去年に続いて観てきました、「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」。
「ゲゲゲの鬼太郎」はソフトとしてどこまでふくらんでいくのでしょう。アニメ版も別個に同時劇場公開されるというのは、何気なく凄い事ではないですか。
数え切れないほどのテレビアニメ化、又、それとは異なる「墓場キタロー」アニメ化、鳥取境港の水木しげるロードの盛況ぶり、はたまた高名な作家等のフォローワーぶり・・・。
鬼太郎が凄いというか、やはり水木翁はすごいっす。
この夏の鬼太郎は、全ての面で全作である第一作を上回っていたというのが単純な感想です。
私としては、全作のような中だるみも感じず、良かったかなと。
でも、なんか、世界が広がりすぎて原作の持つ土俗的な部分が消えてしまってるように思います。妖怪って、もうちょっと身近でないと、妖怪っぽくないですね。
お祭り的な映画で、それなりに楽しい映画ではあります。
とりあえず、田中麗奈の猫娘の登場シーンが多かったので、こりゃうれしい。
ラスボスぬらりひょんの緒方拳。ぬらりひょんより緒方拳が勝ってたなあ。
しかし、あれですね。ほぼ、子供を無視して作ってるように思いますね。定番の子供視点の狂言回しがほとんどない。これってどうなんでしょうか。