月別アーカイブ: 2012年7月

いまさらですが


この間。確か、産経新聞だっとと思うが(朝日かもしれないm(_ _)m)。

坂本龍一の反原発デモ参加を批判してた。

散々電子楽器を啓蒙し、儲けておいて今更なんだ!的な。

いやいやいや。おかしいだろう。

じゃあ、なにか。

アコギやクラシックは電気を使ってなかったというのか。

真っ暗なライブハウスでろうそくでも立ててオーディエンスは「チャリで来た」とでもいうのか。百物語か?

20年前の清志郎はどうなるんだ。ガンガンに電気使いながらサマータイムブルース歌ってたぞ。それもダメなわけか?

批判のポイントがおかしいだろう。

いまさらミュージシャンの政治的発言とかを糾弾しようてか。

鈴木宗男に広告塔で引っ張りだされてる松山千春とかは「あ〜あ( ´Д`)=3」と思うけどね。

んで、特に教授シンパでもないし。

しかし、今の大人が全部ダメなんだろう?

批判者の文化人も含めて。

まともに文句言えるのはアーミッシュとかアマゾンのインディオくらいじゃないのか?

オノレも含めて反省を促し、経済原理と個人の保身を考え直すきっかけとなれば。

日本人がこれだけ言えるようになったのは進歩だと思うよ。

まったくヒステリックでもファナティックでもないし。

明後日の方向を貶して失笑を買うのもほどほどに。

夏でもホット


ちょこちょこ行ってる箕面小野原のスターバックス。

郊外型のスタバ。

快適すぎる。

一番近い豊中ロマンチックロードのスタバはオープンしたところで、高校生ばっかり。落ち着かない。

こちらは落ち着く。落ち着きすぎる。

勉強したり、カメラいじったり。

夏空のスタバを撮ってみました。

しかし、スタバも良く行くけど、ホットコーヒーしか飲んだことない。
なんちゃらマキアートとかも飲んでみようかな。

Picasaで加工。トイカメラ風。
シネマスコープ

映画レビュー:おんな牢秘図(1970)大映系のエログロ


桜井浩子
アキコ隊員。う、うつくしい

 

田村正和を見直す怪作。

この頃の大映系映画って、タガの外れたグロさがあります。
倒産寸前で、かなり迷走していたのでしょう。

若山富三郎の「子連れ狼」のシリーズも東宝だけど勝プロだから大映系とも言えますよね。
似たようなノリで無意味にグロい。

東映の猥雑さとは別のエログロ路線。

舞台は江戸時代の罪人を流した「獄門島(ごくもんじま)」。

この島は女囚だけが送られてきます。

「女囚さそり」の時代劇版?

なんというか、中川信男版「地獄」にも通ずる、善人はだれも出てこない映画。
女囚たちが一番まともなんですが、そりゃ虐げられている立場だから。所詮は罪人。

女囚たちを監視して迫害する役人たちは、もちろん、私利私欲のみの我利我利亡者。

汚職が袴はいてるような奴ら。むしろ清々しいほどの最低男たち。の、仲間で大同小異なのが田村正和なんですけど。

エログロのエロの方は、まったくピクリともしないサービスカットもございます。

ウルトラマンのフジアキコ隊員、桜井浩子が良い役で出てるので、観てみようと。
我らがアキコ隊員も裸踊りの仲間入り

桜井浩子のマブダチ(?)の新入り女囚の北島マヤって・・・ガラスの仮面?

食うや食わずで重労働させられている女囚たちがイヤに健康的なのがちょい気になります。

フジアキコ隊員は、すごくキレイで色っぽいです。ウルトラQに出ていた頃とは一皮二皮三皮くらいは剥けてます。

この頃には「怪奇大作戦」にもゲスト出演してますが、これがまたロングヘアーで物凄くいい女になってます。

なんでもっとブレイクしなかったのかなあ。

そう言えば、アンヌ隊員@ひし美ゆり子もね。

今はまあ、それなりのオバちゃんになってしまいましたが。

北島マヤが天才的というか、物理的にムリな壺振りの超達人。

この設定がどうなるのかとおもっていたら、そのまま放置。え、あ、そういう人なんですという説明だったのか?

新入りの二人組(北島マヤと桜井浩子)がビーバップハイスクールのヒロシとトオルみたいな感じで中途半端に強い。女囚たちの中でも、一定のポジションにいるんだけど、生い立ち来し方がなんの説明もないので・・・?

アヘン中毒の桜井浩子、隠し持ってきたアヘンがもう切れるから、死ぬって・・・。そういうもんか?

田村正和も浮世離れした悪役人なんだけど、ナニモンなのかも一切謎。
ちょっと眠狂四郎が入ってます。

とりあえず、美しくてカッコイイ。

この頃何歳でしょうか。

こんなに着流しが似合う人もちょっといませんね。

サービスカット、花柳幻舟との濡れ場。色っぽいね、花柳幻舟。

しかし、田村正和。ラストシーンも何がしたかったのか不明。

エンディングのナレーションも救いがない、というか、だからなんなんだ的な。

なんか、誰にも感情移入できないままEND。

かと言って、全くおもしろくないわけでもないです。

多分、二度と観ないけどw。

デジタル発見


デジカメのRAWデータ。

そんなに凝って加工編集などする気はないというか、できないので、使ってませんでした。

大体、ソフトがいるんでしょ、って思ってたし。

でも、とりあえず、picasaで開いて簡単な編集ならできることがわかりました。

カメラも勉強しよう。

住宅地なので、犬の散歩が多い。

映画レビュー:狂った野獣


このタイトルが出るのに、曲はホンワカ。

「野獣」の上に「狂って」るんですから、もぉどうしようもないですね。

しかも、凶気の渡瀬恒彦が主演でピラニア軍団総出演となれば・・・。

どう見ても早稲田大学出身とは・・・

ずっと観たかったんですが、やっと観られました。

東映ファンの間ではかなり評価の高い一本です。「新幹線大爆破」と並んで「スピード」の元ネタと言われているようですが、それはどうでしょうね。
タランティーノは確実に好きでしょうが。

70年台東映プログラムピクチャーとしてはかなり贅沢だと思います。

一体何台の車をクラッシュさせたでしょう。

結構みんな命がけですね。

しかし、この時代の東映映画にありがちなんですが、オープニングの音楽がどう考えてもホームドラマみたいなホンワカした曲調。選曲の意図が不明です。全体的な内容はそこそこエグかったりするんですけどね。

さて。

銀行強盗の片桐竜次と川谷拓三が成り行きで路線バスをバスジャックします。その車内に、これまた宝石強盗の渡瀬恒彦が乗っていて、お互いの都合で丁々発止。その他の乗客もみんなアク強すぎなピカレスク・コメディー・アクション。

片桐竜次  川谷拓三

京都市内が舞台になっており、その点では東映京都としてはお手軽かもしれませんが、京都市街で良くあれだけのカーチェイスを繰り広げることができたと感心します。

さすが、東洋のハリウッド。

逆に今なら絶対ムリでしょうね。

ピラニアから参加はその他岩尾正隆・室田日出男・志賀勝・野口貴史・・・

どうみても一番兇悪な岩尾さんが京都府警。実生活では京都府警に何度もお世話になってるらしいw
室田日出男がヘタレっぽい白バイ隊員。行動が意味不明。

なんだかんだ言って、ピラニア軍団は常に全力投球でサービス精神の塊。面白くないわけがない。

加えて監督の中島貞夫も面白い映画を撮らせたらピカ一ですし。

渡瀬恒彦の恋人(?)役の星野じゅんという女優も舌っ足らずで結構カワイイ。

いかにも70年台半ばですね。

笑福亭鶴瓶がラジオDJ役。懐かしのアフロで押さえ気味の演技。

♪そんな時代もあぁったねと〜

そして、三上寛。その他の東映映画等に俳優としてもかなり出演していますが、ここでは酒場で弾き語る本人役(か?)

なぜかエンディングは三上寛の歌声で締めくくられるんです。

ヤクザ役者の良心、野口貴史が不倫教師役で逆に嫌なやつを演じてて面白い。

おっと、忘れてはならないのがチンドン屋の志賀勝。

この人の硬軟のギャップはいいですねぇ。「仁義なき戦い」の中でも両方を見せてくれてますが。今回は気の弱い、なんとも言えずおかしい人。

この顔だけでかなりオカシイwwwww( ゚∀゚ )

アクションシーンですが、ここまで執拗にカーアクション・大爆発しなくても・・というくらい大盤振る舞い。

すごいのが渡瀬恒彦のカースタント。車がジャンプしたりとかはないのですが、途中からジャックしたバスの運転を担当します。

カメラはフロントガラス(とっくに割れてないけど)の内側から前方を撮影します。

バスの前を走っていた白バイが転倒し、白バイ隊員はすんでのところで非難。バスは避けずに白バイを巻き込んで直進。カメラはそのままドライバーズシートへ向けられると、運転してるのが、ホントに渡瀬恒彦。

ここまでほんの10秒もないと思いますが、印象に残りました。

そしてラスト近く、逃亡用のヘリコプターに乗りそこねた片桐竜次がヘリの足にしがみつき、そのまま飛び上がられます。下は草っぱら。

片桐竜次根性見せます。アンタはチバちゃんか?

最近はドラマとかで普通のオッサンになってるようですね。

片桐竜次はマスクもいいのに、イマイチブレイクしませんでしたね。何が足りないのか、ちょっとザンネンな感じのままです。まだ終わってませんが。

拓ボンはいつも通り。今回は出身地の高知出身の設定なので、より自然に憎めないアウトローを演じています。こういう役では独壇場ですね。

最後は誰も勝者がいないという意外な結末。さて、「狂った」「野獣」は一体だれなのか・・・。

この時代、既に映画産業は斜陽でしたが、パワーのある映画はいっぱいありました。

見終わった充実感一杯の佳品。

ちなみに「ピラニア軍団」の名付け親はステゴロNo.1の呼び声高い渡瀬恒彦だそうです。

100均当たり情報:節電対策USB扇風機


先日、Twitterで愛用の扇風機をバカ猫に破壊された件をつぶやきました。

数年前にヨドバシで購入し、結構気に入ってたのです。

これ

この 悲惨な 状況に がくぜんとしたんだよね(しょうくん風)

別にウチの猫がピットブル並の咬合力を持っているわけではなく、この扇風機の羽がヘロンヘロンの発砲素材でできてて、回転している羽に触ってもケガしないという作りなんです。

でも、結構風もくるし無段階調節なんかも使い勝手よかったんすけどね。

本日封筒その他を買いに百均に寄りました。

ひと通り買い終わって帰ろうとすると、これが目についた。

ん?扇風機?500円くらい?

と、手にとってみると、なんと200円。

100均ショップで100円以上のものを買うのは少々業腹とポリシーに反する的なところもあるのですが・・・。

普通、電化製品量販店などで買うと800円以上はします。

それが200円なんですし。ハズレのリスクを考慮しても買わざぁなるまい。

しかも、消費税内税の200円ぽっきり。レジのオバちゃんは10円返してくれた。

ウチに帰って早速ためしてみると。

いいじゃん、いいじゃん   (・∀・)イイネ!!

絶対に音がうるさいと思ってたのに、あにはからんやほとんど無音。

風力も固い四枚羽で先代よりも強い。

全然無問題!!

ただし。

つくりはちゃっちいです。当然ながら。

上下にしか風向きは動きません。つってもこのサイズだから、持ち上げて動かせばいいんですけどね。

それと、風力の調節ができません。自分で工作してみようかな。

総合評価では90点。いまのところ大満足。

多分、消費電力も大したことないとおもうんすけどね。

4.5V/500mA

※購入場所:池田市のキャンドゥ