プロインタビュアー吉田豪氏がプロレス格闘技関連の一癖二癖五癖くらいあるチョイスでまとめた本なので、間違いはない。もっとも好事家向けではあるのだが。
かなり昔に「紙プロ」に掲載されたものの再録ではあるけれど、全く色褪せない。新鮮な面白さがある。
なんせ、最後の相手はマーシーだしwww すでに人間やめちゃってる感もあるマーシーではありますが。
やはり、時代の寵児ともてはやされた時代もあるし、もともといろんな意味で黒い(w)人だけあって、提供してくれるネタがめっちゃオモロイというかアブナイというか。さすがの吉田氏もかなり伏字のオンパレード。
サムソン・クツワダとか鶴見五郎とか・・・今の人(ファン)達は「歴史」としての認識だろうなあ。
プロレスラーらしく、どんだけ人生ガチンコやねん、という感じですね。二人とも。
あの故・サムソン・クツワダがこれだけオトコマエ(その上カール・ゴッチの直弟子!!)だとは知りませんでした、はい。
倉持アナウンサーのキラー振りを最初に発掘したのも吉田氏ですよねえ。確か。
この本「パート1」となってるけど「パート2」は出てるのかしら。
それと吉田氏はボクの大好きな山城新伍の若山・勝兄弟の本を文庫で再版プロデュースしてるんですよねえ。やっぱ、目が離せんは、吉田豪。
この男は実在する!