なんかジンマシンが出たので禁酒を5日間。
びっくりするくらい体調が良い。
朝、ばしっと目が覚めて、箕面の滝まで走りにいく。
紅いのもいいけど、新緑の紅葉も非常に綺麗なのでした。
月別アーカイブ: 2007年4月
大阪の元気のなさ
私は東京が好きな大阪人です。『男はつらいよ』全巻持ってます。
でも、しゃべるとかなりコテコテです。上方落語のファンであることもあり、気を付けないと若い人には通じない言葉を喋ることもあります。
しかし、東京も大好きなのです。殆ど行くことはありませんが、いつまでたっても東京への憧れは捨てがたいものがあり、郷愁さえ誘われる時があります。
先日、植木等さんがなくなりました。テレビの追悼番組で「日本一のホラ吹き男」が放映され、昭和30年代初期の東京が舞台となっていました。有無を言わさぬパワーが、画面からあふれ出していました。
この時代、実は大阪の文化も強かったのです。厳密に言うと大阪のお笑い文化です。「番頭はんと丁稚どん」「てなもんや三度笠」「すちゃらか社員」等々、全国区で浸透している大阪の芸人さんが沢山出ていました。
丁度今のお笑いブームと似ていますが、どうも似て非なるものであると思います。昔日のそれとはどこが違うか。昔は東京のお笑いも強く、大阪のそれはあくまでもカウンターカルチャーでした。現在は「よしもと」の一人勝ちで圧倒的過ぎるのです。
これが私にはどうもおもしろくありません。「よしもと」が強いと言ってもそれは最終的には東京発であり、東京発大阪となっているのです。つまり、ダウンタウンもさんまも東京発なのです。
振り返って大阪経済の沈滞は今更説明するまでもありません。ダサくても貧乏くさくても、大阪発で頑張らない限りはこの底から抜け出すことはできません。
植木等じゃないですが、「わかっちゃいるけど、やめられねぇ」。私自身も、もう東京へ行きたいと思うくらいですから。
競合は多くても大きなパイは魅力的です。
東京:「さあ、これだけの予算を用意した。これでどれだけのものができる?良いものを提案したところと取引をしよう。」
大阪:「この案件、ナンボでできる?安くできるところと取引するわ。」
これがその差です。しかもそれを率先して行っているのが関西の官公庁。アホラシなってきますわなあ。
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ベルギー王立美術展開催
明日4/7(土)より「ベルギー王立美術展」が大阪・中之島の国立国際美術館で開催されます。
是非行きたいです。私の唯一追いかけている画家ポール・デルヴォーの「夜汽車」「ノクターン」が展示されます。ルネ・マグリットの「光の帝国」も見たい作品の一つ。
デルヴォーの絵画は収蔵数では姫路の私立美術館が日本一です。(のはず)私が初めてデルヴォーと出会ったのもここでした。
今ひとつ、人気がないのでしょうか。マグリットなどに押され気味で、くだんの美術館の展示の時期でも、デルヴォーの絵はがき等が用意されていなかったりします。マグリットはあるのに。
でも、単独でもよく展覧会が催されるので、人気はあると思うんですがねえ。
私の夢の一つ、いつかはベルギーの「デルヴォー美術館」に行って数日かけて楽しみたい。多分何歳になっても同じ感動を与えてくれる筈です。
一つ思うんですが、欧米では美術館,博物館は無料のところが多いらしいですね。それはそれで素晴らしいんですが、私としては少しは料金をとってくれても結構です。
中之島には東洋陶磁美術館等もありますが、場所が場所なんで、夏なんか無料開放すると、おそらく冷房目当ての有象無象が我が物顔で占拠するでしょう。だったら、ゆっくり堪能する料金として、多少料金を支払うことは無問題です。
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若い奴らのエネルギー
最近、又若い友人からのエネルギーを感じ、へこみ気味の自分を元気にすることができました。
一人は先週の土曜日にやってきたK君。プロボクサーです。
と言っても、来月デビュー戦を控えたタマゴです。同じジムで練習をしていました。私は最近行ってないので…。
どうも、世間でボクサーというとみんな血の気の余った人を殴りたくて仕方がない、狂犬みたいなのを想像するみたいですが、K君なんかは人並み以上におとなしい常識人です。亀田一家の影響か。迷惑なやつらだ。
K君はまだ22歳ですが、いろんな夢を持って生きています。
彼とランチをしながらそんな話をしていました。ネットショップにも興味があり、僕にはそのことを聞きたかったようです。
しかし、欲張りだ、こいつは。他にもいろんなことがしたいらしい。普通は目の前にあるプロデビュー戦やろ、と思うんですが。それは勿論のこと、あれもこれもらしい。うんうん。欲張りなのは大いに結構。若いし、体力にまかせて全てに全力投球をすればいいんよね。
須磨の海岸まで走り込みに行ってるらしい。端から端まで。って何キロあるんや。デビュー戦は見に行くぞっ!多分。
も一人はシューカツ中のリョウくん。
僕らの時代にはシューカツなんて言わなかった。ていうか、僕にはシューカツの経験がない。ズルズルベッタッリ。時の流れに身をまかせ、生きてましたから。
おしゃれなリョウ君は23歳。少し髪を短くしてスーツを着てやってきました。別にウチに面接に着たわけではないけれど。シューカツ途中、近くに用事があったらしい。
突然来たにも関わらず、ちゃんと手みやげを持参するところなんぞ、やっぱコヤツもソツがない。憎たらしいほど。リョウ君はマスコミ関係かアパレル関係に行きたいらしい。派手に見えて結構地味な部署にいくととことん地味やぞ。
しかし、彼は何をやってもうまくこなすやろうな。見えないところで努力をしてるのも知ってるよ。今のうちにいっぱい頭をうっときな。頭ボコボコになるまで。歳とってから頭うつと、うずくまってしばらく立ち上がれなくなるから。
元気な若い奴らが訪ねてきてくれたお陰でこちらの気分も若くなったよ。春で鬱っぽかったんで元気をもらいました。
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