日別アーカイブ: 2012年6月19日

ジジイと言われようと、時代遅れと言われようと


佐藤さんのイメージ

言葉は時代とともに変わって行くという。

それはそうでしょう。。

しかし、なんでもかんでも簡単に変わってしまっては、徒に混乱を招く。

自然に淘汰されていくものはそれなりに流れというものがあると思う。

無理やり変えようとしたって変わるものではない。

FMのDJの勢いだけのトークは、全く聴くに耐えないものがあります。

無知不勉強による誤用を、まあいいじゃんと許すのも限度があるでしょ。

言葉を商売道具として食ってる人たちだから。

というか、意味的におかしいし、どうしても聴き過ごせないんです。

今日も、女性DJが「安室奈美恵さんが遂にやってこられます!」とか言ってるんですよ。

なにかぃ?安室奈美恵は外国の王族かなにかか?友好親善のためにお越しになるわけ?

違うやろ?商売でくるんじゃないの?やってくる、でいいやん。

キミたちと同じそっち側の人でしょ。なんでパンピーに向かって敬語なの?

あと、多すぎてウンザリするのが、歌手なんかがスタジオに来た時に「今日は○×さんに遊びに来て頂きました。」って。

これはね、二重に失礼ですよヽ(`Д´)ノプンプン

遊びに来たのか?広告宣伝にきてるんでしょ?100%仕事でしょ?

例えばね。TOYOTAでも日産でもなんでもいいけど、営業員が顧客の会社に営業できて、担当者に商品説明してるわね。

その担当者の同僚が横から「この人は何?」とか聞いた時、一生懸命営業してる人に向かって、「いや、遊びにきてるんですよ。」って言うのか?

仕事が至高のものとは言わないけど、少なくともリラックスして無責任に遊んでる状態と比較するとこの言い方はかなり失礼でしょ?

紹介された側も、なんでそのことに関してクレームをつけないのか、不思議で仕方がないよ。

仕事を遊びって言われてるのよ。

同じように聴いてる側にも失礼でしょ。

さらに言うとね。

歌手とかが同じように「私のライブに遊びにきてください。」とか言う。

遊びに来いって誘っといて、金とんなよ。

遊びに行くっていうのは行く側の論理ですよ。

ま、それはともかく。

何度か書いてる京都FMのわが敬愛するDJ佐藤弘樹さん。

いつも朝からミッドナイトなフンイキで最高のトークを聴かせてくれます。

テレビショッピングとかラジオショッピングとかありますよね。

カーラジオから流れてくると速攻チャンネル変えるんですが。

佐藤さんの番組内でもこの手のCMがあるんですよね。

今日のは秀逸だったwww なぜか?

大体この手の番組は、宣伝説明する人とDJが掛け合いでこれ以上ないクサイオーバーなアクション・エロキューションで寒々しく盛り上げ?るのが定番なのです。   

が。

そこは佐藤弘樹さん。いつもと同じというか、いつも以上に冷静に落ち着いた口調で相対する。

語尾にエクスクラメーションマークがまったく付かないwww

商品説明の女性が必死で感情に訴えかけようとしてるんですが、見事に全部スルー。

なんか聞いててちょっとかわいそうになってくるほど。

で、全く盛り上がらないまま、え?終わり?

でも・・・

不思議と、いつものクサイ演出を聞き慣れているからか、その商品に好感をもってしまってるんですよね。

うーん。恐るべし佐藤弘樹トーク。

違うかっw