映画レビュー:「ウイスキーと2人の花嫁」 呑みたくなる映画


ウイスキーと2人の花嫁
オフィシャルサイトより加工転載

原題は「WHISKY GALORE」。実話が元になっていて、リメイクだそうです。

時代は第二次大戦中。
舞台はスコットランドの離島。同じ島国の日本人にはシンパシーを覚えるジメッと感が漂います。

小さな小さな島ですが、こんなところにもパブがあり、島の住人が集まってウイスキーを呑みます。
パブといえばギネスなどエールを思い浮かべますが、この島にはウイスキーしかありません。それも老若男女皆が当然のようにストレートでやります。

しかし、ナチスがロンドンに侵攻してきたこの時代。ウイスキーが手に入らなくなってしまいます。

そして二週間、島の人たちの我慢も限界に達した頃、5万ケースのウイスキーをアメリカ向けに積載した船が沿岸で座礁。

さあ、どうなるか。


関係ありませんが、この映画の主人公を演じる俳優グレゴール・フィッシャーが、とあるブリティッシュパブのマスターにそっくりで、それが気になって映画が全く入ってこない。

まあ、面白かったです。

いかにもイギリスっぽくて。シニカルなコメディ。

ジミーな映画なんですが、オープニングからドローンによる空撮で始まり、座礁する貨物船はSFXです。その他はリアルにトラディショナルなんですが、今っぽいなあという印象を受けました。

なんにしても、観終わったら、イヤ観ている途中からウイスキーが呑みたくてたまらなくなります。
良く漫画「レモン・ハート」で乾杯の時にスランジバール!と言ってますが、これをリアルに聞いたのは初めてです。

個人的にアイラモルトが大好物なので、ちょっといっぱい呑みに行こうかな。

★★★★★

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