
年に何回かは人に勧めたくなる映画に出会う。
諸事情により、しばらく映画を見られてなかったが、なんとか滑り込みで観た「カメラを止めるな!」もそうであった。ちょっとなめてかかったら、アンジョウやられた感じ。
で、今回はちょっと期待してたら、その期待を軽く上回ってくれました。
似せて寄せることに重きは置かないけれど、四人ともホンモノにしか見えない。
いや、フレディについては、最初はかなり違和感あったのだけれど、途中からフレディ以外の何者でもなく、ホンモノを思い出せなくなってくる。
奇跡のボーカルはどうしてるんだろう。
スタジアムの数万人のオーディエンスはCGIだとしても。
この憑依芸はあの「シド・アンド・ナンシー」のゲイリー・オールドマン以来かな。
事実と違うとか、脚本が陳腐とかいう評価もあるけれど、映画なんだからこれで良いと思う。
確かに、フレディのソロ・アルバム「Mr.バッドガイ」の時はあんなにメンバー間が険悪じゃなかったように思う。
けど・・・あ、あんまり書くとネタバレになるからやめよう。
ご存知のようにフレディはゲイでHIVで亡くなってる。
※あの当時は、次はエルトン・ジョンかな、とか不謹慎な噂をしてたことを懺悔します。
今となっては、LGBTについて考えさせる作品にもなっております。
もう一回観に行こうかな。
★★★★★