
それほど多く観てないけど、アクションもさることながら演技力の確かさに舌を巻く、ジェット・リーの文芸作。
ジェット・リーがスーパーアクションスターのオーラ、激しさ、ケレンなどを一切封印して魅せる佳作。
あのジェット・リーが真面目一辺倒しかとりえない、中年のオッサンになっています。
静かな静かな・・・映画。奇を衒ったところの全くない、正統派ともいうべき演出とカメラワーク。
悪いけど、スタローンやシュワちゃんじゃ無理でしょうね。
ターフー(息子)を演じているウェン・ジャンも素晴らしい。
自閉症と言えば、「レインマン」のダスティン・ホフマンと”確実に”比較されると思うけど、その重圧を完全に覆してます。
これも淡々と演じて素晴らしい。
泣くという意見も多いし、そのとおりなんだが、ボクとしては心に沁みいる・・・と表現したい。
あと、サーカスのクラウン・リンリン役グイ・ルンメイが必要以上に可愛すぎて、コレも( ;∀;)泣ける!
観るべし!!
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