映画レビュー:ダーリンは外国人


宇恵和昭
メディアファクトリー
発売日:2010-10-08

原作はシリーズ化されてて、何冊か読んでます。

当然ちゃあ当然だけど、主人公の二人はカワイイしイケメン。

しかし、なんか展開が遅くて平坦。集中力がとぎれます。

一連の小津作品なんか、あれだけ淡々と進んでいても画面に釘付けにさせるというのは、やはりスゴイことですねえ。

小市民的なナショナリズムをくすぐるエピソードの羅列に終わってないところはいいんだけど、なにか物足りない。

主人公の旦那のトニーはジャーナリストで大学の仕事もしているという設定がさらっと説明されるんだが、えらくいい暮らしぶり。

生活感のない一軒家に住んでます。

あんまり現実感がないです。そんなところにひっかかってしまう。

両親役の大竹しのぶと國村隼が出てないと、ちょっとつらい映画かな。

ダンテ・カーヴァー・・・それだけかい!

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