日別アーカイブ: 2006年1月7日

東京伝説(東)と新耳袋(西)


 本です。ろくなもん読んでませんね。
 新しいものではないです。知っている人には、何今頃的なものかも知れません。
 「新耳袋」は5.6年ほど前にかなり読みました。既に10巻刊行されている(第一夜〜第十夜)、怪談ばなしの百物語です。
百物語なのですが、九十九話づつしか収録されていません。百物語なので、百話通して読む(聴く)と怪異が起こるとの故事に習い、敢えて一話少なくしてあるのかと思っていたら果たしてその通りです。しかし第一巻の初版には百話掲載されていたらしいのです。当然「なにか」が起こり、それ以降は九十九話で止めてあるということです。図書館の検索で初版本を見つけて借りようと予約したのですが、いつまでたっても予約確認の連絡が来ず…、単に借りパチされてたんでしょう。
 全て短い話しで、九十九話でも通して読むと結構ヤバくなります。頭がソッチにいってしまって、トリップした状態になります。読むドラッグというか…。それ以降に「呪怨」などが流行ったように思います。
 筆者は大芸大出身の2人。木原浩勝 中山市郎。深夜の恐怖の百物語もプロデュースしてますね。
 話しの大部分が関西圏なので、知ってる場所が多く、「げ!」と思ってしまいます。
 そして「東京伝説」。こちらも前からあるのですが、この間から読んでます。多分6冊くらい出てる筈。
名前から分かるように都市伝説を集めたものです。お化け関係は一切出てきません。どっちかっちゅうと、こっちの方がリアル怖いです。特に一人暮らしの女子は読まない方が…。いや、防犯上読んだ方がいいかもしれない。微妙なとこです。
まあ、怖いというか不快かも知れません。
 
 どちらの本も周波数の合う人ははまります。
 新耳袋
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 東京伝説
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