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服部銭湯ツアーと久々の奉納絵馬


先週は銭湯ツアーに参加してきました。

詳しくはこちらです。

今回は地元の豊中市服部天神周辺。勝手知ったる場所ですが、改めて歴史解説などを聴きながら歩くと、かなり新鮮です。久しぶりに通る道もあり、変化も楽しめました。

この日入った銭湯は「服部新温泉」聞けば、店主病気療養のため、9月一杯で、お休みになるとのこと。是非とも平癒ののち再開していただきたいものです。

服部天神駅と言えば、去年の暮れまでは服部駅として長らく馴染んできました。

また、この駅にはホームに大きなクスノキ(ご神木?)があることでも有名です。

さらに昨年暮れに放送されたダイワハウスのCM1シーンでは、駅に隣接する踏切にリリー・フランキーが佇んでいることでも話題になりました。夕暮れの風景が非常に美しいです。線路が見事に東西を分けているので。しかし、なぜ服部なのか・・?


 
17秒あたりから4秒間ほど・・・。

駅名の由来というか、そのままズバリなのが有名な服部の天神さん。何度も行っていますが、今回新たな発見が。

ボクは奉納絵馬を探すのが楽しみであり、このブログのカテゴリにもあります⇒。説明はそちらに譲るとして。

久しぶりに巡り合えました。なかなかないんですよね。この手の絵馬は

灯台下暗し。まさか服部の天神さんにあったとは。

奉納絵馬服部天神
騎馬武将
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絵の具が剥げてしまって良く分かりません。何かの物語なのでしょうが。
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これもよくわからない。神楽かな。
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天神さんのお使いの牛をお金で作っています。いいね。
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これも信心を表した絵物語でしょうか。
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服部天神の賑いをイラスト?にしたものらしい。

服部天神というのも、学問の神様であり足の神様でもあります。なので、受験生もサッカー少年もお参りにくる。でも、一番大きな社殿はえべっさんなんですよね。だから十日戎も結構集客力(m(_ _)m)があり、社務所を覗くとパソコンが並んでたりして少し鼻白む・・・かもしれない。

それはともかく。

この日のメインは銭湯。そちらも少しご紹介。もう、数日でしばらくは入れなくなります。

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男女の仕切りの可部は綺麗なガラスブロック
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年代者のドライヤー。当然女湯にしかない。なんか、髪の毛爆発しそうな感じですが。

 

そんな感じで楽しく過ごした服部天神銭湯ツアー。

シメは踏切横のCMにも出てくる居酒屋・正宗屋で風呂あがりの至福の時を過ごしたのでした。

はじめてのヒッチハイク


と言っても、乗せてもらうのではなく、乗せる方です。

9月の休日、京都の息子に会う為に大阪方面から名神高速道路を走っていました。
途中どうしようもなく眠くなってきたので、京都南ICは目と鼻の先ですが手前の桂川SAで休憩をすることにしました。

トイレに行って、缶コーヒーを買って車に戻っていると、誰かが後ろから呼び止められるような。

振り向くと長身の白人青年が「京都まで」と書いた紙を持って立っています。

突然、英語で話しかけられると、対応出来ませんね。元々対応できないけど。

要は京都駅まで乗っけて欲しいということです。

無精髭モジャモジャだけど、それでもわかる育ちの良さのにじみ出たいい感じの青年なので、すぐに「OK!」というと、嬉しそうにしています。

後ろのヒッチハイカー仲間?らしい日本人と笑顔で別れを交わすと、後からついてきました。多分、「京都まで」の紙はこのトモダチに書いてもらったのでしょう。もう、用済みのはずなのに、何故か大事そうに持って付いてきます。

幸い、ボクの車はステーションワゴンなので、長身のドイツ人でもそれほど窮屈ではなさそうです。

What is your name?  と、非常にわかりやすい英語で質問してきました。

ここで、最近はMy name is・・・ではなく、I am なんだと教えてもらったところなのに、やはり悲しいかな中学英語で染み付いた答え方をしてしまいました。

それでも、怪しむ様子もなく、「(英語で)私はAndy(仮名)です。Nice to meet you.」とこれまた教科書通りのお返事を返してくれました。

最初と比べると、ブロークンながら、会話は続きます。

で、彼がドイツ人であることが分かりました。

簡単な会話ながら、意思疎通ができているのは、お互いに母語ではない英語で会話しているからでしょうか。

自分が今から京都で大学に通っている息子に会いに行くところであることを伝え、彼も医大生であり、医者の卵であることがわかりました。

自分の息子と同い年くらいなので、一気に親近感が増しますね。

Andyが後部座席に木の杖を入れていたので、これは何か?と尋ねると、四国の八十八ヶ所を回ってきたのだとのこと。

「Ohenro(お遍路)?!」と尋ねると、きょとんとしていて、イマイチ分かっていないよう。でも50箇所も回ったらしくて大したもんだ。

京都南ICで降りて東寺を「Famous temple.」などと紹介し、お互いiPhoneを持っているので、昨日iPhone6が出たよね!とかの話しをして結構打ち解けてきた。

カーナビには東寺を超えてまっすぐいく表示が出ていたので、彼は「ありがとう、後は歩きます」と言う。

そんなこと言われて、あ、そうとは言えないでしょう。

休日の京都で少し渋滞はしていたけど、「OK.No ploblem.」てなもんで、京都駅の八条口まで。

メシでも食いたい気もしたけれど、あまり時間もなかったので、忘れ物ないように降ろしてさようなら。

「Have a good Journey!」

しかし、ヤツは殆ど日本語できないっぽいのに、一人で日本(外国)をほっつき歩くって、いい度胸してるね。

逆に言えば、それほど日本が安全だということですね。

なんかね。息子と同年代だし、何人であろうと役にたって日本のいい思い出の助けになったかなと思うと、すごく嬉しい気持ちになったのでした。

しかし、いいヤツだったよAndy(仮名)は。京都を楽しんでるかな。

それはともかく、英語の勉強をしたいなと常々思っていて、それがより一層募ってきた自分なのでありました。

京都タワー
これは関係ないけど、最近の京都タワー