)さんの運転で一路現場に向かいます。

さすが米どころ、福井の水田は大阪あたりと根本的に違います。いけどもいけども水田。今の季節は一面が緑です。そしていろいろな緑があります。

その道すがら、はるか150mほど向こうの田んぼの農道(?)に一瞬夢かと想う光景が。

唐突に男性が馬にのって疾駆しているのです

マジで一瞬何が起こっているのか分かりませんでした。

普通の乗馬教室であれば、せいぜいギャロップくらいでしょうか。

大体は手綱を持ってもらって乗馬教室という感じ。

しかし、もう乗馬という概念を逸脱した感じ。

そもそもアラブ種やサラブレッドでもない。

古来の日本馬なのです。多分木曽馬とかでしょうか。

ロバを二回り大きくした感じ。

クロサワ映画に出てきそうな感じ。

それが、多分裸馬状態で、ダンス・ウィズ・ウルブスに出てきそうな勢いで爆走しているのです。

すぐに通り過ぎましたが、いいもん見ました。

SさんとTさんに聞いても、実はふたりとも(゜o゜;していて、日常の光景ではないようです。

ボクはてっきりこの辺りでは良くあることなのかなと思っていましたが。

かなりレアな遭遇だったようです。


さらにクネクネと山道を登っていくと、やがて見えてきました。土日は10時からのようですが、10時前に着いたのでそれほど混んでいません。

1-IMG_2273

と言っても、すぐに食べられるわけではなく、40分ほど待ったのですが。

いつもなら、ボクの美意識として、並んでまで食べなければいけないものはこの世にない。不粋だ。という感じなのですが、今回は遠路二人が連れてきてくれたので、1時間でも2時間でも待ちますわよ。

にしても、歯痛が収まらず不安ではあるのですけどね。

奥からはアゲを揚げるいい香りがしています。

そうこうしているうちに観光バスまで到着しました。どんだけやねん。

早く着いてよかったです。

さて、長くなってきたし、眠くなってきたので、この続きは明日にします。

引っ張るなあ。

WordBench Fukui突撃


WordPress推し

福井県在住S氏のお誘いにより、WordPressの勉強会、WordBenchに参加してきました。今回大阪からの参加はボクだけのようでしたが、いつもは結構密航者も多いようです。

現時点でこの正直堂サイトはCMSであるWordPressをベースにEC用プラグインのウェルカートで構築されています。

このウェルカートを開発した会社も福井県にあり、その社長である南部氏もスピーカーとして登壇されます。

CMS(Content Management System)は、Webサイトを構築するためのシステムで、管理画面を容易することで専門知識がなくても、Webサイトの更新ができるものです。

シンプルなものとしてはブログがあります。

無料(オープンソース)のものが沢山リリースされているのですが、現在はこのWordPressが勝ち残ってきているようです。

検索性の高さには定評があり、Googleの上層部が認めているシステムだそうです。

また、沢山のプラグイン(付加システム)も非常に沢山無料で提供されているので、いろいろなカスタマイズが容易にできます。スマフォアプリみたいなもんです。

その中でもECシステムとして上記のウェルカートがあります。

もちろん、現在無料ではありますが、ビジネスとして使用するにはそれなりの専門知識は必要です。


さて・・・

時間に余裕があり金に余裕がないので、サンダーバードは使わずに、在来線で福井まで。

敦賀までは新快速で一本。敦賀から福井までは各駅停車になります。サンダーバードを使うよりは1時間ほど余計に時間はかかりますが、たまの遠出なので旅行気分をゆっくり味わえて楽しい時間でした。

お昼間に到着し、S氏と友人のTさんと3人でお昼ごはんを食べました。

福井といえば蕎麦。

さらに、これは初めて教えてもらったのですが、ソースカツも名物らしい。

その夢のコラボメニューがあったので食べてみました。

2013.9.7-1

小さめのかつ丼。結構甘めのお味。あっさりとこってりのハーモーニーがステキです。

しかし、後述しますが、歯の具合が悪く残念な感じではあります。


会場は福井駅前。雨模様でしたが濡れないくらいの近さです。

2013.9.7-2

初心者からデザイナー・エンジニアまで、幅広い人達が集まり、リラックスして学習や意見交換ができました。

実は上記の通りここ数日歯痛に悩まされており、どんどんと悪くなる一方。

勉強会中も激痛の大波が間欠的に襲ってきて、ほとんど集中力思考力のない状態です。

プログラムの最後に質疑応答があり、聞きたいことがあったのですが、痛みでそれどころではなく、隣の席の友人Tさんにお願いして質問してもらったほどでした。

ワードベンチは各地で開催されているのですが、福井のクリエイターやギーク達と交流できて、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

もっとも、歯痛に悩まされなければ、ずっと楽しい時間だったのですが。

色々な痛み止めが効かず、たまたま持っていた鎮痛消炎剤であるボルタレンテープを顔面に貼ったところ、かなり痛みが軽減したので、勉強会のあとの懇親会にも出ることができました。

その夜はS氏の家に泊めてもらうことになっており、翌日は色々と福井観光のスケジュールがあります。さて、このこれまでに経験のない歯痛地獄の中、無事に過ごすことができるのでしょうか。

to be continued…

映画レビュー:野獣刑事


日本版ダーティーハリー?

と言っていいのかしら。

サンフランシスコって大阪と似てるんでしょうか。

一度だけ行ったことありますが。

ハリーはサンフランシスコ市警。こちらは大阪府警です。しかも今宮警察署というところなんですが、実際には西成署でしょうね。

もうかなり以前ですが、サンフランシスコへ行った時、結構良いホテルだったんですけど、周辺地図を渡されて、この斜線が描いてあるところには絶対行くなと。しかし、ホテル周辺ほとんど斜線で身動き取れんやん。夜はずっと部屋で映画観てました。窓から見下ろすと、暗い中に新聞紙が舞っていていかにもやばそう。

大阪も全国的にはそんな目でみられてるところもあるし。

そして御存知の通りサンフランシスコは坂が多い。大阪もその名の通り坂が多い、かも知れない。

港町なところはどちらかというと神戸い近いですが。

まあ、むりやり共通点が多いことにして。

この日本版はジモティとしては、生活感がありすぎて、どうしても本家とかぶりません。

ヒロインいしだあゆみの住んでいるのは多分淀川区・加島の文化住宅の模様。推測ですが、おそらくモスリン橋の辺りではないかと。

ハリーはホットドッグをモグモグしながら44マグナムをぶっ放しますが、緒形拳の方は文化住宅のDKでレバニラ炒めを作っています。

yajyu2013.9.6

この生活感はダーティだけどハリーじゃない

ということで、もう比較はやめましょうww

完璧な関西弁

ボクはテレビ版「ナニワ金融道」のシリーズが大好きで、DVDボックスを持っています。

その中で緒形拳は主人公灰原達之@中居正広の勤める帝国金融の社長:金畑金三を演じています。

この人(緒形拳)、生粋の東京っ子なんですよ。

「ナニワ金融道」であまりにも達者な関西弁なので驚いていたのですが、そのルーツはこの映画にあったのですね。

1982年の映画ですが、こちらの関西弁の方がさらに見事です。

全く違和感がありません。非の打ち所がない。今どきの若いネイティブよりイケてます。

「極道」シリーズ・「悪名」シリーズを演っていた若山・勝兄弟よりずっと達者です。

「復讐するは我にあり」では長崎弁を駆使しますが、おそらくこちらも完璧なんでしょう。

ダーティ緒方ですが、どうにも無軌道で無茶苦茶すぎますね。東映イケイケ路線でもきっちりいい仕事してます。

共演者

・泉谷しげる

ダメ男を演じさせたらやっぱ天下一品。むか〜し、エキストラのアルバイトで一緒になったことありますが、独特の存在感ですね。

足が悪いのに結構走るシーンが多く、それだけで、物語に深みがでます。シャブ中なんですが、暴れまわってガラスを叩き割るシーンでは、多分腕から出血してます。大熱演。

・いしだあゆみ

地元、池田市出身のお嬢さんのはずですが、結構汚れ役多いですね。今回は美しい裸身が拝めます。

TV版「ナニワ金融道」でもスレたおばはん役で好演。

・小林薫

若い。わりとしっかりクレジットされていたので、もう少し活躍するのかと思いきや、出番は少しだけ。

こちらも「ナニワ金融道」桑田役で緒形拳と名コンビでした。

芦屋雁之助が西成のドヤのおかしなおっさん役。ちょっと裸の大将の原型ぽい。

藤田まこと・遠藤太津朗・成田三樹夫などが脇を固め、安定感あり。