さまぁ〜ず、が好きなら最高の映画でしょうね。
さまぁ〜ずは大好きなのですが、テレビをほとんど観ないし、最近の所謂バラエティ番組が好きになれず、唯一「モヤモヤさまぁ〜ず」だけリアルタイムで観てます。
この映画の存在を知らず、遅ればせながら鑑賞しました。
三村の等身大の存在感はいつも通りに、役にピタリとハマります。
一方、大竹も又、高田純次よりもひとでなし的な持ち味がいるだけで面白い、謎な男を好演。
所謂「ハゲ」がテーマなんですが、ふたりとも今のところ髪に不自由はしてませんよね。
まあ、だから良いのでしょうが。
逆にフットの岩尾では生々しすぎるし。
さまぁ〜ず。永遠の中学男子。
ホントに中学男子のアホさを純粋に保ってていいですぇ〜。
「モヤさま」を観てても、本来ボケ役の大竹が何でもそつなくこなす役回りで、三村は「何も満足にできない・知らない」キャラクターです。
なので、大竹が逆にツッコミます。
しかし、三村が漏らした感想などは、大竹は決して(完全な間違いで且つ余程面白くない限り)突っ込みません。
どんなぬるい言葉でも復唱するだけで、すべてに同調します。とても良いリズムと間です。
普通、漫才コンビは実は仲が悪いなどといいますが、このコンビだけは本当に仲が良いのだろうなと思わせて、変な感想ですが癒されるのです。
ま、「モヤさま」に関しては、3人めのさまぁ〜ず大江ドンが抜けちゃったのがマジで痛いのですが。
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ちなみに。
昔、永六輔の本で読んだのですが。
業界用語が一般化した「づら」という言葉。
これはカツラの事ではありません。
カツラよりもっとチープな俄とかに使うハリボテのカツラ「ボテ鬘」の略語です。
ま、いいですが。
ていうか、全く映画の感想文になってない(w
あ、最後に。
変わり果てた穂積ぺぺに気づいた自分はエライと思います。