映画レビュー:この世界の片隅に


この世界の片隅に

この世界の片隅に

なんとかロードショー・ロングラン中に観に行く事ができました。

っつても、偶々安く観られる日で、いつもは映画観ない層(多分)の客でかなり混んでいて、年齢層が高い高い。一日一回の上映しかないせいもあるし。

なもんで、マナーが分かってない。上映中に続々と入ってくるし、席を立つし。どんだけションベン近いねん・・・と。

なんか、シネコンでこういう状況は久しぶり。いつもはガラガラな事が多いし、単館上映とかは映画好きばっかりでマナーが分かってるし。

ま、いいけどね。本来はこういうものだからね。


それはともかく、名画でした。

予想を上回るでもなく下回るでもなく、良品です。

なんか、のんの声を聴くと癒やされて涙が出てきました。

テレビを持っていないので、知らなかったのですが、一度テレビドラマ化されてるんですね。

主役のすずさんが北川景子って、どうなんでしょうかね。

すずさんは美人である必要ないです。心が美人ですけど。

こんなポヨポヨした絵でこれだけリアリティのある戦争が描けるんですね。

背景が凄いです。
当時の広島・呉の街並みを、良くこれだけ調べて描いたもんだと思います。

人物がユルめに描かれているので、そのコントラストでより一層引き立ちます。
水木しげる的な効果ですね。

かなりショッキングなシーンもあります。

「はだしのゲン」的な。

原作は読んでいませんが、読んでみたくなりました。

作ってくれてありがとう的な映画だと思います。

しみじみと良さがにじみ出てきて、これからもさらに広がっていくような。

★★★★★

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