マーケティングの本を読んでいたら、複数の本でFAX DMの効用について書かれていた。
このネット全盛時代…だからこそ、アナログとも言えるFAXが効力を発揮するのであると。
つまり、大量に届いて、昨今のメーラーの強力なフィルタリングによって、一顧だにされずにスパムとしてゴミ箱に振り分けられてしまう膨大なメール広告に比して、時代遅れだからこそ、競合の少ないFAX DMが有利なのであると。
で、大きな(信じられない?)効果をあげた人の体験談などが記載されている。
それを呼んでFAX送信代行業者を検索したら、結構出てくる。
試しに顧客データ(当然FAX番号)込みでの見積もりをとったところ、これが又目ン玉飛び出る値段。これだったら郵送のDMの方が安いんじゃないか。
大体、FAX DMそのもののありかたって、どうよ。
少なくともボクは受け取る側としては、非常に不愉快になります。そりゃそうだ。勝手に送られてきて、こちらの紙とトナーを使うんだから。
しかも、同じところからたびたび送られてきたりする。で、不要の方はその旨を記載して、送り返せとある。この上、通信費までかけさせようと言うのだ。ありえんですよね。普通。
以前、あまりに腹に据えかねたので、今度送ってきたら法的措置をとると書いて返送したことがあるが、それはそれ以降送ってこない。
対抗策として、そのファクスを着払いで送り返すという方法もあるそうな。
ここにいたって、そういったFAX DMを今度はこちらから送ろうかと逡巡している自分がいる。
いいわけとして
まず、一般家庭に送るわけではない。事業所向けにその事業所が公開しているFAX番号に送るのだ。それほど無法なことでもあるまい。
でも、自分がされたらいやだしなあ…。はっきり言って、FAXで送られてきたDMは内容に関わらず、絶対に相手にしない。トナー屋とか。
そんな自分が送る側になるなんて、やっぱりできない。うん、やっぱ無理だ。正直堂の名に関わる。
でもなあ、相手にとって、有用な情報であるという信念があれば、又それはそれでOKか…。
てか、FAX番号集めるのも大変だ!
ああ、優柔不断だ。