いや、これはすごいわ。
なんで金魚押し。カエルとかウーパールーパーとかも描いてほしい。
いや、これはすごいわ。
なんで金魚押し。カエルとかウーパールーパーとかも描いてほしい。
「ビヨンド・ザ・マット」「レスラー」そしてこの「力道山」。
「ビヨンド~」はドキュメンタリーなんで除外するとしても、「レスラー」のミッキーロークは完璧にプロレスラーの体を作ってますよね。「お父さんのバックドロップ」の宇梶剛士も頑張ってるけど、背はあるんだが、とてもプロレスラーの体じゃない。
日本人には説得力のある体を作るのは難しいですね。
もちろん、かなりデカイ人もいるけど、一旦大きくなるとつぶしがきかないから、俳優としてはマイナスになるしね。昔で言えば大前均とか。需要が限られてくる。
で、この韓国人俳優ソル・ギョングさん。そこそこ思ったよりいい線いってるかな。
そもそも力道山というのは、小兵だったし。
ただ、実物と比べると、ゴツさのイメージがちょっときつい。
短期間で大幅増量したらしい。そういうのが特徴の俳優さんでもあるそうで。
映画としては評価できない「あしたのジョー」だったけど、伊勢谷友介を始めとするフィジカル面での役作りはすごかったですね。
そういう意味では、死の直前の正岡子規を演じた香川照之も命がけの役作りという感じですごかった。
だから・・・大きくなるのは無理なんで、小さくする方向でいけばいいのかね。日本人。
あと、ソル・ギョングはほとんど日本語のセリフでそれほど違和感なかったので、これもスゴイね。
この映画、プロレスファン以外にそれほど需要があるんだろうか。もう、力道山を知らない若い世代も多いしね。もちろんボクもリアルタイムでは知らない。
近代の日本と朝鮮半島の関係を確認するには象徴的な題材ではある。
今読んでる「血と砂」あたりと比較しても面白い。
韓国の発祥を主張する傾向をウリジナルなどと揶揄することもあるが、力道山は正真正銘の朝鮮半島出身(現在の北朝鮮だが)で、ながらくその事実を隠されていた。
この情報のあふれた時代でそれもナンセンスだし、正しいウリジナルを主張する方が良いのじゃないか。
差別も描かれているが、決してヒステリックではなく、むしろ押さえ気味。
新弟子時代の力道山が叫ぶように歌う、「予科練の歌」は感動的なんだが、実はその裏に秘められていたのは・・・。一筋縄ではいかず、政界進出まで睨んでいたと言われる稀代の英雄の物語。
現役プロレスラーが多数出演しているのも見物。ただし、馬場さん、猪木会長は出て来ません。これが惜しかった。
ロッキーの着ていた穴の開いたグレーのスウェットが欲しくて探し回りました。当時はいわゆるジャージしかなかったし、トレパン・トレシャツの時代でしたから。
今のトレーニングウェアはカッコいいし、高いですね。CWXだなんだと。
ボクシングなら、ださいオンボロでも様になると泪橋。少しかじったのはそれから10年近くたってから。おそいデビューですね。
オヤジに勇気を与えてくれるという点では非常に(・∀・)イイ!!
オリジナル「ROCKY」は間違いなく名作中の名作。
その間のシリーズは、実はあんまり観てない。別にけなすわけではないけど、オリジナルを越えられないシリーズの典型みたいな気がして。
さて、このファイナル。どうなることか。
んん、いいね。真冬の灰色の寂しいフィラデルフィア。オリジナルに通じる空気感だ。
地味ーに進んでいく中盤あたりまでの丁寧な描かれ方といい、楽しい。好感が持てる。
だが・・・お定まりのトレーニングから試合のシーンまでって、どうだろう。
あれ、それでいいの?それで終わり?(・へ・)
という感想。
総括として。
この映画って、オリジナルを現在の技術を用いて、再構築したかっただけなんじゃないの?と
音楽で言えばセルフカヴァー。
途中まで良かったので、惜しい感が残ります。
にしても、スタローンの血管の浮き方って異常じゃない?
オールライダー。
もちろん、ワタシはオリジナルの仮面ライダー世代。
憶えてますねぇ。テレビ放送が始まる前に少年誌かなんかで紹介されていたのを。
大きく”新番組”として仮面ライダーの写真が掲載されていました。
それが、やたらと暗い写真で、当時は不気味なことこの上ない。
「ほぉ、面白そうな番組が始まるな。コイツが悪モンか。で、ヒーローはどれだ?」と、マジに思ったのでした。
それくらい、仮面ライダーというのは、ダークナイトばりに暗く不気味なヒーローなのでした。
佐々木剛が出てきた辺りから、明るくなって来ましたが。
本作は面白い映画だと思います。最初からダレ場もなく。出し惜しみなくビュンビュン飛ばしていきます。
大晦日に観る映画に仮面ライダーってどうよ、とか思ったのですが、結局最後まで観てしまったし。
主役は当然、直近のライダーあたりなんで、言ってることがちんぷんかんぷんだったり、ノリ的に(´ε`;)ウーン…なところもありましたが。
なぜか、ブラック将軍役で福本清三さんが以外なキャスティングをされていたので、嬉しくなって\(^o^)/
さすがの殺陣。若いもん相手にスピード・迫力とも一歩も引きません。
できれば海老反りも見せて欲しかったけど。
ストーリー、おもしろんだけど、タイムスリップネタとか複雑すぎて、ちょっとわけわからん。子どもは分かるんだろうか。
石丸謙二郎が結構画面を引き締めてます。
よくわからんが、40年前にショッカーは仮面ライダーに倒されず、立場が逆転。日本を始め、世界をほぼ掌握しているディストピアな世界になっちゃってると。
なんか、ショッカーに統治された街の描かれ方が、ジョージ・オーウェルの「1984」です。飛行船でショッカー首領がスピーチするとこなんか、ビッグブラザーを意識してるな。
オールライダー。もう、何がなんだかわかりませんが、全員集合してるらしいです。65人?
ソレ(基本ライン)自体は昔から映画版などで繰り返し使われてきた、東映オールスターの忠臣蔵子ども版みたいなもんです。
CGも適度に使って、テンポ良く進んでいきます。
声の出演も、ショッカー首領@納谷悟朗、一号@藤岡弘、、二号@佐々木剛、V3@宮内洋などなど、オリジナルにこだわってます。
ラスト近くには仮面ライダーじゃない、キカイダー・快傑ズバット(\(◎o◎)/!風見志郎とかぶってるぞ!)とかも出てきて、作品の世界観を共有するマーベルコミックスみたいですwww
あと。
全体的になんか、少年ジャンプ的な展開ですね。なんか。
どんどんラスボスがグレードアップしていって、どこまで?とか。
それに比例するみたいに、仮面ライダーも際限なくデコラティブになっていって、ちょっと機能美とかも考えろよ!とか言いたくなる。
前から思ってるけど、そもそも既に「仮面ライダー」である必要があるのかと。
仮面ライダーとしてのアイデンティティはあるのかと。
オリジナル派のオジサンとしてはね。
最近の仮面ライダーは言動に品がないのも気になる。
一人やたらと礼儀正しい若い仮面ライダーがいるので、それでバランスとってるのかな。
オーラスの集団立ち回りは、お約束の「いつの間に採石場に!?」のパターンは踏襲してくれているので、違和感なく嬉しかったです。
オリジナルから最新まで、その間がまったく飛んでいても、説明なくても楽しめます。
エンドロールも一工夫があって(・∀・)イイネ!!
でも、悪くないと思います。まとまってるし。
ただ・・・ストーリーがわかりにくいよ。
相関関係が。結局、菊地凛子は何者だったんでしょうか。
すごく丁寧に作っている感じは受けます。
でも、誰(国)に向けて作ってるのかな。
真珠湾攻撃前夜の上海で、日本は中国ではひとでなしのクソ悪役。
さりとて、チョウ・ユンファが中国人として、特にヒロイックに描かれているわけでもなく、日中としては、それほど感情移入はできない感じ。
結局、主役はジョン・キューザックていうことになるんだろうが。ちょっとなあ。
この人が諜報員?なんか、雰囲気が全体的にぬるいよなあ。
渡辺謙の日本刀のような凄みとチョウ・ユンファのアウトローさ加減に挟まれると、なんかとっちゃん坊やみたいでねぇ。
そう、ケンワタナベとチョウ・ユンファが好きなので観たようなもんです。
後、菊地凛子。なんなんだろう、この人は。
多分、演技はめちゃめちゃうまいんだろう、と思います。
でも、女としても女優としても、あんまり魅力がないんだよなあ。
コン・リーの色っぽさが際立つ。
りんこさん、最後の方は日野日出志の漫画のような顔になってたし(すみません(;´Д`))
渡辺謙はなんだかんだ言って好きです。
しかし、「ラスト・サムライ」でもそうだったけど、断末魔とか、最重要な時って、普通母国語で終わらんか?
それはともかく、ラストの方で、謙さんがハットとトレンチコートで出てくるんだけど、これがこれほど似合う日本人はいないね。
ハードボイルドなチョウ・ユンファよりもハードで良かった。
もちろん、チョウ・ユンファも(・∀・)イイ!!。
リアルで丁寧な映画で好感は持てるけど、もっかい観たいかと言われると・・・
結構、酷評されているようですが、予告編を見るかぎり、内容的には大同小異かなと思います。
主演の武田梨奈、最初は微妙かと思ったのですが、かなりカワイイです。
それと妹役の飛松陽菜、この当時、まだ13歳ということですが、アクションはすばらしい。
見ようによっては、ちょっとスンヨンにも見えるし、安田美沙子にも似てる・・・かな。
二人の擬闘はすごいと思います。
ちなみにボクは昔(JAC=ジャパン・アクション・クラブ全盛時)アルバイトで仮面ライダーショー(の悪役)をやってたので、少しはわかります。
けど、その擬闘(アクション)を見せるだけの映画になってしまってる感じ。
監督はアクション映画命の人らしい。
こだわりでワイヤーアクションはやらないとか。
まあ、確かに、最近の(あんまり、観てないけど)香港映画はあまりにも使いすぎな気もします。
それはともかく、台本・ストーリーがどうにかならんかったんでしょうかね。
テレビでももう少しひねるなりなんなりすると思うんですけどね。
それとも確信犯?
ひとことで言うと、アクションの見本市っていう感じ。
同様の映画でタイの「マッハ!」ってありましたけど、こちらのほうがストーリー的にはいろいろと良かった。
はっきり言って、本作は映画研究会が作ったレベル。
大体、この手の映画には、バイプレイヤーで「あの人は今」的だったり、演技しっかり、ええ仕事しまっせ的なネームバリューのある俳優が一人二人出てたりするもんなんですが、見事に誰も出てませんね。
昔の東映映画やVシネだと、大滝秀治とか大杉漣とか出て締めてくれるんですがね。
予算の関係なのか、そういうポリシーなのか。
せめて、もう一人インパクトのあるラスボスが観たかった。
綺麗で迫力があって、カワイイ擬闘・アクションが観たければオススメ。
いつもいくスーパー銭湯箕面水春の前に、なぜかでかいカンフーパンダのFRP人形がポーズとってます。
吹き替えで観ました。
だれが声やってるのかな。結構わからなかった。
シーフー老師が笹野高史。(オリジナルはダスティン・ホフマン!!)
タイ・ランが中尾彬。
なるほどー。
しかし、オリジナルの声優は、アンジェリーナ・ジョリー・ルーシー・リュー・ジャッキー・チェンなど、錚々たるメンバーですね。
アメリカはあんまり声優専門っていうのはいないのかな?
市場として着目したハリウッドが中国圏向けに作った映画?と穿ってみてました。
先鞭をつけたのがディズニーの「ムーラン」かな。
その後、きっちりミッキーとかパクリ返されたけどwww。
カンフーパンダ。良くCGを認めない映画ファンがいるけど、スゴイよ。やっぱ。
表情の動きなんかも。多分、実際の俳優があらかじめ演じている動きを読み込ませてるんだと思うけど、それでもスゴイ。
蛇の蛇拳やカマキリの蟷螂拳はどうしようもないだろうが。
いい大人が観ても飽きませんよ。
スピンオフもあるし、続編も公開されてるんですよね。
CGアニメではモンスターズ・インクが大好きなんだが、カンフーパンダ2も観てみたい!
映像は好き。
特に水(水面)を効果的に使っているところとか。
原作読んでないけど、ストーリーはいいわ。
ホラーです。
はっきり言って全然怖くない。もう少しどうにかならんかったのかということ。
自分にとっては千明様が出てる時点で怖くない。
可愛くて綺麗すぎて、全然怖いどころのさわぎじゃない。
幽霊だろうがなんだろうが、千明様であるなら大歓迎。
というか伏し拝む。
で、千明様の映画ということで、★は5つ。
まず、ワロタ。
小沢仁志のニックネームは「顔面凶器」らしいんだが、いや、凶器すぎる。
この人、東京の人ですよね。堂に入った関西弁(神戸弁?姫路弁?)は大したもんだ。
東京の俳優の関西弁で凄いと思ったのは緒形拳。それほどでないにしても、迫力のある「なんどい!?」というセリフななかなかのもの。
違和感なかった。
役作りのために太ったのかもしれないが、空気感はまさに竹中組長。
弟役を演じている森永健司は残念ながら、アホな窃盗でつかまっちゃいましたねえ。
もぉ、復活は難しいかな。
「アウトレイジ」でも、貫禄のあるところを見せてくれてたのにねぇ。もったいない。
力也とか、マジで危ない人とかも出てますが、放送禁止的に危ないね。小沢仁志は。
そういえば、竹中組長が襲撃されて殺害されたのは江坂のマンションで、当時ボクも江坂に務めていて、現場が近所だったのを思い出す。
落語を聴きに行って来ました。
先日、柳家喬太郎さんを聴きに行った時、良い感じだった桂文華さんが出るということで。
能勢電鉄 山下駅を降りて徒歩15分とのこと。
昼飯を食えなかったので、駅前のスーパーでおにぎりを買ってほぉばりながら歩いて、まあ、そんなもんです。
なぜか、現在放映中の連ドラ「カーネーション」のロケーションで使われたそうです。
詳しくはコチラ
入場料200円のみ。
通常は300円だけど、この日は団体割引扱いらしい。
実質無料。これで落語が二席聴けるのならば、嬉しいと思ったのだが・・・。
落語は良かったです。
特に場所が最高で、座布団に座って、昔の寄席の雰囲気を味わえました。
でもね、2点ほど。
落語の前に前説(前説で散々、携帯はマナーモードと言ってるのに、その直後になり出したし)とは別に喋りだしたおっちゃんが。
企画の会社の社長らしいけど、なんか、延々しゃべる。
30分しゃべらないかん、とか言いつつ。( ゚Д゚)ハァ?
吉本の批判(悪口)とか、いろいろ。
意味分からんので、ボクはずっとiPhoneで新聞読んでましたが。
ほんまに30分になんなんとしたとき、客の一人のおっさんが切れだした’`,、(‘∀`) ‘`,、
「いつまで喋っとんねん!ワシャ落語聴きに来たんや(#゚Д゚)ゴルァ!!」と。
拍手が起きましたよ。
なんか、そのあとに出てきた文華さんもちょっと鼻白んでたようで。
追い打ちをかけるように、最前列で話しる途中にバシャバシャフラッシュたいてるおっさんが・・・。
次に切れたのは(ブチギレたわけではないよ)演者の文華さん。
話しを突然やめて、両手でピースを作って「一体、何枚写真撮りまんねん!これでよろしか!?」と(;´∀`)
ほんま、最近は若いのより、年寄り連中のマナーがね。
携帯にしても使いこなせてないから、マナーモードの意味がわかってないのかもしれない。
演目は場所柄ずばり「池田の猪買い」。空気は悪くなってもうたけど、話しは良かった。
あとは桂福車さん。演目は出なかったので分からなかったけど、新作です。
こちらも又聴きたい落語家です。
映画の観客のマナーの悪さは前に書いたし、名画座など映画ファンだけが集まる場所を選べるけど、落語はこういう時難しいね。
久しぶりにホールじゃないところで落語を楽しめたのでした。