月別アーカイブ: 2010年7月

京都旅行2:大原 寂光院〜三千院⇒激辛


4時に大原の宿にチェックイン予約なので、適当な時間に向かいます。

車にナビはついてないけど、予めナビタイムでチェックしておけば、なんとかなるよね。

いらねーや。カーナビなんか。ホントはほしいけど。

寂光院の石灯籠

宿に到着してすぐ、豪雨雷雨。

おかげで露天風呂はあまり楽しめず。

でもまあ、屋根のついているお風呂もあったし、雨の夕暮れ、ひぐらしのカナカナを聞きながら露天風呂に浸かるっていうのもいいもんだ。

夕飯は名物の味噌で鶏鍋。ビール大瓶日本でバタンキューでした。

翌日は宿のすぐ上にある大原寂光院へ。

建礼門院が尼さんとしておられたお寺。ちなみに有名なしば漬け(柴漬・紫葉漬け)の命名者は建礼門院だそうな。

寂光院の門前の漬物屋で購入。梅干・しば漬け・すぐき。うまし。

大きなきゅうり
地味だけど気に入ってます

寂光院を後にして、三千院へ。観光地としてかなり整備されています・・・が結構人は少ない。

結構写真を撮りました。

AUTOでなく、MANUALでの撮影にチャレンジしたので、結構失敗が・・・。

三千院
三千院山門
全部、竹に角みたいな枝がついているんだが、なんだろう。
いかにも京都な
被写体としては絶好。腹ばい地蔵?

三千院を満喫し、次の目的地を比叡山と定めたのですが、道に迷って断念。

やっぱ、いるか、カーナビ。

そこで思い出したのが、向日市の激辛商店街

かなり広範囲にわたって、向日市が激辛をキーワードにまちおこしをしているという。

良く通ったな、その企画。

iphoneで調べて、適当に一番辛そうなお店へ。

麒麟という中華料理屋の坦々麺がレベル5で一番辛そう。

もっと大々的に幟(のぼり)なんか立てて演出してるのかと思ったのに、結構地味なのね。

駅前も特になにもないし。でも麒麟さんが、たまたますぐに見つかったので入ります。

あ、一応、店の前にはマスコットの唐辛子キャラクターの幟があるんだ。

3時までの営業でもう終わりなんだけど、せっかくだからと入れてくれた。

上品なおかみさんありがとう。

でも、問題のレベル5の坦々麺を却下されてしまいました。なんでも、先日食べた人が具合が悪くなったそうで。

しかし、こちらも世界最強の唐辛子「ブート・ジョロキア」をベランダで栽培した私です。

今まで通常の流通激辛メニューで食えなかったものはない。

レベル3にしときなさいというのを、では中をとってレベル4で、商談成立(なんのこっちゃ)。

で、出てきたのがこの一品。

色にだまされてはいけない・・・・が、マジ辛い。

ま、赤いだけではびびりません。

今までなんども痛い目(文字通り)に合ってるので、安易にすするような愚行は避けます。

・・・・・正解。このブツはとてもすすり上げられるようなシロモノではありませんでした。

マジで辛いです。いや、がら”い”でず。

ここまで辛いと、慎重に粛々と食すしかありません。

結構時間をかけて麺と具は完食しました。しかし、スープは無理。大部分を残してしまいました。

気持ち的には、まぶたをカットしてドクターストップのTKO負けと言う感じです。

もう少し普通に食うことができれば。ちょっとしてやられたか(なにが?)

でも、しっかりと旨かったです。食べた直後はもういいか的な気持ちでしたが、翌日にはまた食べたくなりましたし。

他にもたくさん激辛メニューがあります。

又行きたいです。激辛商店街。※詳しくはホームページを。

映画レビュー:インセプション・・・げぼ


ディカプリオとケン・ワタナベのインセプションを観てきました。

正確に言うと、途中まで。

別に3D映画ではないんだけど、IMAX仕様です。

日本に4館しかないらしいです。109シネマズ箕面のホームページによると。

トイ・ストーリー3が3DIMAXで観たかったんだけど、今日のところはインセプション。

IMAXの定義は良く知らないんだが、とりあえずスクリーンがでかくて綺麗。

で、音響が立体的。リアル。

最初のうちは良かったのですが、だんだんと観てるのが辛くなってきて、やがて気分が

悪く・・・。1時間たった今もまだつらいです。

車のぶつかる音とかが(対人含む)やたらリアルで精神衛生上悪いよ。

二時間半の映画を二時間近く頑張ったんだけど、もぉ、これ以上我慢してると吐く。

っていう感じになって、無念のタップアウトでした。

IMAXだからレイトショーなのに通常料金なのにくやしい。それと、意味深なオープニングにどう

つながるのか、やっぱり観たかったよ。

ケン・ワタナベはカッコいいね。なんか、他の白人出演者のだれよりも演技がバタ臭いんだが。

今回はそういう芝居なんだろう。

インセプション。難しいよ。なんの説明もなく進行していくので、帰ってからウィキで確認したもん。

それと、普通、字幕って、端っこに出るもんじゃないか。ほとんど、画面のセンターに近い位置

に出てたけど。おもいっきり絵にかぶさって。最近の流行りだろうか。

最後までみたかったなあ。

トイ・ストーリー3でリベンジします。

京都旅行1:ボストン美術館展


夏休み最初の土日に、一泊で京都旅行に行ってまいりました。

とりあえずの行き先は京都大原。

とうしても ♪きょうと〜おおはら、さんぜんいん と口ずさんでしまいます。

全国的に酷暑が続き、中でも京都は冬は寒く夏は暑いところ。しかし、大原まで行けば少し涼しいかなと・・・。

初日は大原へ行くまでに京都市美術館で開催されている「ボストン美術館展」を見学してまいりました。

とりあえず、昼時なのでランチをします。

なぜか、イタメシを食べようと思っていたのですが、美術館近辺にはありません。

前来たときにはあったと思ったのになあ。

iphoneで「左京区 ランチ」で検索したところ、目の前の蕎麦屋がトップにヒットしました。

まあいいかと言う感じで入ります。結構立派な作りのおそば屋さん。京都は非常にそば・うどん屋さんが多いですね。

蕎麦屋の天井
蕎麦屋の天井
そば
本日のランチ

腹ごしらえが終わったところで、美術館へ突撃。

思っていたよりはすいていました。

エントランス カメラはここまで
エントランス カメラはここまで
京都市美術館
京都市美術館

なかなか見ごたえのあるラインナップでした。

レンブラントからピカソまで・・・と言う感じ。

300年〜500年前の宗教画はいつ見てもその時代の息吹(筆遣い)を感じさせて、軽く時間旅行をさせてくれます。

しかし、やはりなんといっても圧巻の存在感は今回の目玉であったレンブラントの作品群でしょうか。

写真のない時代にここまでリアルに400年前の人たちの風俗を描き、体温まで感じさせてくれる写実は本当にすばらしい。

それと、初ゴッホも満足の佳品。コテコテの絵の具と一筆で見せるグラデーションは、もう・・・ゴッホだ!

その他、全80作品を十分に堪能しました。

最後にお決まりの図録やグッズ販売。

で、またもや図録ゲット!

いつも思うのですが、図録というのは、少々作りはお粗末な嫌いもありますが、カラーで大判印刷。

丁寧な解説もついていて、今回は2,300円。これは抜群のコストパフォーマンスだと思うのですが、どうでしょう。

買わなきゃ損だと思います。

定番の図録や絵葉書に混じって、なんだ、ぬいぐるみ?

モネやピカソのぬいぐるみ・・・んー、ちょっと欲しいかも。

そのうちのひとつにゴッホのぬいぐるみがあるんですが、これがすごい。

なんと左耳が別パーツでぶら下がってるんです。英語だけど、「ボク、ゴッホ。ボクの耳は取り外せるよ!」とか書いてあるんです。

なんちゅう、ブラック。

ということで、満足のうちに大原に向かいます。

続く

BBQしてきました


梅雨が開けて、全国的に猛暑の本日。

近くのバーNICOのアッキー店長の誕生日ということで、常連の呑み仲間でBBQをしました。

思いのほかたくさん集まり、20人近くワイワイと。

場所は箕面の「教学の森」というところ。キャンプ場です。なぜか、みんな「学の森」と勘違いしてます。

当然、呑み仲間なので、呑みます。タクシーで現地へ。

イタリアンの料理人のアッキー店長なので、料理は心配ない。ていうか、主賓に働かすなよという意見もありますが。

子供たちも4人ほど参加し、まあ、賑やか。上下の年齢差がかなり広いメンバーです。

私はいつものとおり、カメラマンとしての参戦です。

いっぱい写真は撮りましたが、勝手にアップするとクレームがきそうなので厳選して公開します。

肉・ニク・にく・・・
ニク・肉・にく・・・
アッキー店長 手前のキズだらけなのがM氏。
アッキー店長 手前のキズだらけなのがM氏
バースデーケーキ
バーnicoケーキ

お店の場所はこちら

BBQ
子供に消させないアッキー店長
スイカ割り
みんなでスイカ割り

自転車乗りのMさんは一っ走りしたあとで、えげつない坂道の教学の森まで現地集合。なんか、途中でこけて傷だらけになってました。買ったばかりの高いスパッツがぼろぼろになって、かわいそう。体もぼろぼろなのに、ソッチの方がダメージが大きいそうで。

下界と比べると比較的涼しい森の中で飲んだくれ、実に楽しい一日でした。

またやりましょう!

コーヒー自動販売機


この間、阪急王子公園駅にあったコーヒー自動販売機。

自動販売機

豪華な販売機だと思ったら・・・自動販売機の分際で250円!?

マクドのコーヒーも100円やったりするのに。下手したら無料のときも。

店の快適さなどの付加価値なども含めての価格でしょ。コーヒーって。

それが自動販売機で250円てどういうことよ。豆の値段なんかあってないようなもん、なんて、みんな知っとるぞ。

ま、蓋がついてでてくるとからしいけど。どうでもいいか。

納得いかんが一度飲んでみようかと思ったら電車がきました。

おしい。

エコ扇風機


ミニ扇風機

仕事場にはこのような小さな扇風機を置いています。

USB電源なので、パソコンの横において使うためのものでしょう。
高さ15センチくらいの小ささで、机の上でもそんなに邪魔になりません。

しかし、このサイズで結構風がくるのです。無段階調節のつまみがついていて、これも便利。

冬には同じくUSB電源の保温加温装置もいろいろと出ていますが、これは電力消費から言って、少々使用するのが不安だし、あまり効率的とも思えません。

その点、このミニ扇風機はかなり実用的で気に入っています。
ヨドバシカメラで780円でした。

おすすめです。

バーゲン&ラーメン


お誘いがあったので、バーゲンに行ってきました。

誰のお誘いかって・・・、そのバーゲンのお店のおにいちゃんから。

一度、たまたま行って、すごくいい買い物ができたので、それからちょくちょく行ってます。

梅田の某アウトレット。

はっきり言って、安いから行くので、まいどそれほどの買い物はしません。

でも、この担当?のおにいちゃんが結構いろいろと教えてくれたりするので。

直筆のはがきをくれたり、直接電話がかかってきたりします。

まあ、商売なんだけど。にくめないっっちゅうか。頑張ってるのでね、彼が。息子みたいな年代だし。

この日もまずまずの収穫。

でっかい、有名店なので秘密にするようなことでもないんだけど、今のところは一応店名はふせておきます。ごめんなさい。

いつも、店に行く前にはランチをします。

本日はHEPの古潭で味噌ラーメン餃子乗せ。

昔、バイトしていた店ですが、やっぱ古潭はうまいわ♥

古潭ラーメン
ゴマ・唐辛子入れ放題。

レンピッカ展


少し前にテレビで見て、非常に興味を持っていた画家・レンピッカ展に行ってきました。

先日のルノワール展は「まあ、いっぺんルノワールはみておかないとな」的な動機でした。
今回はどうしても見ておきたかったイベントです。

場所は神戸・兵庫県立美術館。梅雨の合間の好天に恵まれ、電車で行ってきました。ipodの山下達郎がイイカンジです。

初めてICカードのスタシアピタパを使いましたが、これは便利だ。缶コーヒーも買える。

最寄り駅の阪神岩屋駅から海に向かって歩きます。潮の香りの美術館が見えてきました。大きくレンピッカのポスターとその上には同時開催の岸田劉生・麗子像がお出迎え。

兵庫県立美術館
この美術館、気に入りました。
兵庫県立美術館2
麗子登場というコピーがすごい

結構人気でした。入場制限があったので、え、そんなに?と思ったのですが、中に入るとそれほどではなく、ルノワール展のようなことはありません。

レンピッカの初期は印象派。そして大多数を占める肖像画はキュビズムの影響が見られ、また、私の好きな幻想絵画的な技法も感じます。

緑の服の娘
緑の服の娘

ベッピンさんのレンピッカは、まるでグレタ・ガルボやマレーネ・ディートリッヒを思わせるポートレートを多数残しており、社交界での活躍も多くあったようです。

貴族や実業家などの依頼により、その自分の美しさを反映するような、綺麗な肖像画をたくさん描いています。

夢のように美しいグラデーションを使い、綺麗な顔や体を作っていきます。

そして、その描く顔にはシワがないのですね。まるで陶器のような顔です。年配者を描くときには、最低限のホウレイ線や小じわはありますが、「くわっ」とつり上がった眉の上の額にも全くシワがないのです。

やはり、女性的な美の追求かもしれません。

また、現在のアニメ絵のようでもあります。

そして、その絵は全く古さを感じさせません。

もう、そのまま、現在のポップアートとしても斬新です。1920年代の車にのっている自画像なども、おそろしく新しい感性で描かれています。

全体に非常に満足できた展覧会でした。これは20年前にポール・デルヴォー展に行って以来の感激。

充実の図録が¥2,500でゲットできたのも大満足。

今年はレンピッカが没して30年です。

展覧会の一番最後には、死の前年の老いたレンピッカのアップの写真が。

若い頃のムービースターのような写真を沢山並べたあとに一枚だけ。
これは必要だったのだろうか。
かなり意図的なものは感じました。

この後に岸田劉生を観るのはしんどいので、諦めて帰ります。でも、充実感。

この美術館自体が大変気に入りました。

次回の企画展は敬愛する「水木しげる」大先生。
行かねば、行くべし!

兵庫県立美術館

映画レビュー:アウトレイジ


久しぶりにレイトショー。といっても、これ1週間前のことなんだけど。

いつものように109シネマズ箕面に行きました。たけしがかなり宣伝にリキいれてる「アウトレイジ」。

文字通り「痛い」表現が満載のエグい映画らしい。特に目新しいところはない、オフィス北野の映画なんですが、たけしも結構いいとしになってるし、どれくらいのパワーを見せてくれるかと・・・。

端的に言って、満足できる内容でした。でてる俳優がなかなか良い。特に良かったのは小日向文世かな。気の弱そうな好人物ばかり演じてる人だけど、いや、なかなか。

たけしも主役のひとりなんだけど、ちょっと年齢的に無理があるんじゃないだろうか。この手の映画を演者として参加するのは最後にしたほうが良いかもしれない。フィクサー役とかならいいかもしれないが。

映画を観る前、少し時間があったので、ココイチでミンチカツカレーを食べたのですが、急いで食べたもので、カツの衣で口の中を傷つけ、大きな血豆ができてしまい、それを潰して口の中が血まみれに・・・。

アウトレイジを観た人ならばわかるのですが、それが妙に映画とシンクロして、リアルに感じられる場面があるのよね。

好きな人はどうぞ。アウトレイジ、いいです。

三浦友和はどうなのかな。