正直堂はご要望により、楽天市場用のホームページを制作させて頂くことも多くあります。
楽天市場は「RMS」という独自のシステムでのみ、ホームページの構築ができるのですが、私たち業者には一切の情報をリリースしてくれません。何故なんでしょう?私たちがせっせと出店のお手伝いをすれば、出店者(社)も増えます。良いページを作って売上が増えれば、それだけ楽天市場側にもお金が落ちるんですが。
本当にこの件だけは意味が分かりません。なんだか、鎖国時代の日本か、将軍様統治の北の国のようです。
本日キャッチしたニュースでは、とうとう、公正取引委員会の調査が入ったそうですね。或るプレスはECモール「上位3社」に対して、としていますが、これは当然楽天市場・Yahoo!ストア・BIDDERSの事でしょう。というより現実的には楽天市場一社がターゲットであるとしか考えられません。出店者はやはり、横暴と感じているのです。いよいよ、楽天市場帝国に査察の手が?!どこまで帝国が譲歩するか、興味深いところです。
「楽天市場がなくなる日」という、大変に興味深い本もあります。筆者の宮脇睦さんは、たった一人で帝国のデス・スターに特攻をかけたルーク・スカイウォーカーのようで格好イイです。
しかし、先日のブログにも書いたとおり、楽天市場が「なくなる」ということは、当面はないと思っています。
システムとして根本的にその成り立ちが間違っているけれど、現実的に抜き差しならない重要な機能を担っている、という場合が往々にしてあるものです。他に表現方法が思いつかないので、語弊を承知でいうと「社会悪」ということでしょうか。
常々、この国の依って立つ部分からして、そうではないかと思っている私ではあります。
とりあえず、楽天市場は圧倒的な集客力があります。リピーター(ポイントという楽天通貨のファン)も多くいます。購入者としてのファンも沢山いるでしょう。野球のことは不得手なので、良く分かりませんが。
需要と供給の間(はざま)で強引な綱渡りをしているのが、楽天市場の将軍様でしょうか。
とりあえず、今まで出会った楽天市場の出店者で楽天を心から好んでいる人には、まだ出会った事がありません。いや、有り体にいうと、みな…。