今更ながら読む…。しかも、借りて。
東京タワー
最近はビジネス書みたいなものしか読めないので、ちゃんとした(?)本をちゃんと読んだのは久しぶりだ。
そろそろ、テレビドラマ化も始まるのでしょうか。テレビはHDDで録画したものとWBSくらいしかみていないので分からないのですが。
映画版はオダギリ・ジョーなんですよね。オカンは誰やったかな。しかし、オダギリ・ジョーはないやろ、オダギリは。かっこよすぎとはおもわんけど、リリー・フランキーの視点には立てんだろう(僕も知らないわけだが)。
しかし、良かった。
「ボク」が芸術系大学に入った辺りから、「これっ、僕やん!」と思ってしまった。ま、そういう同年代も日本中に5万人くらいいるのだろうが。芸大でアカンタレで自堕落で、ロクデモナイ友達ばっかで…。
でも、「ボク」の方が圧倒的に大人でした。母子家庭のハンデは僕にはないし。
「青春の蹉跌」なら負けないが。
あの時代の東京に対する憧れとせつなさ…。良かった本はちゃんと買おう。
この後、リリー・フランキーはどうするんだろう。この作品を越えなければいけないとなると、これはキツイだろうなあ。
まあ、あとは「おでんくん」で頑張るか。