月別アーカイブ: 2010年8月

自家製ジンジャーエールのモスコーミュール


久しぶりに九州からY氏が帰阪。

F氏と待ち合わせて迎えに行く。

午後9時。すでに夕方から呑んでいるY氏はかなりご酩酊。直前にいれた電話でもコントのように「ヒック!」とか言っている。

酒好きのY氏にしては、結構メートルが上がっているか。

おっさん3人で、千里中央の立ちのみ屋に向かう。生のプレミアムモルツが350円で呑める良い店だ。

フードも肉屋の併設店なので、モツ煮込みなどが大層美味。

しかし、最初の乾杯でビールを一口のんだところでY氏がオシッコと言い残して消えてしまった。F氏と散々探し回ったのだが見つからず。

結局、翌日に連絡がつき、ボクとF氏の顔をみて、それまで持ちこたえていたネジがはじけ飛んだらしい。

どういう経緯かはわからないが、家に帰ってしまったとのこと。

おもしろいが難儀な人だ。

消えてしまったその時点では、事故に遭ってないかとか心配していたのだが、連絡もつかなくなってしまったので、仕方なく2人でしばらく立ち飲み。

その後に向かったのが、お気に入りのバー「キッパーズ」場所が中途半端に遠いので、少しご無沙汰してしまった。

夏の初めに「ミントジュレップ」を呑みに行きたかったのだが、夏の終わりになりました。

ああ・・・うまい。

ふと、前を見ると、見慣れないガラスの器が・・・

ジンジャーエール
暗いので良く写りません。

聞くと、自家製のジンジャーエールだとのこと。エールではないので、ジンジャージュースだろうか。

これでモスコーミュールを作ってもらったら、旨いにちがいない。

二杯目はそれに決まり。

ジンライムではない、オリジナルカクテルの「ジンすだち」の季節なのだが、目の前で最後のいっぱいが出てしまった。ショック。

モスコーミュール
モスコーミュールつくりかけ。暗いので、バーテンダー氏のライトご協力。

やはり、、、旨い。

甘いカクテルは苦手なのだが、ミントジュレップといい、モスコーミュールといい、ほんまもんは旨いな。

酷暑のさなか、満足の酒三昧。

この前後にもかなり呑んだので、ボクも久しぶりに酔いました。

大丈夫か、Yさん・・・。

今日は流れでつけ麺


行くことになった詳しい経緯は書くと差し障りがあるので?とりあえず、つけ麺を食べに行きました。

ネットで調べたらかなり評判は高いようです。

福島区の「紋次郎」というお店です。

基本的につけ麺の専門店。行ってみると限定何食かでラーメンもありました。

紋次郎

福島区は結構ラーメン店の激戦区ですね。

つけ麺では駅前の「みさわ」が有名。まだ行ったことはないけれど。

私は辛つけ麺をオーダー。量はわかりませんが、ちょっと腹が減ってたので、大盛りを。

つけ麺
右が大盛り、左が普通
つけ麺トッピング
玉ねぎのトッピングはちょっとうれしい

いろいろとトッピング材料があるのはうれしいですね。上記の玉ねぎ・紅しょうが・高菜等々。

それと、ビールを頼んだら、アサヒ?麒麟?サッポロ?サントリー?と聞いてきます。

珍しいのでサントリーと言うと、期待を裏切ってプレミアムモルツが・・・

これはうれしい誤算です。

茹で時間が長いので、ゆっくりビールを味わえます。

つけ麺
辛つけ麺?

麺は極太。食感はなんか冷やしうどんを食べているよう。いつものようにまずは麺のみを食す。問題なく旨いですね。スープは魚介系で、魚粉が乗ってます。

しかし・・・ボクは「辛」つけ麺を頼んだよな。全然辛くないんだけど。思わず、間違いないか聞きそうになりました。

ネットにはスープの鉢が熱くて持てないと書いてありました。なるほど、熱い。

しかし、肝心のスープ自体が全然熱くないんだなあ。ここは残念なポイント。

やはり上新庄の大鶴製麺処のスープがダントツに熱くて、冷やあつでは最高に旨いと思います。

大盛りだったのですが、ツルット完食。あっさりしてますねえ。

その後に、焼石のサービスがあるそうなので頼みました。

すると出てきたのは「石」ではなくて???どっかで見たことあるな。

これは釣りのおもりではないのか?

焼石
焼石、じゅわー

これをスープに入れると、勢い良くジュージューいいます。白いシャツなどは着ていかないようにしましょう。

醤油の焦げた香ばしい香りがあたりに広がります。周りのお客さんから、「いい匂い、お祭りの屋台の匂いだ」との感想が。

うんそうだな。これはとうもろこしの焦がし醤油の匂いか・・・。

これでスープが熱くなるので、ここにスープ割りをします。

ポットにおいてあるので、自分の好みで好きな濃さで。

塩分は控えなければならないけど、熱いに、まあいいか。

満足の一品でした。

全然、秋じゃないけど


麒麟秋味
麒麟秋味

今年始めての秋味です。

正月とかに平気で秋味売ってる酒屋もあるけど・・・。

とりあえず、日本のビールは鮮度が命です。

ヨーロッパとかには熟成させるビールもあるけどね。

やっぱ、うまいなあ。苦味が強くて、ガツッと味・コクがある。

某スーパードライとは違う地平に在るね。

しばらくは楽しめそうだ。

夏はラーメン


「キャタピラー」のチケットをテアトル梅田でゲットし(危なかった、完売寸前)、時間があるので、ランチはラーメン。

酷暑の中、近辺をうろついて発見したのが、麺匠北野八番亭。

かっぱ横丁の並びで道を挟んで向かい側。DDHOUSEの反対側です。

北野八番亭
外観

店が二つに別れており、向かって右がテーブル席。左側がカウンターのみです。

お昼時でもあり、結構こんでいます。ひとりなので、左のカウンター席へ。

注文は野菜ラーメンにしました。

野菜ラーメン
野菜たっぷり

細麺で豚骨系。替え玉もありなので、博多ラーメンぽいのかな。

でも、味はそんなでもない。クリーミーであっさりしています。

ラーメンは具をつまみにビール呑んだりできていいね。

テーブルの上には豆板醤・高菜・紅しょうがなど、トッピングが豊富なのもうれしい。

チャーシューはロースみたいなので、あっさりしてます。

でも、ボクは食べるのが遅いので、いつも細麺は伸びてしまうのが、ちょっと問題。

早く食べればいいんだけどね。

結構、美味しくて満足です。

暑い時こそ、暑いラーメン。

映画レビュー:キャタピラー


ほんとに久しぶりにレイトショー以外の映画をみてきました。

多分、5年前に「誰も知らない」を観て以来ですね。

ちょっと、閉鎖空間+動けない状況が苦手なんで、空いているレイトショーでリハビリしてたんです。

にもかかわらず、上映前の予告編でこんな映画のトレーラーが・・・
「リミット」—目が覚めたら土の中。

http://limit.gaga.ne.jp/ (いつまで見られるかわからないど、URL貼っときます。

キル・ビル2でもあったけど、棺桶に入れられて生き埋めにされるんです。

で、苦しそうな呼吸で「息ができない・・・」とかいいながら、携帯で救助を求めるんですが、ブツッときれてしまう、前編ほぼ真っ暗な予告編映像。

それはあかんやろ、それは。フォビア持ってる人とかには嫌がらせやで。

で、それはともかく、阪急梅田のコンコースには宇宙戦艦ヤマトが埋まっていました。(埋まっている体で・・・w)
ニュースとかでもやってたらしいけど、知らなかったので、ちょとびっくり。

映画公開の宣伝なんですね。

宇宙戦艦ヤマト
波動砲発射!!

波動砲発射の瞬間を狙ったのですが、その衝撃でエラいことブレてしまいました(嘘)

キャスティングも良いとは思うんですが、どうも、最近はこういうのがコスプレに見えて仕方がない。なんか、衣装に着られているというか。山崎努の沖田十三なんか良いと思うんですけどね。

それと、この手のシチュエイションで全員日本人(東洋人)というのも、実写にすると、めっちゃ違和感あります。

観に行くかどうかは未定。

ということで、映画関連で脱線しましたが、「キャタピラー」。

題名からして、江戸川乱歩の「芋虫」=「キャタピラー」かと思っていたのですが、どうも違うらしい。

粗筋からはんだんすると、「ジョニーは戦場へ行った」に近いものか。

でも、なんでキャタピラーなんでしょう。日本公開で「芋虫」ではダイレクトすぎてダメなんでしょうか。

それにしても、もう少し違うタイトルの方が良かったように思います。

主演は寺島しのぶ。良かったです。スッピンで大アップが続くのですが、それでもリアルな美しさ(もともと、あまり美人だとも思ってないけど)がエロチックで。

特殊メイクもここまで進化したのかという感じ。どうだ、この特殊メイク技術は、という感じではなく、あくまでもメインは映画のストーリーであり、演技であり、特殊メイクは全面ででてるにもかかわらず、見事に裏方に徹しています。

どこが特殊撮影なのか、良くわからないところ。これこそ、特殊撮影の本領発揮というところでしょう。

ストーリーは、どストレートの反戦映画。いいのか、このカットは、とうのもありました。しつこく御真影をうつすところなど・・・。

ストーリーが良かったとは正直思いません。もっと、他に展開のさせかたもあったのでは。

主演の二人は良かったです。

反戦思想、戦争の悲惨さは次世代に伝えていくべきものなのですが、この映画はR-15指定。

性描写も多く、敢えて子供には見せるものでもない。その狙いはなんなのか。

テアトル梅田は満員御礼でした。

ロフトの地下、テアトル梅田

大阪はアート系映画館が少ないですね。昔はもっとあったのに。

下鴨神社古本まつり


古本市が催されるということなので行ってまいりました。

鴨川
川床準備中

まず、阪急電車で四条河原町まで。夕方になると川床が営業されるのでしょう。

「かわどこ」という時もあるし「かわゆか」と言う時もありますね。

東華菜館
東華菜館

東華菜館。一度行ってみたいお店です。大正時代の建築らしいです。

河原町から京阪電車に乗り換えて、鴨川沿いを出町柳駅まで。

出町柳
出町柳駅

出町柳駅は叡電と連絡しており、かわいい叡山電車が到着していました。

予定がなければこれに乗って鞍馬とか行きたいなー。

で、下鴨神社 糺の森。ちゃんと行くのは初めてです。洛中なのに、すっごい森なんですね。

糺の森
糺の森

神社の境内で古本まつりが行われているのですが、思ったよりも盛大で、見る前からちょっと疲れてしまいました。

下鴨神社
下鴨神社

暑くで汗が止まらない。ご自由におとり下さい的にダンボールに入れてあるうちわをもらいます。

半分見たところで、体力も気力も尽きてしまいました。まあ、楽しめたし、掘り出し物もあったし。満足です。

本当ならばせめて、ゆっくりと下鴨神社を見物したかったのですが、お昼ごはんも食べそこねていたので、また今度ということに。

下鴨神社舞台
下鴨神社舞台

四条河原町まで戻ります。時間はすっかり夕方5時近く。

夜から始まるお店がほとんどで、中途半端な時間になってしまったので、マクドナルドくらいしかありません。

あとは風俗のおにいさんがちらほらと営業を・・・。でかい荷物(本)を抱えて、一眼レフを持ってんのに、入られへんて。

ラーメン屋さんが一軒だけ営業していたので、入ります。

店の名前はあえて書きません、ていうか、覚えてません。ひとつ覚えてるのは「こだわりのラーメン」と謳っていたこと。

なぜ書かないかというと、ホメることができないから。

いや、ボク的には大満足なんです。ここまでマズイラーメンは久しぶりだと。感動的ですらあります。

まず、メニューにやるきのなさが。おすすめ的なものがなく、一見としてはなにを頼んでいいか分からない。

デフォルトのラーメンがないのです。

仕方なく、味噌ラーメンを。

普通のラーメン屋で味噌は外れ率が高いと思うのですが、こうなったらトコトン外してやろうと。

喉が乾いていたので、ビールを。はい、案の定、スーパードライ。ボクとしては、スーパードライはあまりビールの中には入れてません。ありゃあ、ビールとしては逃げだと思います。それ単独で味わうことはできないし。

で、作っているところを見ていると、最後になんか乗せている。なんだろう。厚焼き玉子のようなものを。しかし、ラーメンだし。

で、運ばれてきたラーメンに乗っていたのは、果たして、やはり玉子焼き!!

もしかしたら、すごくナイスな組み合わせなのかも。目からウロコ!?

味噌ラーメン
ちょっと見ると玉子焼きのようですが、食べてみるとやっぱり玉子焼きです

食べてみると、見事にマッチせず、それぞれがそれぞれの主張をしていました。鉢の中はすごく気まずい雰囲気です。

そもそもおかしいなと思ったのが、テーブルの上にはトッピング用に「天かす」(東京では揚げ玉?)が置かれているのです。ラーメン屋で。

あと、麺が侮れない。最近はバリカタだの針金などという、硬め志向が一般的なのに。いや、久しぶりです。こんなムニュムニュの麺の食感は。カウンター内で作業しているのが、結構高齢なおっちゃん二人なんで仕方ないか。

もう、ほんと、ネタ的には嬉しかったですねえ。食後感としては。中途半端に可もなく不可もないラーメンより。

しかし、「こだわりのラーメン」のこだわりどころがついにわからなかったのは、ボクの未熟なところなのか・・・。

とりあえず、ワースト第一位は今のところこれに決まり。

さらにマズイラーメンを求めて食べ歩こうか。

マレーシアのRyoくん


今夜、突然、マレーシアで仕事してるRyo君とskypeでつながりました。

skypeはずっと使ってるけど、海外と通話したことがなかったので、ちょっと感動。

ずーっと年下の友人のRyoくんはすごくイイヤツです。

残念ながらこちらのブルートゥースのヘッドセットの充電が切れていたので、音声通話は出来なかったけど、Ryo君の声はばっちり聞こえてました。

今はマレーシアのコンドミニアムに暮らしていて、自室にはネット回線がないので、階下のカフェで過ごしているらしい。

南国のカフェで横がプールやって。村上龍の小説か!?

いいなあ。

9月には一時帰国するらしいので、マレーシアの話を聞かせてもらおうかな。

とりあえず、ヘッドセット充電して、明日は会話しよう。

横尾忠則全ポスター展:国立国際美術館


暑いけど、行かないわけにはいかないというか、強迫観念的ななにかに背中を押されて行ってまいりました。

横尾忠則全ポスター   展。

中之島の国立国際美術館です。

なんとか午前中に出発し、肥後橋駅へ。駅の階段をあがると目の前のアパホテルにこのような看板が。

明訓高校?
明訓高校?

高校野球というか、スポーツに疎いので有名な高校なのかどうなのか知らないのですが、ドカベンの高校だということは知っています。何でも、作者の水島新司が行きたくて行けなかったのが新潟明訓高校なのだそうです。

その横にあるレトロビルが前から気になってます。

里山カフェ
里山カフェ

一階がカフェになっているので、一度入ってみたいのですが、次の機会に。

さて、アパホテルと里山カフェを尻目に殺して国立国際美術館へ。

横尾忠則全ポスター
横尾忠則全ポスター

夏休みだし混んでるのかとおもったのですが、さにあらず。結構空いてます。

少し若いのにリサーチしても、「横尾忠則」自体、あまりピンときていないような感じでしたし。

そんなもんかな。

若い時にアングラ芝居を手伝ってたこともあるボクとしては、かなりのキーパーソンなんですけどね。

展示会場内にはスキンヘッドのおねいさんなんかもいて、少しほっと?したりして。

やはり、60年代の作品のパワーには圧倒されます。この蛍光色と乱雑にみえて抜群のバランス感覚で配置された超独創的なパーツのコラージュ・組み合わせがなんとも!!!

いいなーいいなー、という感じ。

例えば、ビートルズのイエローサブマリンのジャケットみたいなサイケイラストデザインなんかは、やっぱり時代や古さを感じるのですが、横尾先生の場合、それがない。すげーなー。

出口にはお定まりの売店コーナーがあるのですが、当然、横尾グッズが販売されています。まあ、もともとというか、ポップアートな人だから、グッズ販売はいいんですが・・・高くない?ルノワール・ゴッホとかの作品モチーフでもそんなにしないと思いますが。

図録も¥12,000だし。そんなもんちゃあ、そんなもんなんだが。

ちょっと手が出ないので、スルーしました。絵葉書もほしい作品がなかったし。ちょっとポイント外してる感じ。

600点展示と聞いていたので、根性入れてみました。多分、ボクが一番丁寧に見ていた(遅かった)でしょう。

堪能して会場を後にします。

帰りは梅田まで歩きました。

新地を通って、どこでラーメンを食べようかと。もぉ、ラーメンの口になっているので、中之島バーガーというのもうまそうだが、今日はパスします。

で、ここの店にしましょうと。

神虎
神虎 北新地本店

老舗で本店なんですが、古い店なんでしょうか。お初です。

つけ麺もプッシュされてますが、ここはラーメンを。しかし、「激辛」の文字があると、避けては通れません。

先日の向日町の激辛坦々麺を食べた後では、まあ、何がきても辛くないけどね。

赤玉
赤玉ラーメン

激辛の赤玉っていうのを。結構うまいです。麺は中太を選びました。その割には、食ってるうちにすぐに伸び加減になってしまいますが。チャーシューもうまし。

腹が減ってたので、替え玉をしてしまいました。苦しい。軽く後悔。

ところで、今日は淀川の花火です。

梅田近辺は浴衣を着たカップルがいっぱい。ひところに比べると、みんな浴衣の着方がうまくなりましたね。

特に男子。前は胸高に帯を締め、お前はバカボンか?ガイジンか?みたいなのがいっぱいだったのですが、最近は結構着こなしているようです。雑誌とかで特集でもしたかな?でも、ひとり、帯が解けて再び結べなくて、ちょっと途方くくれてる男子もいましたが。

あと、女子は髪の毛盛る盛る。足元パンプス。まあ、むちゃくちゃに着崩してる子はいないみたいなので、よしとしましょう。

ハッピーエビス


ハッピーエビス
ハッピーエビス

ハッピーエビスゲット。

味はおんなじだけど、知らない人はよく見て下さい。

ほら、えべっさんの後ろにも鯛が尻尾だしてるでしょ。

広告の仕掛けとしては姑息かもしれないけど、これはエビスビールというブランドがあるから許されることなんですよね。でなければ、全くマーケティングとして成り立たないし。

繰り返しますが、味はおんなじだなあ。

この6本入りの保冷ケースは又使えるけど。