縁日のくじ引きに当たりクジを入れずに営業していたテキ屋が逮捕されたそうです。
逮捕って凄いですね。
少し前には、大阪府吹田市の市民祭り(吹田祭り)に出店する新農組合の親分(元暴力団)が、地域の店舗に圧力をかけて「自分たちと同額で売れ。でなければ売るな」と時代劇のヤクザみたいな事を言ったらしいです。
いや、市レベルのイベントですよ。そんなこと言ったらどうなるかわからんのでしょうかね。
勿論、こちらも逮捕。
その他のテキ屋も出店できず。アホですね。
☆ ☆
そもそも縁日の屋台はご祝儀価格です。
綿菓子なんか、キザラ少々と割り箸のみ。入れるビニール袋にキャラクターを使用しているので、多分これが一番高額でしょう。変な感じですが。
(関係ないですが、縁日で売っているお菓子やお面まできっちりと版権が生きている日本て、結構凄いですね。)
それが定位置で毎日営業しているわけではないので、相場より高くなるのは分かります。
しかし、まったくの詐欺というのは頂けませんね。
それはそうとして、逮捕というのはなんかどうしてもギスギス感を感じてしまいます。
今はなくなりましたが、少し前まで大きな縁日では見世物小屋が出ていました。
小屋の看板にはこれ以上なくおどろおどろしく、大蛇を巻きつけた蛇女や、顔は人間で体が牛の兄妹などが描かれていました。
もちろん、中にはまったくそのような方はいらっしゃらないわけなんですが。
詐欺っちゃあ詐欺ですわね。
でも、そんな事で文句言う人はいません。
おおらかというか、狐と狸の化かし合い。
前者のシャレにならない恐喝行為は論外ですが、当たりクジっていうのはねえ。
ホントにwiiとか当たると思ってたんですかね。
被害者は1万円以上突っ込んで当たらないのでおかしいと思って警察に届けたらしいですが。
この被害者(と呼んでいいのか)にも全く同情はできない一件であります。