月別アーカイブ: 2014年2月

100均当たり情報:スマフォホルダー車載用


Google先生のおかげで、スマートフォンがカーナビとして実用レベルに達して久しくなります。

情報更新も早く、GPSさえ生きていれば使えます。

で、そろそろ10年目の私の車にはカーナビがついていません。次回の車検を通すかどうか悩んでいるレベルなので、今さらカーナビ付けるきはさらさらないし。

以前はiPadのカーナビアプリを利用していました。ダッシュボードにムリクリiPadを固定して。

いい加減、iPhone用のホルダーを買おうかと思っていたのですが、これは絶対に100均版が出るよな、と100均ドリフターの私としては購入を差し控えていました。

ただし、大事な情報端末を委ねるのだから、そこは100均クオリティを信用して良いのか、という不安もあるのですが。

でも、出ました。出たからには試さずにはいられない。

この上なくシンプル(言い換えればチープ)な構造で見た目も(゜_゜)・・・な感じ。

両面テープ固定式というのもどうよ。

ダメ元で試してみます。

スマホホルダー

こんな感じ。

ちゃんと上下左右に動かせて、キープしてます。

走ると多少ビヨンビヨンしてますが、がっちりとホールドはしてる感じ。

バネ式で下部分だけが動くので、片手で着脱できます。

構造がシンプルなので、ケーブルも差しやすい。

車のデザインにもよりますが、使えるヤツだと思います。

iPhoneでは画面が小さい・・・というのも事実。

もう少し大きければなという本格ドライブの時にはNexus7の出番です。

まだスペースに余裕があるので、自立式のケースを置くだけでなんとかなります。

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でもなあ、こいつを置くとスピードメーターとか殆ど見えなくなるのよねー。やっぱホルダーを買うか。

ちなみに自転車ナビはこんな感じ

 

購入店舗:ダイソー

読書レビュー:赤目四十八瀧心中未遂


以前、映画になりました。小説としてではなく、まず映画としての認識がありました。

車谷長吉の作品ということは知らなかったのですが。

ただ、彫師役の内田裕也のインパクトだけが残り、なんとなくそういう映画・そういう話なんだなという曖昧な記憶のみでした。

そういう映画というのは、内田裕也がマンモスコングみたいな風貌でそのまま登場しても成り立つ映画っていうこと。

ちなみにずっと「チョウキチ」さんかと思ってたら「チョウキツ」さんだったのですね。奥付にルビがふられてました。

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「赤目四十八瀧」というタイトルからとりあえず一回は奈良が出てくるのだろうと思ってはいました。実際の舞台は殆ど尼崎。あの、ダウンタウンと勝谷誠彦。そして中島らもを輩出した尼崎です。

その中でも尼崎そのものでもなく、個人的にいろいろと思いのある、出屋敷界隈。

ニオイのある小説という感じ。

香りではなく、あくまでもニオイのある小説です。

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最近は西村賢太のアウトロー的私小説が評価されてます。

以前、西村賢太の事を暴力的なつげ義春と形容しましたが、こちらは関西のつげ義春という感じ。

「心中未遂」とタイトルでいきなりネタバレしてる感もありますが、まあ、それほど重要な部分でもありません。

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主人公は明らかに作者であり、非常にわかりやすい私小説。

新聞の人生相談などもやってましたが、なんか必要以上に年寄り臭い言い回しとかが少し引っかかる感じ。

西村賢太といい、最近の私小説はなんか尾籠な描写や性的描写をことさらミクロ且つ生理的に表現することによってリアリティを出そうとしてるのでしょうか。

荒唐無稽だけど、妙にリアルな話ってありますね。どちらかというとそういうものの方が好みではあります。

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登場人物がやたら出てきて、エピソードも沢山。それが全部投げっぱなしジャーマンなので、なんとかして欲しい感じ。それが作者の狙いなのかも知れませんが。

で、この続きはどうなるのよ。

退屈しないで読めましたけど。