シリーズ3作目です。
著者の実体験に基づく小説ですが、第一作からあまりにも劇的(ご都合主義?)すぎて引いてしまう嫌いもあるかもしれません。
しかし、それでも引きこまれてしまいます。多分、映像化されたら無理でしょうが。
今回も舞台がアメリカだから、まあいいかと思えるような展開です。
2ページに一回の割合で感激のあまり誰かが泣いている感じ。
今回のポイントは「4つのマトリックス」。
・ポジティブ自立
・ポジティブ依存
・ネガティブ自立
・ネガティブ依存
これらがどう関係して何を表すかは本書を読んでください。
ちなみに、これ自体は著者のオリジナルではありません。
自分自身がどれかに当てはまるのですが、血液型のエセ科学(占い?)よりは100億万倍いいです。
最新書なので、東日本大震災にも少し触れられています。
なんと言っても、震災・津波・原発禍が日本の一つのエポックです。
それ以前とそれ以後で心の持ち方が変わったことははっきりとしているのではないでしょうか。
著者のお得意のお金としあわせの関係。
しばらくは素直に勉強してみるつもりです。