山の中に現れました
現地に到着するまでに、なんだかだとありまして、予想外に日記が2分割になってしまいました。
大波のように度々襲い来る歯痛と戦いながら、ワインディングロードとトンネルをいくつも越えて、やっと見えてきました。
想定していたよりは、駐車場の車の数は少ない感じ。
でもジモティであるSさんとTさんは逆に、驚いていたようです。なんで、こんなとこにこれだけの車と複数の警備員が???と。
なまじ昔から知っているからでしょうね。
土産コーナーとレストランが分かれています。
入り口のリストに氏名と人数を書いて、しばらく待ちました。
待っている間に店内外をいろいろと見たので、並んだ感もなく、無問題です。
尋常じゃない大きさ
普通は並んでいる間にオーダーをとって、少しでも回転をあげようとするものだけど、のんびりしてますね。
着席してからメニューを見ました。それまでに確認してたので、すぐに注文しましたが。
なにせ、歯が痛いので、定食はムリ。味噌汁・おからなど大豆ずくしの精進料理です。
しかし何が何でも厚揚げは食わなければならない。思い切って1枚単品で頼みました。いくらでかくても厚揚げ1枚ですから、量的に食えなくはないのですが、いかんせん歯痛が予断を許しません。
いざとなったら、女性二人に泣きつきます。
その二人は一枚を半分ずつ食べて(半分でも注文できますが、1枚を二人で分けたほうが安い)、ご飯と味噌汁も付けました。
待つことしばし・・・やはりオーダーしてから揚げるのですね。
サイズ比較のため、引いて撮りました。
そして、さらにシズル感を誘うビジュアル。
揚げたてで熱々。これはやはりこの場所で食べないと値打ちがないでしょう。
このまま何もつけなくても美味しいのですが、ご飯と一緒に食べるには調味料があった方が良いかと思います。
調味料は「福井塩」と「専用タレ」。
試したのはプレーン・塩・タレの順。
どれもナイスです。
想像はつくでしょうが、厚揚げなんだけど厚揚げではない。
スーパーサイヤ揚げとでも言いましょうか。
ところが、何の因果か食べる直前、箸を持った瞬間に歯に激痛が。
bull shit!!! ・゚・(つД`)・゚・
しかし、絶対食う。意地でも食う。
まさに意地で食いました。半分。
初期段階でお願いして、二人に半分とってもらいました。
こんな柔らかいものに七転八倒ですわ。
でも、外はカリッとして非常に香ばしいんですけどね。
消化はいいのに、精神的には消化不良で、リベンジを誓ったのでした。
福井名物 お次の番だよ
以上が朝ごはんらしいです。ブランチタイムなんですけどね。
一旦バンド練習をしていたS君をピックして、次の目的地へ向かいます。
といっても、どこに向かってるのかわからないんですけど。楽しいドライブ。歯の痛みがなければ(しつこい)。
女性二人は不甲斐ないボクのお陰で結構満腹だったのですが、前からのボクのリクエスト、越前蕎麦を食べさせてくれようと、人気店に向かっているようです。申し訳なす。
救いは空腹のS君が同乗していること。
もう一度一人で行けと言われても絶対ムリな立地のお店。住宅地というか、村の人しか通らないんじゃないの?というか。
けんぞう手打ちそばさんです。
少し時間が遅かったせいか、待たずに入れました。でも、外のベンチの数を見ると、やっぱり並ぶ店なんでしょうね。
店内は普通の民家そのまま。ふすまをはずしてるだけみたいな感じ。
4人みんなで食べる感じで、一つの大ざるで頼みました。
こちらは出てくるのが速い。常に作っているのでしょう。
回転も早いし、次から次からお客さんが。
店員のお姉さんも沢山いるので、待たせません。
こんな感じで。
わんこそばじゃないけど、これくらい一瞬でなくなります。
まずはだいこんとめんつゆの合わせたものをぶっかける感じで。
この器が良く冷えていて、それもうれしいです。
うまいか?うまいに決まってるでしょ。
コシが凄い。これで歯が良ければ(・_;)おしい。
↑この写真の左に見えている器は、辛味大根の汁です。
辛い物好きとしては、つけ汁のロマネ・コンティですわ。
このあとはこれに少しお出汁を足して頂きます。
んー、思ってたほど辛くない。やはり大根の季節は冬ですよね。
こちらもちょっとリベンジしたい。
でもでも、念願の蕎麦を辛味大根で食せるというのは、これ以上ない贅沢。いうことないです。
若干、痛みが収まってたこともあり、さっき、ほとんど厚揚げも食べることができなかったので、おそばの追加をしました。
これで、ゆっくりとぬる燗と一緒に食えたら、極楽なんですけどね。
(;´∀`)
そのあと、これまた古民家を改造したカフェでまったりしたあと、敦賀まで自動車で送ってもらって帰路につきました。
関係ないけど、敦賀の町って、なんかあちこちに松本零士キャラの銅像があって、水木しげるロードみたくなってますね。
どっちの企画設営が早いのかは知りませんが。
又、行きたい、福井の旅でした。