「正直観たもの読んだもの」カテゴリーアーカイブ

映画レビュー:「冷たい熱帯魚」 でんでんこえぇぇぇヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ


日曜日には大体、予約している本を受け取りに行くか、返却に行くか。

図書館にいきます。

その前に朝一、首のリハビリに行ったのですが、調子悪い。

非常に痛い。

歩くと尚、痛い。

お昼過ぎに帰ってきて、どうしようかとしばし悩む。

標題の映画を観に行きたいんだけど、2時間以上ある映画に、この首が耐えられるか。

調べると、梅田で2時からの回に丁度間に合う。

行かずに後悔するより、行って後悔しよう。

と、いうことで、テアトル梅田へ向かいます。

あれぇ、上映スケジュールにないやん( ゚д゚)

受付のおねいさんに聞くと、それはシネ・リーブルの方ですとのこと。

うわ( ;゚д゚)間違えた!やばい。

シネ・リーブルはスカイビルの中だ。

急げε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

スカイビル、ベタな角度、でも首が動かないのでツライ

15分くらいで着きました。昼食をとってないので、何か食っとかないと、幸せに観覧することはできない。かもしれない。

とりあえず、チケットゲット。なんだ、この時点で整理券は17番。余裕やん。

スカイビルの地下は「滝見小路」飲食街。

こんな看板がいっぱい
滝見小路。アベックのハッテン場が設けてある。

でも時間がないので、普通のものは食べてられない。

自慢じゃないが、食べる遅さで負けたことはない。

ラッキー!ドトールがあったので、ホットドッグとコーヒーを。

こちらのオネイサンの笑顔は100点満点だったので、ゆっくりしたかった。

映画館に戻ってしばらくすると、順番に入場。

ボクはいつも、後ろのほうに座るのですが、適度な込み具合でゆとりはあります。

席のつくりも広めです。

吹越満のメガネにでんでんが写ってるのですが・・・オフィシャルサイトより

一応、ホラーの範疇にいれているひともいるようで。

スプラッターとかダメな人にはおすすめできません。

でんでんが気になる。主役は吹越満ですが、でんでんもほぼ、主役といってもいいと思います。
ていうか、全セリフの半分以上はでんでんでしょう。

まず、最初にでんでんが喋り出して、こけかけた。前にもまして滑舌わるっ!

これで全編いくのか?聞きとれないところもあるぞ。

しかし、そこがある意味この役ではリアリティがあります。

かなり観客を選ぶ映画です。

間違ってもテレビ放映はありえない。ケーブルテレビでも無理なんじゃないか。
多分、放映したらクレームの嵐だと思う。

何を勘違いしたのか、ボクの隣の席には老夫婦がいるんだけど・・・。

でんでんの妻役に黒沢あすか。
「火火」で陶芸家の田中裕子に弟子入りする、超純な娘さんの役が非常に記憶に残っているので、今回の(多分、ほぼ全ての女優さんがオファー断るであろう)役とのギャップに、ちょっと唖然( ゚д゚)

狂気の主役二人を食ってしまうほど。

吹越満は、まあ想定内。良かったです。

とにかく、でんでん、こえぇぇぇヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ と、タイトルもいっかい。

でんでんの演技が怖いというよりも、あのでんでんの中にこれがあったのかという、一種裏切られた感のある、寄る辺ない怖さ。

脚本は良いと思います。

ただ、なんか(故意にだろうが)非常にわざとらしい、セリフがところどころ気になる。

んで、わざわざ、あんなリアルなもん作って、扱いが嘘っぽかったり。もったいない。

と、これは粗探しです。

もっかい言いますが、これは観客を選ぶ映画です。

多分、彼女(嫁さん)を誘って軽い気持ちでみてはいけないよ・・・。

きまずーく・・・なるよ。

ウフィッツィ美術館展〜ソフトバンクセミナー その1


ウフィッツィ美術館は、イタリアのフィレンツェにある、古い美術館で400年の歴史があるそうです。

沢山の所蔵品の中から、コレクションの一つである「自画像」というくくりで今回の公開となりました。

大阪 中之島の国立国際美術館で、まもなく終わるので駆け込みで。

朝日友の会に入ったので入館料1400円無料ですヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!

で、その後、二時からブリーゼブリーゼで「アリババ」&「ソフトバンク」のセミナーがあります。

誘ってくれた神戸のインチキ貿易商は鬼の霍乱で風邪ひきダウン。当日朝になって、一人で行けとメールが。

ま、風邪感染されるよりいいけどね。

その前に、ヨドバシのコムサにパンツの寸法直し。

大分前に神戸のCOMME ÇA MENで買ったスーツなんですけど、パンツが短くてかっこわるい。

足が長くなったのか?

コムサのスタッフはいつも感じいいのよね。

うちの落ち度です、って言って、無料で裾伸ばしをしてくれることになった。しかも、当日渡し。

又、買うからね(^^) 宣伝もしてあげたし。

そこから歩いて美術館まで。もっそい天気が良いので。空が真っ青です。

ちょっと寒いので、堂チカを歩きます。

堂島川の前で地下道から地上に出て美術館まで歩くと、汗ばむ陽気でした。

国立国際美術館と青空

美術館は平日のお昼前、お客さんは結構年配の人(おばちゃん)が多い。

あんまり騒がしい人はいないのでよかった。キャピキャピしたカップルもいないし。

昼からの予定があるので、少々心急きですが。

レンブラントの時代からいろいろ観てて気づいたのは、自画像は向かって右を向いている顔が多いというか大半がそうだということ。決め事とかあるのかな。

普通、右利きの人が書く場合、腕の構造上向かって左を向いている方が描きやすいと思います。

写真のない時代、肖像画を専門にする画家も多くいたようですが、単純に凄みというか質感というか、写真を凌駕しますね。

ほとんど、鼻下にしか光が当たっていない自画像とか。ほとんど、風景の一部に小さくしか描かれていない自画像?とか。描かないことによって表現する手法など、様々な技巧がこらされて、面白い。

ま、前衛になると、作者が自画像だと言ってるから仕方なく自画像みたいなのも多いんですが。

そのなかで結構、目玉になって、メディアにも出てたのが、「草間弥生」の自画像。構図的には小学校低学年の作品「わたしのおかあさん」的な絵なんですが。

しかも2010年にしては若すぎるし、いやいやいや、最初から全然写実しようという気がないやろ(#゚Д゚)ゴルァ!!っていう感じの絵なんですが・・・。

いや、実物はすごいです。さすが、草間弥生。色使いがすごい。目に突き刺さってくる。画家のパワーか?パワーが尋常じゃない。

「ヴィヴィッドとは、草間弥生」     です。

堪能して・・・セミナー前に昼飯も食いたいし・・・梅田に急ごう。

映画レビュー:グリーン・ホーネット 初めて3Dメガネをかけました


観てきました、「グリーン・ホーネット」。

主演はセス・ローゲン、よく知らない。助演がジェイ・チョウ。

でも、どう考えてもこれはジェイ・チョウの映画。

かつて、テレビドラマではブレイク前のブルース・リーの当たり役だった、運転手のカトー役。

ボクもカトウなので、やっぱシンパシーあるもんで。

オフィシャルサイトより

この前、IMAXの「インセプション」を観て、酔って途中退場を余儀なくされたことは書きました。

しかし、今後、どんどんと3D映画が増えてくることを思えば、これはクリアしておかなければいけない問題です。

レイトショー料金はIMAXでは適用外。しかも、3Dだと400円増し。なので総額2200円です。

高いんじゃないか?

昔、新世界あたりで3本立て800円くらいでみてた記憶があるので、どうしても。まあ、比較しても仕方ないが。

しかし、結果的にあまり高くないなと・・・。映画自体(ジェイ・チョウ)楽しめたし、IMAXのでかい箱がほぼ貸切状態だったし。

そう、お客はボクの他にひとりだけ。たまたま、同じ列の数席となり。

なんかね、ハリウッドスターが試写を観てる気分ですよ、これは。

で、3D酔いもまったくなし!途中からは3D映像であることも意識しなくなりました。

映画の内容ですが。

うーん、なんか、今ひとつですね。こういのうって、脚本に手を入れすぎなんでしょうか。結果、なんだかわからんもんになってるような。

主演のセス・ローゲンが脚本も兼ねてるみたいなんですけどね。

ロッキーの脚本・主演したシルベスター・スタローンみたいに、低予算で「ゼッテーおれ!」みたいなノリで作った方が良いものができるような気がする。

ま、失敗したらどうしようもないけど。

個人的にはジェイ・チョウが大活躍で、めちゃめちゃカッコイイので、それだけで満足ではあります。

あと、ドッカンドッカンで、あとなにも残らないけど、スカっとする映画が観たい人にはおすすめ。

いや、けっして悪くないし、嫌いな作品でもないですよ。

鬼ボディ( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!


井岡の試合、今日初めてみました。

すごいな、マジで。

最初から左ボディがスゲェなと思ってたけど、フィニッシュも左ボディか。

下半身の安定感がハンパない。まさに発射台。

コンパクトに打ってるのに、見た目以上の威力。あのタイミングで入れられたら、死ぬわな(ーー;)

カメラの角度もあるけど、全然見えなかった。ま、内藤も見えなかったらしいし。

優等生ぶりがあの兄弟を意識してるっぽいが・・・、まあいいや。なんか、三匹くらいいるゴロツキボクサーを駆逐してくれъ(゚Д゚)グッジョブ!!

それにしても、香川照之いろんな意味で(;´∀`)…うわぁ…なんなんこのひと?
ジョー小泉も東大やったっけ?

本年もよろしくお願いします・・・大晦日Dynamite!!


《FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ2010〜》
○長島☆自演乙☆雄一郎(2RKO)青木真也●

今年は編集が割とよかったかね。
いつもは録画で観るので、CM飛ばしながら観てます。

でも、出し惜しみしないで、テンポ良い編集で見やすかった。
チラチラと「ガキ使」見ながら。

オーフレイムはマッチメイクが難しそうですね。
みんな、今は逃げてるっぽい。
無理ないが。ドーピングチェックしてる?谷川さん。

それと、レフェリーの角田さん。ちゃんとやってよ。
京太郎完全にダウンやん。ファイティングポーズとれてないのに、レフェリーが時間かせぎするなよ。しらける。

ほんで・・・
青木真也はプライド時代は好きだったのだが・・・・
なんか、最近は言動がおかしいような。強けりゃ、うまけりゃいいってもんでもなかろうよ。
シンパシーが全く抱けない。
メンタルのステージが低すぎ。

最近は全盛期を過ぎたのか、あまり活躍してないけど、ミノタウロ・ノゲイラがやはり最高のグラップラーだと思います。
最高の技術で対戦相手を傷つけることがない。ま、心は折れるだろうが。

翻って青木だが、今回も、どんなルールであれ、受けた以上はプロとして見せられる試合をするべきでしょう。
まあ、ヒールとしての立ち位置であれば、見事にその役目は果たしたわけですけど。
卑怯に逃げまわって、最後に必殺技・伝家の宝刀で一刀両断される・・・って、力道山のプロレスか?

自演乙は素人目に見て安定感には欠けると思うが、オタクとして若年層へのアピール度は強いので、マーケティング的には未来への貢献度は大きいよね。

なんか、この試合がないと、今大会は締まってなかったんじゃないかと言う感じ。

いや、いきなり猪木さんのハナタレ見られただけでOKか!?

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映画レビュー:キャタピラー


ほんとに久しぶりにレイトショー以外の映画をみてきました。

多分、5年前に「誰も知らない」を観て以来ですね。

ちょっと、閉鎖空間+動けない状況が苦手なんで、空いているレイトショーでリハビリしてたんです。

にもかかわらず、上映前の予告編でこんな映画のトレーラーが・・・
「リミット」—目が覚めたら土の中。

http://limit.gaga.ne.jp/ (いつまで見られるかわからないど、URL貼っときます。

キル・ビル2でもあったけど、棺桶に入れられて生き埋めにされるんです。

で、苦しそうな呼吸で「息ができない・・・」とかいいながら、携帯で救助を求めるんですが、ブツッときれてしまう、前編ほぼ真っ暗な予告編映像。

それはあかんやろ、それは。フォビア持ってる人とかには嫌がらせやで。

で、それはともかく、阪急梅田のコンコースには宇宙戦艦ヤマトが埋まっていました。(埋まっている体で・・・w)
ニュースとかでもやってたらしいけど、知らなかったので、ちょとびっくり。

映画公開の宣伝なんですね。

宇宙戦艦ヤマト
波動砲発射!!

波動砲発射の瞬間を狙ったのですが、その衝撃でエラいことブレてしまいました(嘘)

キャスティングも良いとは思うんですが、どうも、最近はこういうのがコスプレに見えて仕方がない。なんか、衣装に着られているというか。山崎努の沖田十三なんか良いと思うんですけどね。

それと、この手のシチュエイションで全員日本人(東洋人)というのも、実写にすると、めっちゃ違和感あります。

観に行くかどうかは未定。

ということで、映画関連で脱線しましたが、「キャタピラー」。

題名からして、江戸川乱歩の「芋虫」=「キャタピラー」かと思っていたのですが、どうも違うらしい。

粗筋からはんだんすると、「ジョニーは戦場へ行った」に近いものか。

でも、なんでキャタピラーなんでしょう。日本公開で「芋虫」ではダイレクトすぎてダメなんでしょうか。

それにしても、もう少し違うタイトルの方が良かったように思います。

主演は寺島しのぶ。良かったです。スッピンで大アップが続くのですが、それでもリアルな美しさ(もともと、あまり美人だとも思ってないけど)がエロチックで。

特殊メイクもここまで進化したのかという感じ。どうだ、この特殊メイク技術は、という感じではなく、あくまでもメインは映画のストーリーであり、演技であり、特殊メイクは全面ででてるにもかかわらず、見事に裏方に徹しています。

どこが特殊撮影なのか、良くわからないところ。これこそ、特殊撮影の本領発揮というところでしょう。

ストーリーは、どストレートの反戦映画。いいのか、このカットは、とうのもありました。しつこく御真影をうつすところなど・・・。

ストーリーが良かったとは正直思いません。もっと、他に展開のさせかたもあったのでは。

主演の二人は良かったです。

反戦思想、戦争の悲惨さは次世代に伝えていくべきものなのですが、この映画はR-15指定。

性描写も多く、敢えて子供には見せるものでもない。その狙いはなんなのか。

テアトル梅田は満員御礼でした。

ロフトの地下、テアトル梅田

大阪はアート系映画館が少ないですね。昔はもっとあったのに。

横尾忠則全ポスター展:国立国際美術館


暑いけど、行かないわけにはいかないというか、強迫観念的ななにかに背中を押されて行ってまいりました。

横尾忠則全ポスター   展。

中之島の国立国際美術館です。

なんとか午前中に出発し、肥後橋駅へ。駅の階段をあがると目の前のアパホテルにこのような看板が。

明訓高校?
明訓高校?

高校野球というか、スポーツに疎いので有名な高校なのかどうなのか知らないのですが、ドカベンの高校だということは知っています。何でも、作者の水島新司が行きたくて行けなかったのが新潟明訓高校なのだそうです。

その横にあるレトロビルが前から気になってます。

里山カフェ
里山カフェ

一階がカフェになっているので、一度入ってみたいのですが、次の機会に。

さて、アパホテルと里山カフェを尻目に殺して国立国際美術館へ。

横尾忠則全ポスター
横尾忠則全ポスター

夏休みだし混んでるのかとおもったのですが、さにあらず。結構空いてます。

少し若いのにリサーチしても、「横尾忠則」自体、あまりピンときていないような感じでしたし。

そんなもんかな。

若い時にアングラ芝居を手伝ってたこともあるボクとしては、かなりのキーパーソンなんですけどね。

展示会場内にはスキンヘッドのおねいさんなんかもいて、少しほっと?したりして。

やはり、60年代の作品のパワーには圧倒されます。この蛍光色と乱雑にみえて抜群のバランス感覚で配置された超独創的なパーツのコラージュ・組み合わせがなんとも!!!

いいなーいいなー、という感じ。

例えば、ビートルズのイエローサブマリンのジャケットみたいなサイケイラストデザインなんかは、やっぱり時代や古さを感じるのですが、横尾先生の場合、それがない。すげーなー。

出口にはお定まりの売店コーナーがあるのですが、当然、横尾グッズが販売されています。まあ、もともとというか、ポップアートな人だから、グッズ販売はいいんですが・・・高くない?ルノワール・ゴッホとかの作品モチーフでもそんなにしないと思いますが。

図録も¥12,000だし。そんなもんちゃあ、そんなもんなんだが。

ちょっと手が出ないので、スルーしました。絵葉書もほしい作品がなかったし。ちょっとポイント外してる感じ。

600点展示と聞いていたので、根性入れてみました。多分、ボクが一番丁寧に見ていた(遅かった)でしょう。

堪能して会場を後にします。

帰りは梅田まで歩きました。

新地を通って、どこでラーメンを食べようかと。もぉ、ラーメンの口になっているので、中之島バーガーというのもうまそうだが、今日はパスします。

で、ここの店にしましょうと。

神虎
神虎 北新地本店

老舗で本店なんですが、古い店なんでしょうか。お初です。

つけ麺もプッシュされてますが、ここはラーメンを。しかし、「激辛」の文字があると、避けては通れません。

先日の向日町の激辛坦々麺を食べた後では、まあ、何がきても辛くないけどね。

赤玉
赤玉ラーメン

激辛の赤玉っていうのを。結構うまいです。麺は中太を選びました。その割には、食ってるうちにすぐに伸び加減になってしまいますが。チャーシューもうまし。

腹が減ってたので、替え玉をしてしまいました。苦しい。軽く後悔。

ところで、今日は淀川の花火です。

梅田近辺は浴衣を着たカップルがいっぱい。ひところに比べると、みんな浴衣の着方がうまくなりましたね。

特に男子。前は胸高に帯を締め、お前はバカボンか?ガイジンか?みたいなのがいっぱいだったのですが、最近は結構着こなしているようです。雑誌とかで特集でもしたかな?でも、ひとり、帯が解けて再び結べなくて、ちょっと途方くくれてる男子もいましたが。

あと、女子は髪の毛盛る盛る。足元パンプス。まあ、むちゃくちゃに着崩してる子はいないみたいなので、よしとしましょう。

映画レビュー:インセプション・・・げぼ


ディカプリオとケン・ワタナベのインセプションを観てきました。

正確に言うと、途中まで。

別に3D映画ではないんだけど、IMAX仕様です。

日本に4館しかないらしいです。109シネマズ箕面のホームページによると。

トイ・ストーリー3が3DIMAXで観たかったんだけど、今日のところはインセプション。

IMAXの定義は良く知らないんだが、とりあえずスクリーンがでかくて綺麗。

で、音響が立体的。リアル。

最初のうちは良かったのですが、だんだんと観てるのが辛くなってきて、やがて気分が

悪く・・・。1時間たった今もまだつらいです。

車のぶつかる音とかが(対人含む)やたらリアルで精神衛生上悪いよ。

二時間半の映画を二時間近く頑張ったんだけど、もぉ、これ以上我慢してると吐く。

っていう感じになって、無念のタップアウトでした。

IMAXだからレイトショーなのに通常料金なのにくやしい。それと、意味深なオープニングにどう

つながるのか、やっぱり観たかったよ。

ケン・ワタナベはカッコいいね。なんか、他の白人出演者のだれよりも演技がバタ臭いんだが。

今回はそういう芝居なんだろう。

インセプション。難しいよ。なんの説明もなく進行していくので、帰ってからウィキで確認したもん。

それと、普通、字幕って、端っこに出るもんじゃないか。ほとんど、画面のセンターに近い位置

に出てたけど。おもいっきり絵にかぶさって。最近の流行りだろうか。

最後までみたかったなあ。

トイ・ストーリー3でリベンジします。

京都旅行1:ボストン美術館展


夏休み最初の土日に、一泊で京都旅行に行ってまいりました。

とりあえずの行き先は京都大原。

とうしても ♪きょうと〜おおはら、さんぜんいん と口ずさんでしまいます。

全国的に酷暑が続き、中でも京都は冬は寒く夏は暑いところ。しかし、大原まで行けば少し涼しいかなと・・・。

初日は大原へ行くまでに京都市美術館で開催されている「ボストン美術館展」を見学してまいりました。

とりあえず、昼時なのでランチをします。

なぜか、イタメシを食べようと思っていたのですが、美術館近辺にはありません。

前来たときにはあったと思ったのになあ。

iphoneで「左京区 ランチ」で検索したところ、目の前の蕎麦屋がトップにヒットしました。

まあいいかと言う感じで入ります。結構立派な作りのおそば屋さん。京都は非常にそば・うどん屋さんが多いですね。

蕎麦屋の天井
蕎麦屋の天井
そば
本日のランチ

腹ごしらえが終わったところで、美術館へ突撃。

思っていたよりはすいていました。

エントランス カメラはここまで
エントランス カメラはここまで
京都市美術館
京都市美術館

なかなか見ごたえのあるラインナップでした。

レンブラントからピカソまで・・・と言う感じ。

300年〜500年前の宗教画はいつ見てもその時代の息吹(筆遣い)を感じさせて、軽く時間旅行をさせてくれます。

しかし、やはりなんといっても圧巻の存在感は今回の目玉であったレンブラントの作品群でしょうか。

写真のない時代にここまでリアルに400年前の人たちの風俗を描き、体温まで感じさせてくれる写実は本当にすばらしい。

それと、初ゴッホも満足の佳品。コテコテの絵の具と一筆で見せるグラデーションは、もう・・・ゴッホだ!

その他、全80作品を十分に堪能しました。

最後にお決まりの図録やグッズ販売。

で、またもや図録ゲット!

いつも思うのですが、図録というのは、少々作りはお粗末な嫌いもありますが、カラーで大判印刷。

丁寧な解説もついていて、今回は2,300円。これは抜群のコストパフォーマンスだと思うのですが、どうでしょう。

買わなきゃ損だと思います。

定番の図録や絵葉書に混じって、なんだ、ぬいぐるみ?

モネやピカソのぬいぐるみ・・・んー、ちょっと欲しいかも。

そのうちのひとつにゴッホのぬいぐるみがあるんですが、これがすごい。

なんと左耳が別パーツでぶら下がってるんです。英語だけど、「ボク、ゴッホ。ボクの耳は取り外せるよ!」とか書いてあるんです。

なんちゅう、ブラック。

ということで、満足のうちに大原に向かいます。

続く