映画レビュー:レスラー  ミッキー・ローク も、サイコー(・∀・)イイネ!!


著者 :
NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
発売日 : 2010-01-15
ずっと観たかった映画。やっと観ることができました。

ミッキー・ローク大復活。演技も最高。

容赦無くリアルです。

役名が「ジェイク」なんで、明らかに蛇男ジェイク・ロバーツが下敷きモデルですね。
それにブレット・ハートとレジェンド・テリー・ファンクが振りかけられている感じ。

劇中の必殺技「ラム・ジャム」はあのDDTか。

ホントにリアル。

物心ついた時からプロレスを観てきた自分としても、全く文句のつけようがない。

アメリカっていやぁ、プロレスラー並のガタイを誇る俳優がワンサカいます。

日本だったら、古くは大前均・(安岡)力也・松田勝・・・くらいですかねえ。

演技はどうかというと、ちょっときついですが。

ミッキーは昔日本で客寄せパンダ的にプロボクシングの試合を行なって、猫パンチで疑惑の(?)KO勝利を飾って以来、なんだかなあ的な存在でした。

しかし、しかし、この映画の中ではもぉ、素晴らしい!!エクセレント!!

役柄も私生活もクズっぽいですが。

これを認めて、抱き込んでしまうWWEの懐の深さも劣らずスゴイけどね。

ミッキー・ローク、あんな体にできるかな。身長はどちらかというと低いけど。ボディビルダーじゃなくて、完璧にプロレスラーの体になってるよ。

ケーフェイではあってもホンマモン。これを認められない人は、それはそれで仕方ない。見解の相違としか言いようがない。

いや、これは己の人生をかぶせてしまうので、冷静に感想文を書くことができません。

ほんとにクズで、どうしようもなくて、娘にも絶縁されて・・・

明らかにスポーツではない。人生を引きずるボクシングとも又違う。

なんか、昔の芸人の世界に近いのかな。

破滅型というよりも、破滅そのもの。故・談志師がプロレスファンだったのも分かる気がする。

プロレス(ハードコア)に適性のない人とお子ちゃまは(見せられないシーンあり)、ダメですが、この映画が好きな人とは一晩呑めると思います。

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