映画レビュー:127時間  いろいろとヤヴァイ映画、でもオススメ


ダニー・ボイル
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日:2012-01-07

福井のS君のオススメ。S君、毎度ありがとうヽ(^。^)ノ

タイトル聞いたときとはピンとこなかったけど、5分くらい観て思い出した。
これは予告で観たいと思ってた映画じゃないか。すっかり忘れてたよ。

主演はジェームズ・フランコ。スパイダーマンでピーターの親友を演じてました。

スパイダーマンでもトビー・マグワイアに負けない印象を残してましたが、特にうまいとは思わなかった。思わせないところがすごいのかな。

この映画では主役だし、まともにうまさを発揮してます。

同じ印象なのが、「スピードレーサー」でコミックの主人公をケレン味たっぷりに演じたかと思えば、「イントゥ・ザ・ワイルド」で素晴らしい静の演技を見せたエミール・ハーシュ。

この映画、ほとんど、セリフのある俳優が出てこないので、まさにフランコの独擅場というか一人芝居です。

本作は実話をもとに作られています。

究極の状況で見せる人間の強さには視線を逸らすことができません。本来ならば直視できないようなシーンも出てきますので、未見の人は一応覚悟してください。こういうのに強い人と弱い人がいると思います。

ネタバレではなく、親切心から『グロ注意!』

ボクは別の意味でキツイ。閉所が苦手なもんで。

主人公は、アメリカのユタ州にある峡谷を自転車で疾走し、縦横無尽に駆け回るのが趣味。ある意味スパイダーマンみたい。

このブルー・ジョン・キャニオンという場所が又めちゃめちゃ美しい。別の惑星みたい。
しかし調子よく遊んでいた、このスパイダーマンは壁登りに失敗して、クラックに滑落。落ちてきた大岩と岩壁の間に右手を挟まれてしまい、文字通り抜き差しならない状況に追い込まれてしまいます。

食料も水も少ししかなく、寒暖の差が激しい峡谷で徐々に死が迫ってくる・・・。幻聴幻覚と戦いつつ、どのように命の糸をつなぐのか。

監督はトレインスポッティングのダニー・ボイル。

佳作、是非!!

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