月別アーカイブ: 2017年12月

映画レビュー:「猫が教えてくれたこと」 当然だけど、猫好きのための映画


猫が教えてくれたこと
オフィシャルサイトより加工転載

舞台はトルコのイスタンブール。
この街は特別な街らしい。

映画の印象では、ほんとに猫だらけだ。
日本の青島とか猫だらけの島が話題になるが、そんな印象。

猫好きには反則な場所。

昔、テレビでディズニーの動物ドキュメンタリーをよく観ました。

やらせ・演出がないのが売りだったが、大分前に演出してましたっていうのがニュースになっていた記憶がある。
そりゃそうだわね。限りなくプロレスに近いものがありました。


本作は特にストーリーはありません。
イスタンブールに住んでいる(ほぼ)野良の猫達です。
それと、その猫達を可愛がる住人達。

それらが事例として、淡々と語られていく。

日本では最近「地域猫」とか言われる野良が増えてきました。
「野良猫」とは一線を画す存在なのでしょう。

去勢したりして、地域で管理するという。

さて、イスタンブールもそうなのかというと、全くそんな感じではないみたい。
昔っからそうであり、そのまま現在も猫だらけなのだから、特に問題はないのかな。
まあ、イスタンブールにも猫嫌い・猫アレルギーはいるでしょうが。

登場する人間はひたすら猫を猫可愛がりし、餌を与える。
(毎日鶏肉10kgを調理して与えてるオバサンとか・・・)
で、猫は増える。
登場人物の話を聞いていても、やたらと妊娠している猫の件が出て来る。
いいのかな、それで。

まあ、中にはネズミ取りに精を出してるお役立ち猫もいるけど、大体は猫らしく日がな一日ゴロゴロしてる。
それも猫の仕事のうちだけどね。

なんの問題提起もなし。
猫のダークサイドも語られない。

ひたすら猫好きが猫を愛でる映画。

強いて言えば、イスタンブールの美しい街並みを鑑賞できる観光映画とでもいいましょうか。

★★★☆☆

胃がん その10 闘病その後~マラソン


マラソン
走ることは生きること

抗がん剤治療が終わってしばらく経ちます。
備忘録として書いていたブログを読み直しても、結構いろいろなことがあったなあと思い出されます。

元々が喉元過ぎれば熱さを忘れるタイプなので、あんなに辛かったことが綺麗サッパリ残っていないことにびっくりするやら呆れるやら。
ま、それだからこそ今まで生きてこれたとも考えられますが。

この夏からはランニングも再開しました。

最初のころ(7月くらい)は炎天下ということもあり、全然走れず吐きそうになっていました。

やはり、秋くらいから以前のように走れるようになってきます。

走るときはiPhoneでNikeのアプリを利用しています。これまでのランの詳細が事細かに記録され、PCでも見ることができます。

マラソン
こんな感じで走ってます

来年の1月と2月はハーフですが、レースにエントリーしています。

その練習で本日は21キロ走ってみました。まあまあかなと思ったのですが、Nikeのアプリを使った記録を見ると、2010年のものがハーフの最短記録でした。
現在の目標はキロ5分30秒を切ること。ラップタイムで見ると結構クリアしているのですが、総括するとまだまだです。

走っている途中でハムストリングスに来ることはありますが、ハーフくらいだとふくらはぎや膝に来ることはなくなりました。大分と筋肉もできてきたようです。

走り終わってケアを行い、一服していると、思い出したように足が攣ってきました。
それは仕方ないとして、厄介なのが血糖値が下がってしまう現象。

これは手術直後からたまにありました。
胃がほぼないので、エネルギー補給が思うようにできないので起こる現象からと思っています。シンドくなって、動けなくなります。体が暑くなって、冷や汗が出てきます。糖尿病の発作ってこんな感じなのでしょうか。頭もボーッとなっているので、毎回どう対処して良いのかわからなくなるのです。

この発作が起きたときには、甘いものを食べると結構回復します。術後しばらくは一口サイズの羊羹を持っていました。最近はそれほど頻繁にならないので、羊羹は買っていません。
あまり消化には良くないそうなので。

今日はたまたまあったエンゼルパイを一つ食べて、少し楽になりました。

なんせ、摂取できる栄養素が足りてないぽいので、一日に何度にも分けて食べなければなりません。それはそれで辛いものがありますが、大分と慣れてきたので、マラソンも頑張ります。

映画レビュー:「あったまら銭湯」


この作品は一般映画館での公開はされていません。

淡路島の岩屋にある、扇湯という銭湯が舞台です。

私が良く参加する「関西てくてく銭湯」の銭湯ツアーに組み込まれています。
このツアーでなくとも、神戸からフェリーで気軽に行ける立地なので、是非訪れて下さい。

で、今回この映画を上映した場所がこれまた大阪の銭湯です。

阪急淡路駅スグの「昭和湯」。昭和湯さんはいろいろと仕掛けていく前向きな銭湯です。

昭和湯
当日の昭和湯(定休日でした)

定休日の銭湯の浴室にスクリーンを無理やり張っての上映です。

あったまら銭湯
こんな感じ。マイクを持っているのが、関西銭湯界のドン松本康史氏。右端が監督の大継康高氏。
しかも、少なめにお湯があって、足湯をしながら映画鑑賞ができるのです。
喜んで、アワジビールを呑みながら観ていたら凄く悪酔いして気分が悪くなってきました。
足湯をしながらの飲酒は危険です。
腰湯はなんともなかったのになあ。

あったまら銭湯
オフィシャルサイトより加工転載
映画は中編と言って良い長さ。

主演は淡路島出身の笹野高史とその息子ささの堅太。
あとは、笹野高史の呼びかけによって集まった人も多いようです。

上映前の監督挨拶で仰っていました。
最初は事務所に断られたのに、しばらくすると笹野高史から連絡があり、淡路島の若いのが頑張っているのならば応援する。ノーギャラでOK!って。
男前ですねー。めっちゃ忙しいだろうに。


何故か、神戸出身のガガガSPのメンバーも多く出ております。ていうか、音楽担当です。

あと、最初にちょっと出てくるのが、これも淡路島出身の松竹芸人かみじょうたけし。

松原智恵子がマドンナ役。

春田純一は良い芝居をしますね。戦隊モノのブラック役が記憶に残っているけど、リアルなおっさん役で。

冒頭はガガガSPとささの堅太のお芝居が続き、これはちょっときついかなと思ったりもしましたが。
いや、やっぱり当代の名優笹野高史が出てきた途端、画面がしまるというか濃密になるのはさすがです。

なんか、つかみどころのない、ふんわりとしたストーリー展開ですが、良い感じです。
淡路島愛を描きたかったのでしょうが、なんか偉い小島の雰囲気です。
実際の淡路島はもっと雄大な感じなんですけどね。一言では言えない感じ。

少年期の恋人を思い続けるわらび餅屋の親父。

うん、なんかイタリア映画のようです。

実際にこの映画の淡路島はイタリアの小島のように描かれている。

そして、銭湯。

是非行ってください。

ここには詳しく書けませんが、淡路島の扇湯は客の激減と設備の老朽化で廃業の危機なのです。
件の松本氏が私財と時間を投げ打ってそれを食い止めようとしています。
お客は基本、地元の漁師。小さな風呂ですが、一度行く価値はありますから。

こちらのサイト 関西てくてく銭湯 関西の激渋銭湯 で詳しく紹介されています。

★★★★☆

スマフォ(iPhone)依存注意報


Google先生や各種クラウド。

かなりiPhoneに依存している毎日だ。

若干不安に思っていたその一つ、アラーム機能に裏切られた。
目覚ましというか、時計が起動しなくなったのだ。
たまたま特に予定のない土曜日だったので助かったが、思い切り寝過ごしてしまった。
起きる気のない時は全く起きられない。

起きてすぐ、情報を検索すると、この現象は多く出ているみたい。

~ iPhoneが勝手に再起動を繰り返す不具合が突然発生中?(2017年12月2日深夜0時すぎ発生) ~

ボクの場合は、ゲームアプリなどは一切ないので、家計簿アプリ「Zaim」の通知をオフにしたら解決しました。一応。

でも、怖いので、やっすい目覚まし時計を注文します。

しかし、時計とは盲点だなあ。見えないところからボディフックが飛んできたよ!