
自分の憶えと、同じような境遇の人の参考になればと、書いていきます。
抗がん剤の副作用には大分慣れてきました。
しかし、胃という大きな臓器(実際に摘出分は2kgあった)を失うことがこれほど身体にダメージを与えるとは思いませんでした。
その他の身体の一部、末端や眼球などを失った人も同様に全体のバランスが狂うのでしょう。
食べることはホントに生命活動の基本です。
食えないことはありませんが、その時によってかなり違う。
普通に料理したもの、焼肉、オムライス、チャーハン、等などは今のところ受け付けない・・・
というよりは、食後が怖くて食えません。
なんとかあっさりしたもの。
焼き魚やおばんざい的なものは大丈夫。
調子が良ければ、昼食にはスーパーの小さなカツ丼くらいはいけるのですが、しばらくは動けません。
夜食が特に食えない。パスタ100gで後悔したり。
食いやすいのは果物やお菓子類。
朝食はトースト(ピザ風など)にキーウイとヨーグルト。
ヨーグルトは大事だと思う。
とにかく、消化はできても吸収が出来ません。
食ってる割には体重に全く反映しません。ガリガリのペラペラのまんまです。
自分で肋辺りを触ったり、鏡に写したりする度に暗澹たる気持ちになります。
と、いうことで栄養補助食品にも頼ります。
脂肪も筋肉もないので、エネルギーの蓄積ができないのでしょう。
ガソリンタンクのない自動車のようなものです。
仕事中でも常に栄誉補給が必要ということです。
本日はめまいで動けなくなりました。おそらく血糖値がさがっているものと思います。
同時に血圧も176/105くらいになってましたが、どちらの影響で体調不良になったのかはわかりません。
栄養ドリンクも飲んでます。けど、ほぼプラセボ的なものですね。
本日、近所のドラッグストアに行って、栄養ドリンクの前に立った途端、店員の薬剤師であろうお兄さんに声をかけられました。
で、どの栄養ドリンクが良いのかわからんのです、と答えました。
すると、お兄さんは別の棚に案内してくれました。ボクの見ていたところは島の端っこの看板的なスペース。その横に回った棚の島にはたくさんの栄養ドリンク10本セットが並んでいました。
そこでお兄さんが薦めてくれたのが380円の商品。その他のブランド(アリナミンとかね)ものは1,000円前後するのに。お兄さんが言うには、このレベルのものならば、どれでも一緒とのこと。
で、一番安いのを買って、その分錠剤のユンケルとかに購入予算を回しましょうと。
まあ、うまいこと言うなあとは思ったけれど、ユンケルは割りと信頼してるブランドだし、薦めてくれた錠剤も一緒に買いました。
錠剤の箱には一回2錠とは書いてるけど、1錠で充分ですとも言ってくれたし。
そう言えば、ドリンク剤の謳い文句も「タウリン3,000㎎」とか書いてるけども、実際には1,000㎎も吸収出来ませんとかネタバラシしてくれました。
とりあえず、このセットでしばらく試してみます。
あと、痛風発作が出るので止めていたエビオスも一緒に。
胃がない場合の栄養補給について。
又、続けて記録していきたいと思います。