
トレイラーを観てそそられました。
これを日本でリメイクするなら、主役は渡辺直美だよなあ、と漠然と思ってたら日本語吹き替え版はやっぱり渡辺直美でした。
非常にありがちなプロットです。
なので、どう演出してくれるのかなあと、ちょっと期待。
容姿に全く自身がもてない主人公が突然絶世の美女に。
特殊メイクやCGIを使って見せることもできたでしょうが、本作ではそういう演出はありません。
言わば観客の想像力にまかせています。ここが一番のポイントでしょうか。
トレーラーにも出てきますので書きますが、実は美女に変身したというのは本人だけの思い込みで本当は何も変わっていない。
まあ、非常にアメリカ映画的にまとまっていました。
一見なんの欠点もなさそうな美女・セレブたちも実はコンプレックスの塊だというのがポイントなのですが、いまいち陳腐でこころに響かない。
そのまとめがラストシーンの演説に収斂されるのですが、これがまた陳腐。
アメリカ的にはこれがいいんでしょうね、みたいな。
ちょっと納得できないかな。
それ以外はリラックスして楽しめる映画でした。
★★★☆☆
なにか・・・そう、昔の東宝喜劇「無責任男」の成功譚みたいに感じました!