ものすごく久しぶりに、万博記念公園内の国立民族学博物館に行ってきました。 先日、てくてく銭湯 神戸長田ツアーの時に、酒席で偶然一緒になった、民博副館長の田村克己先生から招待券を頂いておりまして、やっと観覧しにいけました。

11:00くらいに行きました。行楽シーズンで晴天なのに、びっくりするくらい人がいない。
警備のおじさんが複数いるのですが、どなたもえらくフランクで愛想が良い。いろいろと説明してくれる。気持ちいいです。
特別展はこの写真の建物で、常設展示は左正面の建物。
まず、特別展から。
こいつらが出迎えてくれます。

いきなりコシがくだけそうになる脱力感。完璧です。
こんなヤツらが際限もなく出てくるのですが、その中から特に気に入ったのきになったのをピックアップしていきます。

先ほどのゆるキャラ三兄弟を含め、かなり水木しげるテイストです。

これはアフリカの呪術用の人形で、全身が釘だらけ。かなりの人数に呪いをかけたものと思われます。
丁度先日、中島らもの「ガダラの豚」を読了したところだったので、非常にタイムリーな遭遇でした。

メキシコのフーダ人形というやつですが、子供が作ったはりぼてみたいで非常にかわいい。この他にも、謀らずにナチュラルな可愛さを持ったプリミティブな民族アートが沢山あります。
今回かなり可愛い系のものが沢山ありました。海洋堂がガチャガチャシリーズにしたらヒットしそうなんですけどね。

これは仮面の外側が閉じて、一粒で二度おいしい的なものなんですが、構造的にウルトラマン怪獣のガボラの元ネタだとおもうんすけどね。

非常にタイムリーなイースターエッグです。なんか最近、巷は仮装メインのハロウィンですね。

ホンマモンのイースターエッグはすごいです。もう、細密な模様がすごい。右端なんか伊万里焼と見まごうばかり。
そんな感じで後付になりますが、こちらは博物館では珍しく、フラッシュをたかない限り、自由に写真を撮ってオーケーなんです。博物館の報告がこれだけ写真を使ってできるとかないしね。
この特別展示だけでお腹いっぱいの満足なんですが、実はこの後、本館へ。無料で案内用の端末とヘッドフォンを貸してくれるのだけど、もうすぐに嫌になる。これを丁寧に全部聞いてたら、博物館が閉館してしまう。
ということで本館はへとへとになって観きれてない状態です。
あまつさえその後、元鉄鋼館(EXPO’70パビリオン)で開催されている「時代が求めた 1970デザイン展」というのまで観たのでへとへとでした。
しかし、久しぶりに行きましたが、まったく!!! 変わっていません。
みんぱくはお勧めスポットです。