月別アーカイブ: 2011年7月

読書レビュー:ウェブを炎上させるイタい人たち-面妖なネット原理主義者の「いなし方」 (宝島社新書 307)


この著者の前著「ウェブはバカと暇人のもの」も読んだが、そこで書き足りなかったのか、同じ路線での著作、だと思います。

前著でも、端々の事例や考えはわかるのだが、今ひとつ言いたいことがわからない。
ボクの頭の中では様々な事例が解へと収斂していかない。シナプスがつながらないというか。

本書にある「ネット原理主義者」って、誰のことなんだろうか。そんなMacエヴァンジェリストみたいなユーザってあんまり周りにいないけどなあ。

むしろ、何日かに一編しかPCを立ち上げないとかいう人の方が目に付くか。

ただ「痛い人」は掃いて捨てるほどいますわね。多分、若年層を中心に多いのでしょう

その「いなし方」というところに惹かれて、読んでしまいました。決して前著に感動して読んだわけではありません。

インターネットに世界を変える力なんかないと。力のあるのは、それらを正しく使える人間だと。

そんなことは声高に叫ばなくてもわかってます。

そりゃ、もちろん、ツールはツールでしかないです。

それは電話やファクスにも言えることで、通信革命ですよね。

ファクスなんか、つい最近まで、そんなモンなくても仕事できる、って言ってる零細企業の社長はいましたから。

どんなツールでもユーザにエキセントリックな人間は存在します。

もともと偏執的な人が、こりゃいいわいと使い始めて、その存在があぶり出されるように顕著になったっていうのが現状じゃないのでしょうか。

「ウェブはバカと暇人のもの」というのは、やはりあまりにも一面しか表現していないと思います。

著者は、ネット住人でもある代わり、多くの偏執的なネットユーザの被害者でもあるので、あえて、辛辣に断じてるように感じました。  

最近、どのように使えばいいのか悩んでいるSNS。

Google+で一応の収束なのか?なかなか整理してついていけませんが、可能性は感じています。

相互リンク募集いたします


USED ARTICLES 正直堂のこのサイトと相互リンクして、SEOを強化しませんか?

基本的にはある程度の類似(同系列)サイトである方がSEOの効果はお互いに高いと思いますが、一度お気軽にご相談ください。

USED ARTICLES 正直堂の相互リンクページはこちらです。
相互リンクページ

デザイン上もしくはSEO上の問題より、トップページへのリンク貼付けは原則としてしておりません。ご了承下さいませ。

リンク用バナーは現在2種類をご用意しております。

小バナー
小バナー
大バナー
大バナー

お問い合わせよりご連絡を頂きましたら、お返事を送らせていただきます。

貴サイトを拝見させていただきますので、URLと自己紹介(任意です。簡単で結構です)をお送り下さいませ。

※お問い合わせはこちらから。

※尚、公序良俗に反するサイトや、USED ARTICLES 正直堂が相互リンクするにはふさわしくないと判断したサイトは、申しわけございませんが、お断りする場合がございます。

よろしくお願いしますm(_ _)m

ラーメン大吉 茨木


ラーメンのレポートです。はい。

今回の店は私のふるさとにある、実家から一番近いラーメン屋。

かなり昔からあります。余裕で25年くらいは。

その間、びっくりするくらい味が変化してしまうお店です。

これは大吉ラーメン

コッテリの大阪豚骨のストレートの細麺。バラチャーシューもしっかり味と歯ごたえがあって良い。

本日はこってりさ加減もちょうどいいなあ。

いや、この店は微妙な差ではなく、ほんとガラっと味が変わってしまうのですよ。

味どころか、経営者も変わってるかもしれん。


大きな地図で見る

今回は良いのだが、☆は難しい。

★★★☆☆

すっとぼけた花


財津和夫だかチューリップだかの名曲に「サボテンの花」ってありますよね。

別れた彼女が丹精したサボテンが花をつけて云々というやつ。

しかし、そのサボテンはゼッタイこいつではないと思いますね。

昔の蓄音機、もしくはウルトラQのマンモスフラワーにも見えます

なんというか、大味というか、デリカシーがなさそうというか・・・

こんな取ってつけたような咲き方しなくても、と思います。真夏に。
咲いたというより、なんか、サボテンに突き刺さってるみたいですね。

で、これは母が育てているサボテンで、夜に撮影しました。

一晩で朝にはしおれてしまうそうです。

新しい走法


頚椎椎間板ヘルニアが長引いているため、走るとその振動で、痛みが出てくる。

思うように動けないため、ちゃんと走れない。

ずーと痛みを我慢して走るのもつらい。

で、ちょっと走り方を変えてみた。

振動をできるだけ首に伝えないように。

ほとんどの人は踵から着地して、つま先へと移行していく。

これを、つま先からの着地に切り替えると、ようは抜き足差し足忍び足状態になって、衝撃の緩和となる。

現在、五本指のパッと見にには気持ちの悪いスニーカーが流行っている。

これは指が全て分かれているため、裸足に近い感覚で走れるというものだ。

で、裸足で走ると、通常の踵からの着地ができなくなる。無意識に。やってみるとわかる。

これが、人間の本来の走り方らしい。

途中からこの走法に切替えてみると、若干楽になった。

こりゃあいいと、しばらく走っていると、フクラハギがきつくなってきた。

これだけフォームが違うと、いつもは使わない筋肉に負担がかかるのだ。

で、2kmほどで普通の走り方に変えた。

しかし、翌日からそのフクラハギの筋肉痛がかなりひどい。

歩くのにも支障がでる。

しかし、これはこれで違う筋肉を使えてよさそうだ。

ケガも痛いし、少し試してみよう。

読書レビュー:「最速」SEO ~たった28日で上位表示する驚速ビジネスサイト構築術~


非常に分かりやすい本だと思います。

ただ、タイトルに釣られて買うとがっかりするかもしれません。
結局、著者のように検証する力がないとどうしようもなということに思えます。

SEO施策としては、内部施策と外部施策に大別されるのは基本です。

内部施策としてできることは限られており、この本の前半で大体語られます。

あ、それと、この本が書かれた時点では、まだYahoo!の検索エンジンとしてGoogleは選ばれていませんでした。本書では、Yahoo!とGoogleが対立するものとして書かれているので、その点を差し引くと少し残念かもしれません。

内部施策としては、可能なことは、やはり限られます。

興味深いのは、半ば都市伝説的に語られる、SEOの常識。業者さんとかが良くセールストークみたいに話すやつ。

これらが、「私の検証としては」という説明つきで解説されています。心霊写真のネタばらしみたいで、面白い。

ただし、当然ですが、これらも確定ではない。

あくまでも、外部から帰納的に積み重ねていった推理の結果ということです。

そもそも、Googleのアルゴリズムなんて、分かる訳ないですよね。
日々刻々と(おそらく)変動していってるんだろうし。

世界トップレベルの頭脳集団がよってたかって構築したシステム(ブラックボックス)が、少々研究したって、解明できるわけがない。

なので、本書はタイトルに反して、半ば悟りきったような展開になっていきます。

小手先の刹那的な施策はやめましょう。

被リンクを増やすためには、コツコツとブログを書くとか・・・。

それが最速なんだろうか。急がば回れっていうこと?

業者にまかせる場合のチェックポイントなんかも、結構使えると思います。

多分、SEOに関する本は、選ぶのが難しいと思いますが、これはとりあえず、読んでおいて良いのではないでしょうか。

久しぶりの神戸


正確に言うと、久しぶりでもない。

先週は2回もツレの会社の引越しに駆りだされていた。
神戸の新在家。立派な神戸である。

しかし、事業所ゴミの処分にクリーンセンターやら処理場やらに走りまわって、死にそうだった。

とても、優雅に?神戸に行ったなどと言えない。

まあ、この日も別に優雅というわけでもないけど。

花隈にある兵庫県古書会館で市があるので、ちょっと顔を出しに。
大阪の古書会館は知ってるけど、兵庫県の古書会館は初めてなので。

花隈駅の改札を出て、ほんとにすぐのとこでした。

情緒ありすぎの建物ですね(^_^;)

よくぞ、震災を生き延びたっちゅうかんじの。鉄筋のビルだけど、中は木造?みたいな。

靴を脱いで上がります。リアルに草臥れたスリッパを履いて。

あまり、ボクの守備範囲のものはないので、一回りして出てきました。

ちょうどお昼になったので、見回すと、おぉ、「もっこす」だ。

最近は神戸もラーメン屋といえばすごい数ですが、昔は神戸のラーメンといえば「もっこす」

ウソかホントか知らないけれど、バブルのころはリクルート用の会社案内に、「我社の近くにはもっこすがあります」って書いてあったとか。

今まで3ヶ所くらいの店には行ったけど、花隈のもっこすは初めてなので、入ることにしました。

高架下です
トッピングの多いのはうれしい

食べるラー油も自由に使えるのはすごい。買うと高いもんね。

チャーシューの盛り方が美しい

あっさり系のスープ。ストレートの細麺。

こんな味だったかなあ。なんか掴みどころがないなあ。

チャーシューの量が多い。食べるのがしんどかった。
大体において良心的ですね。

ご飯をちょっとだけ。

満腹なので、少し散策。

びっくりしたのは、モトコー。

なんか、全部閉まってるのですよ。シャッター通り

開いているのは古道具屋ばかり。骨董屋でもリサイクルショップでもない、古道具屋ですね。

昔は良く靴とか買いに来たのに・・・なんか寂れて面白くないなー。

神戸は山と海しかありません。だから基本ななめってます。

まっすぐに立てません。

転んだ人の約半数は海に落ちます。

きつっ!

だから、あちこちにこういう理不尽な階段とか坂とかがあります。

高架下がいいんですね。やはりこのあたりは。

これすごいよ。

だれがここに洗濯機をおくことを思いついたのか
こわー

これは歩道の真上なんですがね。

木が朽ちて、崩れそう・・・というよりは、進行中で崩れてます。

行政は指導しないのか?

明日にでも頭の上に落ちてくるぞ。

というような、神戸の一日でした。

読書レビュー:日本人のためのフェイスブック入門


何冊か、Facebookの解説書を読み始めたりしてましたが、なんか邪魔が入ったり、とっつきにくかったりして途中で投げてました。

この本は一気にすぐ読めました。文字が大きいというのもありますが。

なぜ「日本人のための」かというと、匿名で発達してきた(2ちゃんねるのように)日本のウェブ文化を鑑み、日本人のメンタリティを踏まえた上で、どのように使っていけばいよいのかということです。

自分自身、Facebookを使っていて、どうも、合わず。さりとて、これは使いこなすべきものだという直感みたいなのがあって、少しあせってた感じもありました。

ボクがとっつきにくかったのは、ひとつにはFacebookのインターフェイスの問題だと思う。単純に感性が合わないだけなのだろうか。多分、慣れによって克服できるレヴェルだと思う。

そもそも、そんなに複雑なツールではないのだ。でなければ意味がない。

その単純操作の生み出す巨大な成果について、驚愕を持って解説されています。

中でもそのキモは「いいね(Like)!」ボタン。これは本文参照。

Facebookは基本的にリアルな知人を改めてウェブ上で再構築するツールなのだと思っていたのだが、そうではないらしい。

実名運営ということで、mixiのようにやたら馴れ馴れしいのはNGだが、節度をもって、どんどんと友達の輪を広げていけば良いんだね。

本書では、ビジネス活用の視点に立ってアドバイスされているので、それもいい。

多分、この本だけで重要なポイントは網羅されているのではないだろうか。

しばらく、手元におきつつ、Facebookを活用していきたい。